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iB-Flow

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ドキュメント名 iB-Flow
ドキュメント種別 製品カタログ
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このカタログ(iB-Flow)の内容


Page 1:Catalog No.A5043PAT. PEND.タクトタイムコントローラタクトタイムコントローラ業界初アクチュエータの新しい制御をコガネイは提案します!最大16台接続可能!〈デイジーチェーン接続〉iB-Flow本体設定器シリンダのタクトタイムを常時監視し、自動補正!タクトタイムコントローラ●設定したタクトタイムでエアシリンダを動かし続けることが可能。●タクトタイムの変化による装置の停止などを回避、調整工数の削減。●エラー出力の監視による予知保全や品質安定に貢献。微小流量タイプをラインナップ!小径シリンダの速度制御、シリンダの低速制御に対応!NEW

Page 2:ニードルが緩まない安心構造。セーフロック機構タクトタイムコントローラが絶えず監視と補正を実行。生産ライン無人化への第1歩。タクトタイムの自動補正絞り開度の数値設定が可能(0∼100%)。アナログからデジタル化により、作業指示が明確化。絞り開度のデジタル化シリンダのタクトタイム(作動時間)をデジタル設定。手間の掛かるシリンダの作動時間の調整を自動で行なえます。タクトタイムの見える化小径シリンダの速度制御やシリンダの低速制御にも対応。幅広い流量に対応iB-Flowの使用例● エアシリンダのタクトタイムの安定と確実な予知保全● エアシリンダの作動状況をリアルタイムで監視● エアシリンダのタクト調整● 複数エアシリンダの同期作動● 流量を遠隔から精密デジタル制御● 真空破壊時の精密流量調整● イオナイザーの精密流量調整● エアブロー時の精密流量調整● ペットボトルのピンホール検査時の精密流量調整● エアオペレイトバルブの開閉速度制御デジタルFlow(フロー)コントローラPAT. PEND.ア イ ビ ー フ ロ ー配管・配線イメージ 1タクトタイムコントローラ配管・配線イメージ 2〈タクトタイムコントローラ使用時〉業界初●❶注意 ご使用になる前に❾ページの「安全上のご注意」を必ずお読みください。

Page 3:設定器iB-Flow本体IBFL-J4M、IBFL-J4C、IBFL-J4(φ4用)IBFL-J6M、IBFL-J6C、IBFL-J6(φ6用)IBFL-J8(φ8用)バッテリーユニットタクトタイムコントローラバッテリーユニットに設定器をセットした状態バIBFL-J10(φ10用)IBFL-J12(φ12用)IBFL-S-□ IBFL-BT-□IBFL-TC●❷制御領域について微小流量タイプが追加され、小径シリンダ(φ8∼φ16)の制御、低速域の制御が可能になりました。制御領域微小流量タイプの制御領域:下表の と の部分。小流量タイプの制御領域:下表の と の部分。標準タイプの制御領域:下表の の部分。微小流量タイプ:IBFL-J4M、IBFL-J6M小流量タイプ :IBFL-J4C、IBFL-J6C標準タイプ :IBFL-J4、IBFL-J6、IBFL-J8、IBFL-J10、IBFL-J12シリンダボア径(mm)シリンダ作動速度(mm/s)30 40 50 60 75 100 150 200 300 400φ8φ10φ12φ16φ20φ25φ32φ40φ50φ63φ80φ100微小流量タイプ小流量タイプ標準タイプ特長使用例安全上のご注意取扱い要領と注意事項iB-Flow本体 仕様設定器、バッテリーユニット 仕様タクトタイムコントローラ 仕様注文記号寸法図INDEX 159111416171820※制御領域の詳細は ページの調整可能範囲のグラフを参考にしてください。

