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ワイヤレス給電装置や送信局近傍の電磁界測定に 【EHP-200A型 等方性電磁界測定器】

製品カタログ

9kHzから30MHzの電界または磁界の測定に

EHP-200Aは、9kHzから30MHzの周波数帯域における電界(0.02~1000V/m)または磁界(6mA/m~300A/m)を高精度に測定する等方性電磁界測定器です。付属のPCソフトウェアで制御し、光ファイバを通してリアルタイムで測定値をPCへ送信します。非常にコンパクトな筐体のため可搬性に優れ、光ファイバで通信を行うため、測定する電磁界に対してほとんど影響を及ぼさずにより正確な測定値を得ることができます。

LW、MW、SW放送の送信所近傍の測定、金属探知器など、9kHzから30MHz帯域の測定において、従来のアンテナでは物理的な寸法とケーブルの影響によって測定が困難であったところで威力を発揮します。

<特徴>
・非常にコンパクトな等方性センサ
・周波数範囲9kHz-30MHz
・スペクトラム解析機能
・PC上で光ファイバによるリアルタイム表示
・バッテリ駆動、最大12時間動作可能

<主なアプリケーション>
・LW、MW、SW放送の送信所近傍測定
・非接触給電装置の測定
・金属探知器などの測定


<Narda S.T.S.社製>

このカタログについて

ドキュメント名 ワイヤレス給電装置や送信局近傍の電磁界測定に 【EHP-200A型 等方性電磁界測定器】
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 979.5Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 東洋メディック株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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Narda Safety Test Solutions GmbH 社製 高周波電磁界測定器 EHP-200A 等方性電磁界測定器 「EHP-200A 等方性電磁界測定器」は、9kHzから30MHzの周波数帯域における電 界(0.02~1000V/m)または磁界(6mA/m~300A/m)を高精度に測定する等方性電 磁界測定器です。 寸法92x92x109mmの堅牢なケースの中に3軸の電界および磁界センサと信号処理 回路が収められており、周波数解析が可能です。内蔵のリチウムバッテリで最大12 時間動作可能です。 光ファイバケーブルでPCと接続し、付属のソフトウェアEHP-TSでコントロールしま す。 EHP-200はコンパクトな筐体であり、また光ファイバで通信を行うので、測定する電 磁界に対してほとんど影響を及ぼさず、より正確な測定値を得ることができます。 EHP-200はLW、MW、SW放送の送信所近傍の測定、金属探知器など、9kHzから 30MHz帯域の測定において、従来のアンテナでは物理的な寸法とケーブルの影響 によって測定が困難であったところで威力を発揮します。 ドイツNarda Safety Test Solutions社は、人体防護を目的とした電磁界測定器を作り 続けてきた、世界のトップメーカーです。 1
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EHP-200A 等方性電磁界測定器 概要 EHP-200A等方性電磁界測定器は9kHzから30MHzの周波数範囲における 電界および磁界を、測定対象の電磁界への影響を最小限に抑えて、正確 に測定します。 電磁界センサと測定回路がわずか92 x 92 x 109 mm の堅牢な筐体に収め られています。 3軸それぞれと合成値(現在値と平均値)が0.5dBの非常に優れたフラットネ スとリニアリティで測定されます。結果はV/m、A/m、μT、mW/cm2、mG、 W/m2、Ohm、% (選択した限度値に対する相対値)の単位で表示されま す。外部出力が選択された場合、単位はmVまたはdBmです。 EHP-200Aは最小分解能1kHzの内蔵スペクトラムアナライザで電界および 磁界の詳細な周波数解析を行います。ダイナミックレンジは80dBです。内 蔵のリチウムイオン電池で最大12時間の連続動作が可能です。 EHP-200AはPCまたは表示ユニット8053-Displayに光ファイバで接続してコ ントロールされ、測定結果はリアルタイムで表示されます。外部信号の周波 数スペクトラムを測定するための外部入力も備えています。 アプリケーション 労働環境の安全確認 いくつかの安全に関する法令によると、労働者の曝露は定められた限度値 を超えてはなりません。高周波数で動作する様々な産業機器からの放射は 労働者に対して潜在的な危険性を持っているかもしれません。そのような装 置付近の近傍界においては、安全基準を満たしているかどうかを判定する ために電界と磁界の両方を正確に測定しなければなりません。小さな筐体 に電界と磁界の両方のセンサを内蔵したEHP-200Aは9kHzから30MHzの周 波数範囲における正確な測定とスペクトラム解析を可能にする優れた測定 器です。小さな筐体と光ファイバでの接続により電磁界への影響を最小にし ます。 広帯域監視 EHP-200Aは、長波、中波、短波の放送局が発信する実際の電磁界の測定 に特に適しており、大きなアンテナ周辺の安全確認、放射方向のパワーコ ントロール、放送アンテナ機能の試験や近傍界と遠方界の境界を確認する のに役立ちます。 波動インピーダンス EHP-TS PCソフトウェア上で電界強度の合計値と磁界強度の合計値から 波動インピーダンスを計算することができます。この方法は、特に非線形で 散乱的な大きな放送アンテナシステムの近傍界に適しています。 金属探知機、RFIDから発生する電磁界 金属の有無を検出したり、物体を識別したり、盗難防止などにRFを活用する 機器から発生する電磁界を簡単かつ正確に測定することができます。 2
