カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(3.8Mb)

スイングシリンダ

製品カタログ

このカタログについて

ドキュメント名 スイングシリンダ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 3.8Mb
関連製品
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社コガネイ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
電磁弁Fシリーズ
製品カタログ

株式会社コガネイ

この企業の関連カタログの表紙
電動コンプライアンス
製品カタログ

株式会社コガネイ

この企業の関連カタログの表紙
電動三爪ハンド
製品カタログ

株式会社コガネイ

このカタログ(スイングシリンダ)の内容


Page 1:独創的なアイデアにより、直線運動と揺動運動の機能をシ ン プ ル に 一 体 化直線運動と揺動運動を交互、または同時に得ることができるスイングシリンダ。いままでは、このような複合的な動きを得るには別々のユニットが必要でしたが、スイングシリンダはこれを一体化するとともに使い易さもプラスしました。シリンダ径はφ25・φ40、揺動角は45度、90度、135度、180度です。特長1.直線と揺動の動作に別個のユニットを使った場合に比べ、大幅な設計工数の削減ができます。2.揺動角度の微調節機構付で、任意の角度が設定できます。3.ピストン部に球面軸受を内蔵し、軽くスムーズな揺動運動が得られます。4.シリンダ部、揺動部共センサスイッチが取付可能で、制御もきわめて、容易になっています。スイングシリンダ6522014_10

Page 2:N構成揺動部実効トルクシリンダ部推力空気消費量基本形シリンダ径φ25,φ40揺動角度 45°,90°,135°,180°センサシリンダフランジ形 ロッド先端スクエアN・mSDA25 ×□−□SDA40 ×□−□0.1670.4610.2940.7350.4221.010.5491.2940.6671.5590.7941.8340.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7空気圧力 MPa形式SDA25×□-□SDA40×□-□□7.4□13押側引側押側引側 490 43612501087 49 43.6 125 108.7 98 87.2 250 217.4 147 130.8 375 326.1 196 174.4 500 434.8 245 218 625 543.5 294 261.6 750 652.2343305.2875760.9392348.81000869.6441392.41125978.3ピストンロッド径mm動作受圧面積mm20.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9形式cm3/ 往復(ANR)●シリンダ部●揺動部SDA25×15-□SDA25×25-□SDA25×50-□SDA40×15-□SDA40×25-□SDA40×50-□SDA40×75-□SDA40×100-□ 44 731451111853705557405896192148246492738983 72 120 240 184 307 613 9201230 87 144 288 221 368 73511101470 101 168 336 258 429 85812901720 116 192 384 294 490 980147019600.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7空気圧力 MPa形式cm3/ 往復(ANR)SDA25 ×□ -45SDA25 ×□ -90SDA25 ×□ -135SDA25 ×□ -180SDA40 ×□ -45SDA40 ×□ -90SDA40 ×□ -135SDA40 ×□ -180 7.5 14.9 22.4 29.8 17.4 34.8 52.3 69.7 9.9 19.9 29.8 39.7 23.1 46.2 69.6 92.7 12.4 24.8 37.1 49.5 28.9 57.7 86.8 115.7 14.9 29.7 44.5 59.3 34.6 69.2 104.1 138.6 17.3 34.6 51.6 69.2 40.3 80.6 121.3 161.6 19.8 39.5 59.3 79 45.1 92.1 138.6 184.60.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7空気圧力 MPa空気圧力 MPa形式負荷と使用空気圧力から必要な推力を求めて適切なシリンダ内径を選定してください。表中の数値は計算値ですので負荷との比率(負荷率= )が70%以下(高速の場合は50%以下)となるような内径を選定してください。負荷計算値N・m20.1MPa空気圧力実効トルク0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.710.20.40.60.8SDA25×□-□SDA40×□-□6532014_10