Page 4:●タクトタイムが変化して装置が止まってしまう●変化のたびに調整するので手間がかかる●手作業によるスピード(流量)調整に時間がかかっている●人的・外的要因によるニードル緩みでのトラブルiB-Flow(本体)と設定器を使って解決します。ユーザー様の課題シリンダのタクトタイム変化を監視することで、空気圧機器の故障を予測可能。⇒ 補正回数の監視、エラー回数の監視などで空気圧機器の劣化を見定める。通信機能によりシリンダの作動状況をリアルタイムで監視可能。⇒ タッチパネルなどとの組み合わせにより、エアシリンダの作動を見える化できる。設定したタクトタイムでエアシリンダを動かし続けることが可能。⇒ タクトタイムコントローラが絶えず監視と補正を行なう。複数のシリンダを同時に監視可能。⇒ 最大16台までデイジーチェーンを行なえる(RS485)。補正実行速い 遅いセンサ付エアシリンダ補正待機ゾーン(補正を行なわない範囲)エラー出力 エラー出力エラー出力の有無補正実行の有無●設定項目・設定時間・補正点・エラー点OKゾーン補正実行設定時間作動時間(タクトタイム)作動時間(タクトタイム)エラー点 補正点 エラー点補正点〈タクトタイムコントローラ 自動補正のイメージ〉装置の摺動抵抗の変化圧力変動シリンダ自体の経年変化原因 1 原因 2シシシシシシシ原因 3原因現象 タクトタイムが変化してしまう!エアシリンダのタクトタイム管理空気圧機器の寿命予測リアルタイム監視集中管理iB-Flow(本体)とタクトタイムコントローラの組み合わせにより、予知保全や生産性向上を提案します。タクトタイムコントローラサポートソフトで設定(設定時のみ)iB-Flow本体 パソコン設定器(設定時のみ)iB-Flow本体全てのメーカーのセンサ付エアシリンダに使用できます!●❸※タクトタイムコントローラの自動補正の詳細説明および接続使用例につきましては●❹、●❺ページをご覧ください。

Page 5:❹●圧力変動やシリンダ摺動抵抗の変化により、シリンダのタクトタイムが変化して装置が止まることがある。●シリンダのタクトタイムの変化を考慮して、装置のタクトタイムが上げられない。●シリンダは作動速度の変化があるので、しかたなく高価な電動ロボットを使っていた。●タクトタイムの変動により、多大なメンテナンス工数がかかっていた。●圧力変動やシリンダ摺動抵抗の変化によりタクトタイムが変化しても、タクトタイムを自動的に補正するので、装置が安定して稼動できる。●タクトタイムを監視、補正することにより、条件によっては電動ロボットからシリンダに置き換えることも可能になる。●タクトタイムを監視することにより、シリンダの寿命、異常などを把握することが可能になる。●タクトタイムの安定化により、装置全体のタクトタイムを上げることが可能。●タクトタイムの安定化により、装置の停止回数の減少、メンテナンス工数の大幅削減。●タクトタイムコントローラを複数台(最大16台)接続して、PLC、パソコンなどで、タクトタイムの監視、エラー出力の監視を行なうことができる。設定時間1秒補正実行速い 遅い補正待機ゾーン(補正を行なわない範囲)エラー出力 エラー出力エラー出力の有無補正実行の有無●作動時間補正モードでの設定条件〈設定例〉 ※下記の設定例は、押側ストロークの作動時間を設定した場合のものですが、引側も同様に各種設定が可能です。・設定時間:1秒・補正点:±0.05秒・エラー点:±0.1秒例)OKゾーン補正実行設定時間1秒作動時間(タクトタイム)作動時間(タクトタイム)エラー点0.9秒補正点0.95秒エラー点1.1秒補正点1.05秒センサスイッチAがOFFしてからセンサスイッチBがONするまでの時間タクトタイムコントローラ 自動補正の考え方タクトタイムコントローラを使用してシリンダのタクトタイムを自動補正●シリンダ両端にある2つのセンサスイッチのON、OFF信号をiB-Flow本体を経由してタクトタイムコントローラへ送り、シリンダの作動時間の測定、監視を常時行ないます。作動時間が補正待機ゾーンから外れた場合には、iB-Flow本体の開度(絞り量)を少しづつ調整しながら、補正待機ゾーンの範囲に戻るまで作動時間の自動補正を行ないます。●補正実行はシリンダがストロークする毎に作動時間を計測し、速い場合にはiB-Flow本体の開度を少し絞り、遅い場合には開度を少し開きます。なお、補正待機ゾーンに戻るまでの補正実行回数は、各種使用条件により異なります。●作動時間が補正点の内側の範囲内では補正を行ないません(補正待機ゾーン)。●作動時間がエラー点の外側の時間になるとエラー出力が出力され、OKゾーンの範囲内に戻るとエラー出力は解除されます。センサスイッチB センサスイッチA複動形エアシリンダ従来は・・・タクトタイムコントローラを使うと

