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【導入事例:在庫の見える化を実現】FutureStage 製造業向け生産管理システム

事例紹介

20年以上使い続けてきた基幹システムを「FutureStage」へリプレイス。「在庫の見える化」を実現し、製造業を取り巻く経営環境の変化に対応

高級自動車ブランドのオーディオ部品製造を行うパイオニアフアインテック株式会社様は、生産管理・在庫管理を中心とする基幹システムに「FutureStage製 造業向け生産管理システム」を導入しました。「FutureStage」導入により業務プロセスを変革することで「在庫の見える化」を実現。在庫回転日数を9日から7日へ短縮するなど、さまざまな 経営メリットを実現しています。

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このカタログについて

ドキュメント名 【導入事例:在庫の見える化を実現】FutureStage 製造業向け生産管理システム
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 663.7Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社日立システムズ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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FutureStage 製造業向け生産管理システム パイオニアファインテック株式会社 様 20年以上使い続けてきた基幹システムを「FutureStage」へリプレイス。 「在庫の見える化」を実現し、製造業を取り巻く経営環境の変化に対応。 高級自動車ブランドのオーディオ部品製造を行うパイオニアファインテック株式会社様(以下、 (写真左から) パイオニアファインテック株 パイオニアファインテック様)は、生産管理・在庫管理を中心とする基幹システムに「FutureStage 製 式会社 造業向け生産管理システム」を導入しました。「 FutureStage」導入により業務プロセスを変革 飛知和伸幸 氏、浅野勇 氏 することで「在庫の見える化」を実現。 在庫回転日数を9日から7日へ短縮するなど、さまざまな 株式会社日立システムズ 経営メリットを実現しています。 黒澤苑子、鈴木明彦   導入前の課題 導入後の効果 「FutureStage」および無線LANハンディターミ 属人的な在庫管理のため、正確な在庫数量を把握 ナルの導入で、正確な在庫数のリアルタイム把握を できない。 実現。 原材料および工程別在庫の正確な把握と、システム 帳簿在庫と実在庫があわず、年度末の経営数字の 上での一元管理により、正確な経営数値の取得を実 ズレが大きい。 現。 3 パッケージをベースに、柔軟なカスタマイズが可能基幹システムが老朽化しており、経営環境の変化 な「FutureStage」の導入により、変化に対応できや、新しい業務ニーズに対応できない。 るシステム基盤を実現。 日立システムズ「 FutureStage 製造業向け生産管理システム」 専用サイトはこちら http://www.hitachi-systems.com/ind/fs/fabrication/
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FutureStage 製造業向け生産管理システム 導入の目的 20年以上使い続けたシステムを改修し、経営 環境の変化に対応できるIT基盤を構築したい。 パイオニアファインテック株式会社  パイオニアファインテック様は、独自開発の基幹システムを20年以上にわたり使用し ていました。しかし、近年の経営環境の変化、および業務ニーズの変化に対応しきれない 設 立 : 2007年 9月 3日 資 本 金 : 5,000万円 ことから、システムのリプレイスを検討していました。 従業員数 : 45名( 2015年 8月現在)  特に大きな課題は在庫管理にありました。基幹システムに在庫管理機能はありました 代 表 者 : 代表取締役社長 小林 数男 が、現行業務プロセスがシステム開発当時とは大きく異なっており、機能を業務に使用 事業内容 : 精密機械部品の製造並びに販売/プラスチック金型 することができなかったのです。その結果、属人的な在庫管理に頼らざるを得ず、在庫不 の設計、製造、加工、修理、販売/プラスチックの 成形・塗装加工・2次加工業 足が生産ラインに影響しないよう多めに在庫を持つなどのムダが生じていました。ま た、手作業による在庫管理は、帳簿在庫と実在庫がかい離する要因でもあり、年度末には 多くの廃棄損が発生していました。経営および業務の両面において、基幹システムのリ プレイスは喫緊の経営課題になっていました。 選定のPOINT 管理部 部長 管理部 総務グループ 「FutureStage」なら、導入後に自社業務が 浅野 勇 氏 飛知和 伸幸 氏 どのように変わるかを明確にイメージできた。 システムリプレイス成功の要因は、  選定の結果、日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」が採用 日立システムズの対応力にありました。 されました。「FutureStage」は他社製品に比べ、画面や機能がよく作りこまれており、業 20年以上慣れ親しんだ業務とシステムを変えることは、 務がどう変わるのかをイメージしやすい点が評価されました。また、会社ごとに異なる 簡 単 な 作 業 で は あ り ま せ ん で し た 。し か し 、 細かな要望にも応えられる柔軟性を持つため、パッケージと業務の差異を調整できる点 「FutureStage」の柔軟性がこれまでのやり方と新しい が安心感につながりました。 業務のギャップをうまく吸収してくれました。また、プロ 「他社パッケージは、『業務にあわせて徹底的にカスタマイズする』という導入を提案し ジェクトを通して、日立システムズのSE鈴木さんには本 てきました。しかし私たちは、優れたプロセスに学びながら現行プロセスを改善したい 当にお世話になりました。現場メンバーの細かな要望を と考えていたので、FutureStageを軸に業務を変える日立システムズの提案を評価しま 吸い上げ、それを実現してくれる対応力、技術力にはとて した」(浅野氏)。「他社製品では、カスタマイズ費用がどこまで膨らむのかが不透明でし も助けられました。システムの本格活用はこれからです た。その点、FutureStageは費用面でも明確なイメージができ、安心できました」(飛知和 ので、今後も引き続きご支援いただきたいと思います。 氏)。  さまざまな製造業に豊富な導入実績を持つ「FutureStage」の汎用性の高さも評価さ れ、選定メンバーは満条一致で「FutureStage」の採用を決定しました。 導入の効果 現行業務の良さを生かしつつ、新しい業務プ ロセスへのスムーズな移行を支援します。 在庫回転日数を9日から7日に短縮! 現行EDIシステムとの連携でスムーズな移行を実現。 「FutureStage」 には、30年以上におよぶ製造業向け生 産管理システムのノウハウが凝縮されています。現行基  導入作業は、現行EDIシステムをそのまま残し、その他の基幹業務を「FutureStage」 幹システムからの移行実績も豊富にございますので、長 に置き換える形で行われました。「FutureStage」のEDI連携機能を利用することで、シ くお使いのレガシーシステムにお困りの企業さまは、ぜ ステム改修範囲や費用を抑える工夫がなされています。一方、在庫管理の適正化につい ひお気軽にご相談いただければと思います。 ては、無線LANハンディターミナルを10台新規導入するなど、積極的な投資が行われま した。端末選定から読み取りソフトウェアの開発まで、日立システムズがワンストップ 対応することで、スムーズなハンディターミナル導入が実現しています。  こうして、課題であった在庫管理には大きな改善効果が表れています。部品や原材料 はもちろん、半製品など工程別の在庫まで「見える化」が実現したことで、在庫回転日数 は9日から7日へと短縮されました。帳簿上在庫と実在庫の差異も今後解消され、経営数 字のかい離も改善されていく見込みです。 株式会社日立システムズ 株式会社日立システムズ営業 設計  今後、パイオニアファインテック様では、自動車部品業界特有の「3カ月内示」に対応し 黒澤 苑子 鈴木 明彦 たMRP(資材所要量計画)も「FutureStage」で行っていく予定です。20年以上使い続け た旧システムから「FutureStage」への移行はスムーズに実現しており、さまざまな経営 メリットをもたらしています。 ※FutureStageは、株式会社日立製作所の登録商標です。 HE-035-2.1 2016.03