Page 3:スイングシリンダ注文記号仕様リード線長さA:1000mmB:3000mmシリンダ径×ストロークスイングシリンダSDA 25×50 − − −− −センサスイッチの数1 1個付2 2個付ロッド先端仕様無記入 おねじN スクエア (めねじ付)揺動角度45:45°90:90°135:135°180:180°センサスイッチの形式●揺動部取付無記入 センサスイッチなしZC130 無接点タイプ 2線式表示灯付 DC10〜28VZC153 無接点タイプ 3線式表示灯付 DC4.5〜28VCS5T 有接点タイプ 2線式表示灯なし DC5〜28V AC85〜115VCS11T 有接点タイプ 2線式表示灯付 DC10〜28Vセンサスイッチの形式●シリンダ部取付無記入 センサスイッチなしZG530 無接点タイプ 2線式表示灯付 DC10〜28VZG553 無接点タイプ 3線式表示灯付 DC4.5〜28VCS3M 有接点タイプ 2線式表示灯付 DC10〜30V AC85〜230VCS4M 有接点タイプ 2線式表示灯付 DC10〜30V AC85〜115VCS5M 有接点タイプ 2線式表示灯なしDC3〜30V AC85〜115VCS2F 有接点タイプ 表示灯付 AC85〜230VCS3F 有接点タイプ 表示灯付 DC10〜30VCS4F 有接点タイプ 表示灯付 DC10〜30VCS5F 有接点タイプ 表示灯なし DC3〜30Vセンサスイッチの数1 1個付2 2個付3 3個付……リード線長さ(CS□Fは除く)A:1000mmB:3000mm使用流体使用圧力範囲 MPa保証耐圧力 MPa使用温度範囲 ℃給油シリンダ部揺動部形式項目基本形式仕様角度作動形式使用速度範囲 mm/sクッション配管接続口径 Rcストローク公差 mm作動形式揺動角度範囲バックラッシュクッションシリンダ径×ストローク注1mm許容エネルギー注2 J配管接続口径 Rc揺動時間注1(0.5MPa無負荷時) s実効トルク(使用圧力0.5MPa時)N・m-45空気0.2〜0.71.030〜60不要複動形50〜500両側あり(ゴムバンパ方式)1/8揺動角調節付複動形ピストンタイプ(ラックピニオン方式) 1 00.549 1.29420°〜105°3.5°0.002(0.006)1/82.5°0.006(0.02)45°〜105°0.2〜0.5 0.2〜0.5なし16×6.3 16×12.6 16×18.9 16×25.2 20×9.4 20×18.8 20×28.3 20×37.70.4〜0.8 0.4〜1.0 0.2〜1.0 0.2〜1.2 0.4〜1.8 0.4〜2.5100°〜195° 135°〜195° 20°〜100° 80°〜100° 100°〜190° 170°〜190°-90 -135SDA25×□ SDA40×□-180 -45 -90 -135 -180注1:仕様角度の場合です。 2:許容エネルギーの( )内は、ロッド先端仕様がスクエアの場合です。取付金具無記入 取付金具なし3 フランジ金具付●出荷時に取付金具は添付となります。●全てのスイングシリンダにはあらかじめマグネットが装備されていますので、センサスイッチを取り付けるだけでセンサシリンダとしてご使用になれます。●CS□FはDIN式コネクタ付。 それ以外はすべてグロメットタイプです。●センサスイッチの詳細は総合パーソナルカタログをご覧ください。6542014_10