Page 6:❺PW/OUTNo.IN V0VPW/OUTNo.IN V0VPW/OUTNo.IN V0VPW/OUTNo.IN V0VPW/OUTNo.IN V0VPW/OUTNo.IN V0VPW/OUTNo.IN V0Vセンサスイッチ自由流制御流自由流制御流iB-Flow本体タクトタイムコントローラセンサスイッチ注注複動形エアシリンダiB-Flow本体パソコンセンサスイッチの出力エラー出力USB-RS485変換器電源コネクタの0VとI/OコネクタのGNDは内部で接続されています。USBケーブルDC24VIBM2A-H1IBM2A-H1IBFL-K-TRIBFL-K-□RL供給エア電磁弁等I/Oケーブル注:3線式PNP出力タイプの無接点センサスイッチは使用できません。また、内部降下電圧4.5V以下のセンサスイッチを使用してください。設定はサポートソフトで行ないます。パソコンは設定時のみ必要となります。設定時のみ接続設定時のみ接続パソコンPLC等PLC等アドレスを設定して最大16台接続可能I/Oコネクタエラー出力DC24VPLCPLCエラー出力アドレスを設定して最大16台接続可能DC24VPLCPLCエラー出力DC24VPLCPLCメータアウト制御 メータアウト制御終端抵抗コネクタ注注:終端抵抗コネクタは2台 以上接続した場合に末端 のタクトタイムコントロ ーラに接続します。注:終端抵抗コネクタは2台 以上接続した場合に末端 のタクトタイムコントロ ーラに接続します。通信ケーブルIBFL-K-□RLIBFL-K-□LIBFL-K-□L通信ケーブルI/OケーブルIBFL-K-□LI/Oケーブル I/Oケーブル I/OケーブルI/Oケーブル I/Oケーブルstn.No.0 stn.No.1 stn.No.2IBM2A-H1IBFL-K-TRIBFL-K-□RLパソコンPLC等DC24V片側コネクタなし(バラ線)PLCDC24VPLCDC24VPLC終端抵抗コネクタ注通信ケーブルIBFL-K-□RLIBFL-K-1RLN 通信ケーブル通信ケーブルstn.No.0 stn.No.1 stn.No.2使用例 1 単体使用の場合使用例 2 複数台使用の場合(通信機能にて、複数台の設定を行なう)使用例 3 複数台使用の場合(RS485対応のPLCで、タクトタイム、エラー出力等の監視)RS485通信ユニット装備のPLC(120Ωの終端抵抗要)制御流自由流表示記号タクトタイムコントローラを使用の場合

Page 7:❻ワーク使用例 4 複動形エアシリンダの作動時間(タクトタイム)の自動調整使用例 5 ブロータイプ イオナイザーの流量調整設定器iB-Flow本体の開度調整機能を利用イオンエアブローの流量調整をデジタル化。ワーク別の流量調整も簡単に!(Open Level Set Mode)1.設定噐とiB-Flow本体をI/Oケーブルで接続する。2.目標とするiB-Flow本体の開度を設定する。 (開度0∼100%設定)3.開度の調整完了(End表示)後、設定器を取 り外し設定完了。供給エア供給エアセンサスイッチの出力センサスイッチ自由流メータアウト制御制御流自由流メータアウト制御制御流制御流自由流表示記号iB-Flow本体センサスイッチ注注複動形エアシリンダ電磁弁等iB-Flow本体I/Oケーブル(2本)設定器は、設定または測定する時のみ接続します。設定終了後、再度設定するまでiB-Flow本体の開度は固定されます。設定器は、開度を設定する時のみ接続します。設定終了後、再度設定するまでiB-Flow本体の開度は固定されます。制御流方向で使用iB-Flow本体設定器I/Oケーブル(1本)ブロータイプイオナイザー●シリンダ両端にある2つのセンサスイッチのON、OFF信号を、iB-Flow本体を経由して設定器へ送り、シリンダの作動時間を測定することにより開度(絞り量)の調整を行ないます。1.設定噐とiB-Flow本体をI/Oケーブルで接続する。2.出側と入側の目標作動時間を設定する。3.シリンダを電磁弁等の手動操作で数回往復作動させると、シリンダの作動時間を測定しながら目標作動時間に近づくよう、設定器がiB-Flow本体の開度(絞り量)を、自動で上下させながら調整してくれます。設定完了時(End)表示。4.出側、入側ともに設定完了後、設定器を取り外し設定完了。 ※出荷時は、目標作動時間±10%以内に調整するよう設定されていますが、後で変更することができます。●実際の作動時間の測定により速度調整が行なわれるので、シリンダの個体差や配管距離などの影響を受けません。●複数エアシリンダの同期作動などを行なう時 にも活用できます。ポイントPLC等注:3線式PNP出力タイプの無接点センサスイッチは使用できません。また、内部降下電圧4.5V以下のセンサスイッチを使用してください。Auto Set ModeOpen Level Set Modeシリンダ 1t1 t2 時間時間シリンダ 2t1 t2設定器を使用してiB-Flow本体をデジタル設定