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EHP-200A 等方性電磁界測定器 E HP-TSソフトウェア EHP-200Aは光ファイバケーブル(最大40m)とUSB-OC 光USBコン バータでPCに接続され、EHP-TSソフトウェアでコントロールされま す。オプションの8053-OC 光RS232コンバータを使用することによ り、最大80mまで光ファイバケーブルを延長することもできます。 ユーザフレンドリーなグラフィカルインターフェースで全てのパラメー タ設定を行います。設定項目毎に5つのセクション(Mode、Span、 Modeセクションで検出モードを選択します。 Standard、Data、Style)にグループ化されています。 スペクトラム測定は絶え間なく表示され、アップデートされます。電界 と磁界スペクトラム両方を同じグラフに表示することも可能です。ま た、ウォーターフォール表示もでき、スペクトラムの時間的な変化を観 測することもできます。 Modeセクションでは、検出モード(電界のみ、磁界のみ、電磁界両 方)、プリアンプ、単位の設定を行います。 Spanセクションでは測定する周波数範囲、分解能帯域幅(RBW)の Spanセクションで周波数範囲、RBWを設定します。 設定、スケール(リニアまたはログ)の選択をします。 マーカ機能を含んだDataセクションは、マーカや最大ピーク位置の 電磁界強度と周波数と、表示されているスペクトラム全体の合計値を 表示します。また、測定結果の保存も可能で、ユーザのコメントととも にビットマップあるいはテキストファイルとして保存することができるの で、表計算ソフトやワープロソフトなどの他のソフトウェアに簡単にイ ンポートすることができます。 Dataセクションでマーカ操作と保存を行います。マーカ周 いわゆる予防原則に従い、多くの国で基準となる限度値が採用され 波数の限度値を表示することができます。 ています。Standardセクションでは、ICNIRPの限度値などが有効であ るのに加え、EHP-TSではユーザが独自のものや自国の法令に従っ た限度値を作成、保存することができます。限度値はグラフ上に表 示、あるいは測定結果を限度値で割ったパーセント値(%)として表示 することもできるので、曝露評価も容易になります。選択された限度 値の全ての値は保存されるビットマップまたはテキストファイルに含ま れます。 電界と磁界を同時にグラフに表示することができます。 ウォーターフォール表示でスペクトラムの時間変化を観測できます。 電力密度スペクトラムは測定された電界と磁界から計算 3D表示も可能です。 されるので、近傍界、遠方界いずれでも適用できます。 3
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EHP-200A 等方性電磁界測定器 主な仕様 EHP-200A 電界 磁界 磁界 外部入力 Mode A Mode B 周波数範囲 9 kHz ~ 30 MHz 9 kHz ~ 3 MHz 300 kHz ~ 30 MHz 9 kHz ~ 30 MHz @ 10 kHz RBW 0.1 ~ 1000 V/m 0.03 ~ 300 A/m 3 mA/m ~ 30 A/m -80 ~ 0 dBm 測定レンジ @ preamp. ON 0.02 ~ 200 V/m 6 mA/m ~ 60 A/m 0,6 mA/m ~ 6 A/m -94 ~ -14 dBm ダイナミックレンジ > 80 dB @ 10 kHz RBW 0,1 V/m 30 mA/m 3 mA/m -80 dBm 感度 @ preamp. ON 0,02 V/m 6 mA/m 0,6 mA/m -94 dBm 分解能 0.01 V/m 1 mA/m 0.1 mA/m 0.01 dB ±0.5dB@20V/m ±0.8dB@166mA/m ±0.8dB@53mA/m ±0.4dB@-20dBm フラットネス 0.1 ~ 27 MHz 0.15 ~ 3 MHz 0.3 ~ 27 MHz 楕円率 ±0.8 dB @ 1 MHz リニアリティ 0.5 dB @ 1 MHz from Full Scale to -60 dB FS 周波数スパン幅 0 ~ 30 MHz 分解能帯域幅 1 kHz - 3 kHz - 10 kHz - 30 kHz - 100 kHz - 300 kHz Rejection to E- Field --- > 20 dB > 20 dB --- Rejection to H- Field > 20 dB --- --- --- 校正 Internal EEPROM 温度エラー 0.02 dB/℃ 一般仕様 外部入力 50Ω; type MMCX プリアンプ 14 dB、ON/OFF 選択可 V/m、A/m、µT、mW/cm2、W/m2 表示単位 (追加単位 mG、Ohm および制限値に対する%が 付属のコントロールソフトウェアで可能) 光接続 光ファイバ、最大長 80m (40m、USB-OC の場合) 内部バッテリ 3.7 V - 5.55 Ah リチウムイオン、充電式 バッテリ駆動時間 > 12 時間 (充電時間:約 8 時間) 外部電源 10 ~ 15 VDC、560 mA ファームウェアアップデート 光ファイバ経由 動作温度 -10 ℃ ~ 50 ℃ 保管温度 -20 ℃ ~ 70 ℃ 寸法および重さ 92 x 92 x 109 mm ・ 580 g 推奨校正間隔 24 ヶ月 原産国 イタリア 光ファイバケーブル 10m、光/USB コンバータ、小型三脚、延長棒、 付属品 EHP-TS PC ソフトウェア、AC アダプタ、キャリングケース、校正証明書 * 本カタログの内容は2018年5月現在のものです。仕様・性能は改良のため予告なく変更することがあります。ご注文の際には最新の内容をご確認下さい。 Narda S.T.S.社 日本総代理店 環境事業部: 〒162-0813 東京都新宿区東五軒町2-13 kankyou@toyo-medic.co.jp TEL: 03-3513-7403(直通) FAX: 03-3268-0264 http://www.toyo-medic.co.jp/keisoku TEL: 03-3268-0021(本社代表) 4 201805