Page 4:AA'ボールベアリング 揺動部本体 ロッドカバーシリンダチューブシリンダ部ピストン スタッドリングヘッドカバーバンパマグネットウェアリングシリンダ部ピストンパッキンガスケットCガスケットBロッドパッキンブッシュピストンロッドエンドカバー 揺動部ピストン※ラック※ピニオン シールワッシャ角度調節ねじロックナットガスケットAマグネット揺動部ピストンパッキン※備考:揺動部ピストンとラックは別体です。A−A'断面図内部構造と各部名称主要部材質シリンダ径とストローク質量●シリンダ部 ●揺動部シリンダチューブシリンダ部ピストンピストンロッドロッドカバーヘッドカバースタッドリングウェアリングパッキンバンパマグネット材質ステンレスチューブアルミ(アルマイト処理)硬鋼(硬質クロムめっき)アルミ(アルマイト処理)硬鋼(ニッケルめっき)特殊鋼(SDA25は樹脂)合成樹脂合成ゴム樹脂マグネット品名SDA25×□-□SDA40×□-□標準ストローク15 25 5015 25 50 75 100製作可能最大ストローク150300形式揺動部本体エンドカバーピニオンブッシュラックボールベアリングパッキンマグネット材質アルミ(アルマイト処理)合成樹脂軸受鋼合成ゴム樹脂マグネット品名mmkg※センサスイッチ質量は、ホルダを含むセンサスイッチ1個の質量です。計算例:SDA25×50 − 90にフランジ金具、センサスイッチ(ZG530:2個, ZC130:2個)付の質量は、0.55+(0.0009×50)+ 0.17 +(0.030×2)+(0.022×2)= 0.869kg0.12〜0.7{1.2〜7.1}ゼロストローク質量ストローク1mm毎の加算質量フランジ金具の質量シリンダ部のセンサスイッチ質量ZG5□□,CS□MCS□FZC1□□CS5TCS11T揺動部のセンサスイッチ質量項目 形式 SDA25×□-45,90 SDA25×□-135,180 SDA40×□-45,90 SDA40×□-135,1800.550.00090.17 0.230.00210.71 1.10 1.340.0300.0600.0220.0220.0226552014_10

Page 5:AHNAEMLAD4-APZMAX.ZMAX.13(二面幅)15(対角)HJ3AG AJ6.513CB D+ストロークE FA+ストロークWAFφUGRc1/8シリンダ部配管接続口Rc1/8シリンダ部配管接続口2-揺動角度調節ねじM8×1.25AQSDA25は2個所(ロッド側)SDA40は4個所Iニ面幅K □VXPQφYRc1/8揺動部配管接続口Rc1/8揺動部配管接続口BT□VRS寸法図(mm)●基本形●ロッド先端スクエア仕様(-N)注:( )は、-45, -135の場合。SDA25×□-45, SDA25×□-90SDA25×□-135, SDA25×□-180SDA40×□-45, SDA40×□-90SDA40×□-135, SDA40×□-180A133133154154B29293434C44445252D60606868E4466F5566G19192222H18182323I12121919J5588KM8×1M8×1M14×1.5M14×1.5L 90115112150M44445454N 34 34 41.5 41.5記号形式SDA25×□-45, SDA25×□-90SDA25×□-135, SDA25×□-180SDA40×□-45, SDA40×□-90SDA40×□-135, SDA40×□-180P30303636Q 63 88 83121Rφ8φ8φ15φ150-0.0220-0.0220-0.0270-0.027SM4×0.7 深さ6M4×0.7 深さ6M6×1 深さ8M6×1 深さ8T18182525U26.426.441.641.6V 7.4 7.4 13 13W20203232X38384848Y45456464Z注11.6(18.6)11.6(18.6)11.2(18.2)11.2(18.2)記号形式SDA25×□-45, SDA25×□-90SDA25×□-135, SDA25×□-180SDA40×□-45, SDA40×□-90SDA40×□-135, SDA40×□-180AD25253838AE25253838AF42425454AG881111AH22222727AJ————3030APM5×0.8 深さ10M5×0.8 深さ10M6×1 深さ10M6×1 深さ10AQφ6.6 座ぐりφ11 深さ6.3φ6.6 座ぐりφ11 深さ6.3φ6.6 座ぐりφ11 深さ6.3φ6.6 座ぐりφ11 深さ6.3記号形式注:図はSDA40の場合6562014_10