Page 8:電磁弁等電磁弁等I/OケーブルI/Oケーブルリモートデジタルコントロールエア シグナルエア シグナルiB-Flow(メータイン)iB-Flow(メータアウト)iB-Flow(メータイン)iB-Flow(メータアウト)ポンプユニットソリューションボトルフィルタノズルサックバックバルブ制御用メインバルブ制御用サックバック付エアオペレイトバルブ供給エア供給エア流体制御バルブの開閉速度を遠隔からデジタル制御。精密な流量調整を必要とするエアオペレイトバルブの制御が可能です。ノズル先端の液切れ状態を遠隔から調整。❼応用例 半導体製造前工程

Page 9:❽●複動形エアシリンダの作動時間を自動調整シリンダの速度調整をする際、設定器に出側と入側の目標作動時間(タクトタイム)を数値入力して速度の自動調整を行ないます。装置のタクト管理が簡単になり、調整工数も大幅に低減できます。実際の作動時間の測定により速度調整が行なわれるので、シリンダの個体差や配管距離などの影響を受けません。※詳細については、❻ページの使用例4をご覧ください。iB-Flow本体にはインデックスラベルが付属されます。インデックスラベルに設定開度や作動時間を記載し、本体カバー部の外側または内側に貼り付けることができるので、メンテナンス時の確認に便利です。また、設定器接続コネクタは、コネクタカバーにより保護されています。設定器のコピー機能により、開度の数値を他の機器に取り付けてあるiB-Flowへ転送して調整できます。設定器をバッテリーユニットにセットすれば、周囲に電源がない環境でも使用できます。従来のニードルの回転数を、設定器で開度0∼100%として数値入力することにより、簡単に設定できます。調整工数を低減し、調整ミスを防止できます。再現性が高くなり、流量の精密調整用途に最適です。※詳細については、❻ページの使用例5をご覧ください。iB-Flow本体に設定器を接続すると、シリンダの作動時間を測定することができます。シリンダのメンテナンスを行なう時や、装置のタクトタイムを確認する時などに活用できます。●インデックスラベル、コネクタカバー●流量を調整する開度(絞り量)をデジタル設定●設定器のコピー機能による作業工数低減●シリンダの作動時間を測定可能●バッテリーユニット※作動時間の測定は、シリンダ両端の2つのセンサスイッチのON、OFF信号により測定を行ないます。※設定器はバッテリーユニットがなくても使用できますが、電源としてACアダプタが必要となります。※バッテリーユニットは充電が必要です。充電する時は、ACアダプタを使用して充電します。目標作動時間を設定0.05∼30秒まで設定できます。設定器バッテリーユニット開度を設定0∼100%コネクタカバーで接続コネクタを保護作動時間が表示されるiB-Flow本体から設定器を取り外しても、開度(絞り量)をiB-Flow本体内部で機械的に保持しているので安心です。従来のスピードコントローラのように、ロックナット固定時の速度(流量)の変化、ロックナットの緩みによる速度(流量)の変化がありません。●セーフロック機構で安心※設定器は、調整時や作動時間測定時以外は不要です。常時接続の必要はありません。ニードルの開度は設定後に本体内部で遊星ギアによりロックされます。また、設定後は電源不要です。タクトタイムコントローラのパラメータの設定および作動時間の設定などは、サポートソフト(無償)を用いて行ないます。※サポートソフトは弊社ホームページよりダウンロードしてください。●タクトタイムコントローラ用サポートソフト●対応OS:Windows XP SP3、Windows Vista SP1以降、Windows 7、Windows 8●ハードウエア環境:CPU Pentium 1GHz以上、RAM 512MB以上、モニタ解像度SVGA(800×600)以上●必要ソフトウエア:Microsoft .NET Framework 4※Windowsは米国マイクロソフト社の登録商標です。補正設定開度調整自動調整一括確認(補正あり)(設定器を使用の場合)(設定器を使用の場合)(設定器を使用の場合)