Page 6:BHNMBFLBDZMAX.ZMAX.13(二面幅)15(対角)HJBG6.513CB D+ストロークE FA+ストロークφUGRc1/8シリンダ部配管接続口Rc1/8シリンダ部配管接続口2-揺動角度調節ねじM8×1.25Iニ面幅K □VXPQφYRc1/8揺動部配管接続口Rc1/8揺動部配管接続口BT□VRSBEBC84-BP寸法図(mm)注:( )は、-45, -135の場合。SDA25×□-45, SDA25×□-90SDA25×□-135, SDA25×□-180SDA40×□-45, SDA40×□-90SDA40×□-135, SDA40×□-180A133133154154B29293434C44445252D60606868E4466F5566G19192222H18182323I12121919J5588KM8×1M8×1M14×1.5M14×1.5L 90115112150M44445454N 34 34 41.5 41.5記号形式SDA25×□-45, SDA25×□-90SDA25×□-135, SDA25×□-180SDA40×□-45, SDA40×□-90SDA40×□-135, SDA40×□-180P30303636Q 63 88 83121Rφ8φ8φ15φ15SM4×0.7 深さ6M4×0.7 深さ6M6×1 深さ8M6×1 深さ8T18182525U26.426.441.641.6V 7.4 7.4 13 13X38384848Y45456464Z注11.6(18.6)11.6(18.6)11.2(18.2)11.2(18.2)0-0.0220-0.0220-0.0270-0.027記号形式SDA25×□-45, SDA25×□-90SDA25×□-135, SDA25×□-180SDA40×□-45, SDA40×□-90SDA40×□-135, SDA40×□-180BC44445454BD30304040BE75759090BF60607070BG21212626BH 37.5 37.5 45 45BPφ5.5 座ぐりφ9.5 深さ5.4φ5.5 座ぐりφ9.5 深さ5.4φ6.5 座ぐりφ11 深さ6.5φ6.5 座ぐりφ11 深さ6.5記号形式注:図はSDA40の場合●ロッド先端スクエア仕様(-N)●フランジ金具付6572014_10

Page 7:無接点タイプ 2線式表示灯付無接点タイプ 3線式表示灯付有接点タイプ 2線式表示灯なし有接点タイプ 2線式表示灯付DC10〜28VDC4.5〜28VDC5〜28VAC85〜115VDC10〜28Vセンサスイッチ形式ZC130ZC153CS5TCS11Tリード線長さAB基本形式-SDAシリンダ径2540無接点タイプ 2線式表示灯付無接点タイプ 3線式表示灯付有接点タイプ 2線式表示灯付有接点タイプ 2線式表示灯付有接点タイプ 2線式表示灯付有接点タイプ−表示灯付有接点タイプ−表示灯付有接点タイプ−表示灯付有接点タイプ−表示灯なしDC10〜28VDC4.5〜28VDC10〜30VAC85〜230VDC10〜28VAC85〜115VDC3〜30VAC85〜115VAC85〜230VDC10〜30VDC10〜30VDC3〜30Vセンサスイッチ形式ZG530ZG553CS3MCS4MCS5MCS2FCS3FCS4FCS5Fリード線長さAB————————基本形式-SDA-Sシリンダ径2540ZG530ZG553CS□MCS□F2個取付1個取付一直線上 位置をずらした場合202044151521151515センサスイッチ形式mm無接点タイプ・有接点タイプセンサスイッチセンサスイッチ取付可能最小シリンダストロークセンサスイッチの注文記号CS2F ZG553 ZC130 CS5Tセンサスイッチ取付最小シリンダストローク ●1個取付 ●2個取付●一直線上に取付けた場合 ●位置をずらして取付けた場合■揺動部(取付金具付)■シリンダ部(取付金具付)●取付金具のみの注文記号(揺動部) ●取付バンドのみの注文記号(シリンダ部)シリンダ径25:φ25用40:φ40用シリンダ基本形式センサタイプ無接点タイプセンサスイッチ(ZC130、ZC153)有接点タイプセンサスイッチ(CS5T、CS11T)C1 SDA−シリンダ径25:φ25用40:φ40用シリンダ基本形式SDA:CS□M、ZG5□□用S:CS□F用センサタイプG5:CS□M、ZG5□□用F:CS□F用−6582014_10

Page 8:リード線長さ22A:1000mmB:3000mmSDA25は22SDA40は24SDA25は20.5SDA40は29□153913φ6.535(27)SDA25は61.5SDA40は69SDA25は24.8SDA40は28.8A:1000mmリード線長さB:3000mm25SDA25は29.8SDA40は34.88SDA25は24.8SDA40は28.8A:1000mmリード線長さB:3000mm22SDA25は29.8SDA40は34.88SDA25は24.8SDA40は28.8A:1000mmリード線長さB:3000mm26SDA25は29.8SDA40は34.88センサスイッチの作動範囲・応差・最高感度位置寸法図(mm)●作動範囲:ℓピストンが移動してリードスイッチがONしてから、さらにピストンが同方向に移動してOFFするまでの範囲をいいます。●応差:Cピストンが移動してリードスイッチがONした位置から、ピストンが逆方向に移動してOFFするまでの距離をいいます。●シリンダ部●揺動部注1:リード線の反対側端面からの数値です。 2:コネクタ側端面からの距離です。作動範囲:R応差:C最高感度位置7〜10.51MAX.11注12.5〜4.20.7MAX.11注18〜121.5MAX.16注2センサスイッチ形式 CS□M ZG5□□ CS□Fmm注:リード線の反対側端面からの距離です。作動範囲:R応差:C最高感度位置注7〜9.51.5MAX.7センサスイッチ形式 CS5T10.5CS11T2.5〜40.2MAX.8.5ZC1□□mm最高感度位置ONRROFFC(応差)C(応差)OFF ON●シリンダ部 ●揺動部ZG5□□、CS□M ZC1□□CS□F CS5TCS11T6592014_10