Page 10:❾機種の選定および当該製品のご使用前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。以下に示す注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産の損害を未然に防止するためのものです。ISO4414(Pneumatic fluid power - General rules and safety requirements for systems and their components)、JIS B 8370(空気圧システム通則)およびその他の安全規則と併せて必ず守ってください。危 険警 告■当該製品は、一般産業機械用部品として、設計、製造されたものです。■機器の選定および取扱いにあたっては、システム設計者または担当者等十分な知識と経験を持った人が必ず「安全上の注意」、「カタログ」、「取扱説明書」等を読んだ後に取り扱ってください。取扱いを誤ると危険です。■「取扱説明書」等をお読みになった後は、当該製品をお使いになる方がいつでも読むことができるところに、必ず保管してください。■「取扱説明書」等は、お使いになっている当該製品を譲渡されたり貸与される場合には、必ず新しく所有者となられる方が安全で正しい使い方 を知るために、製品本体の目立つところに添付してください。■この「安全上のご注意」に掲載しています危険・警告・注意はすべての場合を網羅していません。カタログ、取扱説明書をよく読んで常に安全を第一に考えてください。危 険明らかに危険が予見される場合を表わします。表示された危険を回避しないと、死亡もしくは重傷を負う可能性があります。または財産の損傷、損壊の可能性があります。警 告直ちに危険が存在するわけではないが、状況によって危険となる場合を表わします。表示された危険を回避しないと、死亡もしくは重傷を負う可能性があります。または財産の損傷、損壊の可能性があります。注 意直ちに危険が存在するわけではないが、状況によって危険となる場合を表わします。表示された危険を回避しないと、軽度もしくは中程度の傷を負う可能性があります。または財産の損傷、損壊の可能性があります。お願い 負傷する等の可能性はないが、当該製品を適切に使用するために守っていただきたい内容です。指示事項は危険度、障害度により「危 険」、「警 告」、「注 意」、「お願い」に区分けしています。 安全上のご注意(iB-Flow) ●下記の用途に使用しないでください。 1.人命および身体の維持、管理等に関わる医療器具 2.人の移動や搬送を目的とする機構、機械装置 3.機械装置の重要保安部品 当該製品は、高度な安全性を必要とする用途に向けて企画、設計されていません。人命を損なう可能性があります。●発火物、引火物等の危険物が存在する場所で使用しないでください。当該製品は防爆形ではありません。発火、引火の可能性があります。●製品を取り付ける際には、必ず確実な保持、固定(ワークを含む)を行なってください。製品の転倒、落下、異常作動等によって、ケガをする可能性があります。●ペースメーカー等を使用している方は、製品から1メートル以内に近づかないでください。製品内の強力なマグネットの磁気により、ペースメーカーが誤作動を起こす可能性があります。●製品は絶対に改造しないでください。異常作動によるケガ、感電、火災等の原因になります。●製品の基本構造や性能・機能に関わる不適切な分解組立、修理は行なわないでください。ケガ、感電、火災などの原因になります。●製品に水をかけないでください。水をかけたり、洗浄したり、水中で使用したりすると、異常作動によるケガ、感電、火災などの原因になります。●製品の作動中は、手を触れたり身体を近付けたりしないでください。また、作動中の製品に内蔵または付帯する機構、(配管チューブや封止プラグの離脱、製品の取付位置調節等)の調節作業を行なわないでください。 製品の落下、異常作動によって、ケガをする可能性があります。●弊社製品は多様な条件下で使用されるため、そのシステムの適合性の決定は、システム設計の責任者が十分に評価した上で行なってください。システムの所期の性能、安全性の保証は、システムの適合性を決定した設計者の責任になります。最新のカタログ、技術資料により、仕様の内容を十分に検討評価し、機器の故障の可能性について考慮していただき、フェイルセーフ等の安全性・信頼性を確保したシステムを構成してください。●製品の仕様範囲外では使用しないでください。仕様範囲外で使用すると、製品の故障、機能停止や破損の原因となります。また著しい寿命の低下を招きます。ご使用になる前に必ずお読みください。●下記の場所で使用する際は、遮蔽対策を十分に行なってください。措置しない場合には、誤作動を起こす可能性があり、装置の破損やケガの原因となります。1. 大電流や高磁界が発生している場所 2. 静電気などによるノイズが発生する場所 3. 放射能に被曝する可能性がある場所●製品にエアや電気を供給する前および作動させる前には、必ず機器の作動範囲の安全確認を行なってください。不用意にエアや電気を供給すると、作動部との接触によりケガをする可能性があります。●電源を入れた状態で、端子部に触れないでください。感電や異常作動の可能性があります。●製品は火中に投じないでください。製品が破裂したり、有毒ガスが発生したりする可能性があります。●製品の上に乗ったり、足場にしたり、物を置いたりしないでください。転落事故、製品の転倒、落下によるケガ、製品の破損、損傷による誤作動、暴走等の原因になります。●製品に関わる保守点検、整備、または交換等の各種作業は、必ずエアとの接続を完全に遮断して、製品および製品が接続されている配管内の圧力が大気圧になったことを確認してから行なってください。特にコンプレッサとエアタンクには、圧力が残留していますので注意してください。 配管内に圧力が残留していると、アクチュエータが不意に動くなどして、ケガをする可能性があります。 ●非常停止、停電などシステムの異常時に、機械が停止する場合、装置の破損・人身事故などが発生しないよう、安全回路あるいは装置の設計をしてください。●配線作業を行なう場合には、必ず電源を切った状態で行なってください。感電する可能性があります。●リード線等のコードは傷をつけないでください。コードを傷つけたり、無理に曲げたり、引っ張ったり、巻き付けたり、重いものを載せたり、挟み込んだりすると、漏電や導通不良による火災や感電、異常作動等の原因になります。●電源を入れた状態で、コネクタへの不用な応力は加えないでください。機器の誤作動によるケガ、装置の破損、感電等の原因になります。●製品の配線、配管は「カタログ」等で確認しながら正しく行なってください。誤った配線、配管をするとアクチュエータ等の異常作動の原因になります。●ACアダプタのケーブル及び各製品に付属している電源、信号線は断線のおそれがあるため、可動部には使用しないでください。●仕様表に示す流体以外は使用しないでください。仕様外の流体を使用すると短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下を招きます。●配線終了後、電源を入れる前に結線に誤りがないか確認してください。

Page 11:●下記の事項を必ずお守りください。1. 当該製品を使用して空気圧システムを組む場合は弊社の純正部品または適合品(推奨品)を使用すること。保守整備等を行なう場合、弊社純正部品、または適合品(推奨品)を使用すること。所定の手段・方法を守ること。2. 製品の基本構造や性能・機能に関わる、不適切な分解組立は行なわないこと。安全上のご注意全般についてお守りいただけない場合は、弊社は一切の責任を負えません。その他●直射日光(紫外線)のあたる場所、高温多湿の場所、塵埃、塩分、鉄粉のある場所、流体および雰囲気中に有機溶剤、リン酸エステル系作動油、亜硫酸ガス、塩素ガス、酸類等が含まれている時は、 使用しないでください。短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下を招きます。お願い●「カタログ」、「取扱説明書」等に記載のない条件や環境での使用、および航空施設、燃焼装置、娯楽機械、安全機器、その他人命や財産に大きな影響が予測されるなど、特に安全性が要求される用途への使用をご検討の場合は、定格、性能に対し余裕を持った使い方やフェイルセーフ等の安全対策に十分な配慮をしてください。なお、必ず弊社営業担当までご相談ください。●製品を扱う場合は、必要に応じて保護手袋、保護メガネ、安全靴等を着用して安全を確保してください。