Page 9:1.揺動部の出力(トルク)は十分に余裕をみてください。必要とするトルクが実効トルクの80%以下(変動負荷の場合は50%以下)となるような機種を選定してください。揺動運動で、負荷の質量が大きかったり揺動速度が速い場合には慣性負荷が大きくなり、許容運動エネルギーを超えることがあります。このような時はショックアブソーバなどを取付けてスイングシリンダには直接慣性力がかからないようにしてください。2.スイングシリンダの揺動角度には、45度、90度、135度、180度があり、いずれも下表の範囲内で揺動角度の調節が可能です。選定と揺動角度選定取付姿勢は自由ですが、垂直方向に取付ける場合は負荷をピストンロッドの中心で受けるようにし、偏荷重がかからないようにしてください。また、ピストンロッドに横荷重がかかる場合は下表の値以下としてください。取付1.ピストンロッドの平面は、次のように調整されて出荷されます。 〈90゜、180゜仕様〉両揺動端でのピストンロッドの平面と揺動部取付面とは、平行になります。〈45゜、135゜仕様〉揺動部センサスイッチ取付面を上面にして、ピストンロッド側より見た場合左揺動端時には、下記図のようになります。2.スイングシリンダは、揺動角度が容易に調節できます。ロックナットをゆるめ、調節ねじを右(時計回り)に回すと揺動角度は小さくなり、左(反時計回り)に回すと大きくなります。備考:上記以外の揺動角度と揺動端でのピストンロッド位置関係を指定されたい場合は最寄りの弊社営業所へご相談ください。備考:上記図は揺動部左揺動端時(出荷時調整済み)の状態を表しています。 注:カッコ内の揺動角度範囲は揺動角度調節ねじによって調節できる最小角度と最大角度を表しています。但し、最大角度に調節した場合、揺動角度調節ねじが、揺動部本体から長く突出しますので、ご注意ください。なるべく、仕様角度に合った使用をお願いします。ただし、揺動角度を大きくする方向に調節する場合、調節ねじを揺動部端面から下表の数値以上に突出させないでください。配管ポートAにエアを供給するとA方向に揺動し、センサスイッチAがONします。また、配管ポートBに供給するとB方向に揺動し、センサスイッチBがONします。揺動角度の調節と揺動時間取扱い要領と注意事項1.運動エネルギーが大きすぎると、シリンダの破損につながります。必ず許容エネルギー以下で使用してください。2.運動エネルギーについての詳細は別冊総合パーソナルカタログ前付92ページ「2.ロータリアクチュエータの選定」をご覧ください。1.強いラジアル荷重やモーメント荷重、回転軸の偏心および過大な慣性負荷はスイングシリンダの作動不良や破損につながりますので、必ず対策を施してください。2.ピストンロッドとブッシュには多少のガタがありますので、揺動時にはふれが発生することがあります。長ストロークや、横荷重のかかる場合はふれが大きくなりますので注意してください。揺動角度範囲20°〜105°45°〜105°100°〜195°135°〜195°20°〜100°80°〜100°100°〜190°170°〜190°形式SDA25×□-45SDA25×□-90SDA25×□-135SDA25×□-180SDA40×□-45SDA40×□-90SDA40×□-135SDA40×□-180ストローク mm形式SDA25SDA40 15 6.9 16.7 25 5.9 15.7 50 4.9 13.7 75 — 11.8100—9.8N許容横荷重形式 仕様角度SDA25SDA40 45゜,135゜18.618.2 90゜,180゜11.611.2mm揺動角度45°22.5°揺動角度135°67.5°左揺動端のロッド位置右揺動端のロッド位置SDA2590°仕様(45°〜105°) 90°仕様(80°〜100°)180°仕様(135°〜195°) 180°仕様(170°〜190°)45°仕様(20°〜105°) 45°仕様(20°〜100°)135°仕様(100°〜195°) 135°仕様(100°〜190°)SDA40センサスイッチAセンサスイッチB揺動角度調節ねじBロックナットシールワッシャ配管ポートA揺動角度調節ねじA配管ポートB揺動方向A 揺動方向B6602014_10