●製品が使用不能、または不要になった場合は、産業廃棄物として適切な廃棄処理を行なってください。●空気圧機器は寿命による性能・機能の低下があります。空気圧機器は日常点検を実施し、システム上必要な機能を満たしていることを確認して未然に事故を防いでください。●製品に関してのお問い合わせは、最寄りの弊社営業所または技術サービスセンターにお願いいたします。住所と電話番号はカタログの巻末に表示してあります。注 意●製品は内部に繊細な電子部品を使用しています。取り扱いの際に叩いたり落としたり、ぶつけたりして過大な衝撃を加えないようにしてください。外観上、破損していなくても内部が破損し誤作動する可能性があります。●製品には必ず指定の設定器およびタクトタイムコントローラを使用してください。指定外のものを使用されますと、製品の故障、暴走などを起こす可能性があります。●iB-Flowシリーズは、ちり、ほこりの少ない場所に設置してください。ちり、ほこりの多い場所に設置した場合には、誤作動を起こす可能性があります。●製品の取付けには、作業スペースの確保をお願いします。作業スペースの確保がされないと日常点検や、メンテナンスなどができなくなり装置の停止や製品の破損につながります。●製品の上に乗ったり、足場にしたり、物を置いたりすることにより本体への傷、打痕、変形を与えないでください。製品の破損、損傷による作動停止や性能低下の原因となります。●据付・調整等の作業をする場合は、不意にエア・電源等が入らぬよう作業中の表示をしてください。不意にエア源・電源等が入ると感電や突然の作動によりケガをする可能性があります。●製品の1メートル以内に磁気メディアおよび磁気媒体等を近づけないでください。マグネットの磁気により磁気メディア内のデータが破壊される可能性があります。●露点温度がマイナス20度を超える乾燥空気を使用する場合は、使用潤滑油の質が変化する可能性があります。性能の低下や機能停止等の原因になります。●使用流体には油水分を含まない清浄な空気を使用してください。●製品仕様上、内部漏れを許容しているため、内部漏れゼロが必要な用途では使用できません。●iB-Flowシリーズに対して、絶縁抵抗試験および絶縁耐圧試験は絶対に行なわないでください。保証および免責事項1. 保証期間 弊社製品についての保証期間は、製品納入後12ヵ月以内です。2. 保証の範囲および免責事項(1)弊社製品の保証は製品単体の保証です。弊社および正規販売店・代理店で購入された製品が、保証期間内に弊社の責により故障が生じた場合には、無償修理もしくは無償交換をいたします。また保証期間内であっても、製品には作動回数など耐久性を定めているものがありますので、最寄りの弊社営業所または技術サービスセンターにご確認ください。(2)弊社製品の故障および機能低下、性能低下により誘発された損害、もしくはそれに起因した他の機器の損害に関しては、弊社は一切責任を負いません。(3)弊社カタログおよび、取扱説明書に記載されている製品仕様の範囲を超えた使用や保管、および取付、据付、調整、保守等の注意事項に記載された以外の行為がされた場合の損害に関しては、弊社は一切責任を負いません。(4)弊社の責任以外での火災や、天災、第三者による行為、お客様の故意または、過失等により弊社製品が故障した場合の損害に関しては、弊社は一切責任を負いません。

Page 12:取扱い要領と注意事項●使用チューブ●エアの制御方向●コネクタカバーの開閉●取付ブラケットナイロンチューブ、ウレタンチューブのいずれも使用できます。チューブの外径精度は、ナイロンチューブは呼称寸法の±0.1mm以内、ウレタンチューブは呼称寸法の±0.15mm以内、楕円度(長径と短径の差)は0.2mm以内のものを使用してください(弊社製チューブの使用を推奨します)。なお、弊社の純正品または適合品(推奨品)以外のチューブを使用した場合、チューブ抜け、エア漏れ等の不具合が発生する可能性がありますので、空気圧システムを組む前に必ずご確認ください。iB-Flow本体にはエアの制御方向があります。制御流、自由流の方向は下図の通りです。必ず下図および本体の記号を確認の上、配管を行なってください。制御方向を間違えると人体へのケガ、機器の破損の原因となる危険性があります。iB-Flow本体の接続コネクタは、コネクタカバーにより保護されています。設定時は写真のようにコネクタカバーを開け、コネクタにI/Oケーブルを接続してください。