Page 10:X X1.スイングシリンダには、SDA25では最大3.5゜、SDA40では最大2.5゜のバックラッシュ(揺動端でのガタ)があります。正確な位置決めを必要とする場合には、外部にストッパなどを設けてください。2.ロックナットの推奨締付けトルクは約392N・cmです。締め付けは13mmの標準スパナなどを使用するようにし、モンキーレンチ等の使用は避けてください。強く締めすぎると、エンドカバーを破損することがあります。3.揺動部に有接点センサスイッチ付の場合、揺動時間が長くなるとセンサスイッチが誤作動をすることがあります。低速で使用する場合には無接点センサスイッチを使用してください。備考:スイングシリンダシリーズでは、標準品仕様以外に下記の仕様も用意しております。1.揺動端ノーバックラッシュタイプ2.揺動トルク2倍タイプ(揺動端ノーバックラッシュ)詳細につきましては最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。各センサスイッチの締付トルクは下記数値となります。ZG5□□,CS□M 49N・cmCS□F 68.6N・cm1.ホルダ止めねじの締付トルクは 29.4N・cm以下にしてください。揺動角度 60 ゜以下に調整した場合、センサスイッチの作動範囲および応差の関係で左右のセンサスイッチが同時に検出(ON)してしまう恐れがある為 ①センサスイッチを左右どちらか1個に する②センサスイッチの最高感度位置からず れた位置(但し作動範囲内)で検出する。 以上の措置をとってください。2.揺動部はピストンストロークが小さいため、正確な揺動角度を検出することはできません。正確な角度検出が必要な場合は外部のリミットスイッチなどにより検出するようにしてください。3.ラックとピストン(マグネット)は別体式ですから、空気圧力を印加しないでピストンロッドを揺動させると、両揺動端のセンサスイッチがON状態のままとなることがあります。揺動部のセンサスイッチは、空気圧力を印加して作動確認をしてください。4.外部ストッパなどで揺動角度が制限される場合は、センサスイッチが上記の調節範囲内では作動しないことがありますのでご注意ください。3.揺動時間(動き始めてから揺動端に到達するまでの時間)は下表をめやすとしてください。●シリンダ部センサスイッチを図の位置に付けると、ストロークエンドでマグネットがセンサスイッチの最高感度位置にきます。止めねじをゆるめるとセンサスイッチはバンドと共に軸方向および円周方向に自由に移動することができます。センサスイッチのみの移動はできません。●揺動部センサスイッチを図の位置に取付けると、揺動端でマグネットがセンサスイッチの最高感度位置にきます。センサスイッチは、ホルダ止めねじをゆるめると移動することができます。センサスイッチ取付け位置と移動要領揺動時間形式SDA25SDA40 45°0.2〜0.50.2〜1.0 90°0.2〜0.50.2〜1.2 135°0.4〜0.80.4〜1.8 180°0.4〜1.00.4〜2.5s空気圧力0.5MPa,無負荷時の揺動時間ZG5□□,CS□Mセンサスイッチ形式CS□Fシリンダ形式SDA25×□-□SDA40×□-□A2731B1216A2125B711mmストロークエンド検出センサスイッチ取付位置:A,BCS5T CS11T ZC1□□センサスイッチ形式シリンダ形式SDA25×□-45, 135SDA25×□-90, 180SDA40×□-45, 135SDA40×□-90, 18069 4.5 9.5 9.5 12.5 8 13 7.5 10.5 6 11mm仕様角度検出センサスイッチ取付位置:X(ヘッドカバー側から見た図)AB6612014_10

Page 11:スイングシリンダに配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹流し)を十分に行なってください。配管作業中に発生した切り屑やシールテープ、錆などが混入すると、空気漏れなどの作動不良の原因となります。一般注意事項配管1.水滴、油滴などがかかる場所や粉塵が多い場所で使用するときは、カバーなどで保護してください。2.流体および雰囲気中に下記のような物質が含まれているときは、使用できません。有機溶剤・リン酸エステル系作動油・亜硫酸ガス・塩素ガス・酸類。雰囲気1.使用流体は空気を使用し、それ以外の流体の場合は最寄りの弊社営業所へご相談ください。2.スイングシリンダに使用される空気は、劣化したコンプレッサ油などを含まない清浄な空気を使用してください。スイングシリンダやバルブの近くにエアフィルタ(ろ過度40μm以下)を取付けてドレンやゴミを取り除いてください。またエアフィルタのドレン抜きは定期的に行なってください。空気源無給油で使用できますが、給油をする場合にはタービン油1種(ISO VG32)相当品を使用してください。スピンドル油、マシン油の使用は避けてください。潤滑センサスイッチ取付時のご注意取扱い要領と注意事項スイングシリンダの揺動部へセンサスイッチを取り付ける場合は、下図のように、必ずセンサスイッチの形式表示面がセンサホルダ側に向くように取り付けてください。なお、止めねじの締付トルクは29.4N・cm以下としてください。形式表示面の対面が感度面になります。止めねじ センサホルダセンサホルダ止めねじ形式表示面(地色ブルー)形式表示面(地色ブルー)図のように、必ず形式表示面がセンサホルダ側に向くように取り付けてください。図と異なる向きで取り付けた場合、誤作動する場合があります。図のように、必ず形式表示面がセンサホルダ側に向くように取り付けてください。図と異なる向きで取り付けた場合、誤作動する場合があります。6622014_10