添付のインデックスラベルはコネクタカバー上面の他、コネクタカバーの内側にも貼付スペースがありますので、設定値の記録等用途に合わせて使用してください。iB-Flowシリーズ取付用ブラケットは複数個連結することができます。IBFL-MB、IBFL-LBサイズ違いにおいても連結が可能です。注:連結にはガタがありますので、取付強度が必要な場合は必ず各ブラケットをねじで固定してください。φ4φ6φ8φ10φ12チューブサイズ最小曲げ半径ナイロンチューブ ウレタンチューブ20 1030 1550 2080 27150 35mm注 1. チューブは外面に傷のないものを使用してください。繰り返し使用して傷がついた場合はその部分を切断してください。2. チューブは継手付近で極端に曲げたりこじったりしないでください。エア漏れの原因となります。ナイロンチューブ、ウレタンチューブを使用した場合の最小曲げ半径の目安は下表の通りです。3. 極軟質チューブの使用は引抜強度が著しく低下しますので使用しないでください。 チューブ装着上の注意●チューブの着脱① チューブの切断面が直角に切断されていること、チューブ外径に傷がないこと、およびチューブが楕円になっていないことを確認してください。② チューブを装着する際、チューブがチューブエンドまで差し込まれていないと漏れの原因となる可能性があります。③ 装着後、チューブを引いて抜けないことを確認してください。 チューブ取外し上の注意① チューブを取り外す際、チューブ内の圧力がゼロになっていることを確認してください。② 開放リングを均等に奥まで押し込み、チューブを手前に引き抜いてください。押し込みが不十分な場合、抜けなかったり、またはチューブが傷付き削りかすが継手内部に残る可能性があります。チューブエンド開放リング●取付1. 取付姿勢は自由ですが、本体に強い衝撃や振動が直接かからないようにしてください。2. iB-Flowシリーズの取付穴を使用して取り付ける際およびブラケットを用いて取り付ける際の締付トルクはM3の場合0.5N・m、M4の場合1.0N・mとしてください。締付トルクを超えて締め付けた場合、iB-Flow本体、ブラケット等が破損する可能性があります。3. 下記のような場所および環境での使用は、製品が故障を起こす原因となりますので避けてください。やむを得ず使用する場合は、必ずカバーなどで十分な保護対策を行なってください。 ・水滴、油滴等が直接かかる場所 ・結露が生じる環境 ・切屑、粉塵等が直接かかる場所4. iB-Flowシリーズに配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹き流し)を十分に行なってください。配管作業中に発生した切屑やシールテープ、錆などが混入すると空気漏れなどの原因となります。5. 漏れゼロを必要とする場合には使用できません。別途ストップ弁をご使用ください。制御流自由流表示記号コネクタカバー締付トルクはM3の場合0.5N・m、M4の場合1.0N・mとしてください。15.2 18.85 22.5

Page 13:取扱い要領と注意事項センサスイッチのリード線とセンサコネクタ「ミニクランプワイヤーマウントプラグ(オス)」は下記に従って接続してください。1. コネクタのカバー(リード線挿入部)がコネクタ本体より浮き上がっていることを確認してください。本体と水平になっているものは使用できません。2. ケーブルを必要な長さに合わせて切ります。端面より50mm ケーブルの外被を取り外し、リード線を出します。この時、リード線の絶縁体は取らないでください。3. リード線をコネクタカバー部の穴へ下表に従って挿入してください。リード線は奧まで確実に挿入されているか半透明のカバー上部より確認してください(挿入は約 9mm)。接続を間違えると電源投入時お客様ご使用の制御機器および設定器を破損しますのでご注意ください。複動形エアシリンダの作動時間の調整や測定を行なうには、シリンダ両端のセンサスイッチのON、OFF信号を、iB-Flow本体を中継して設定器やタクトタイムコントローラおよびPLC等に送る必要があります。センサコネクタおよびI/Oケーブルの取付けは、ロックレバーの位置を写真のように合わせ、iB-Flow本体および設定器のコネクタにロックが掛かるまで挿入してください。取外しはロックレバーを十分に押し下げて、コネクタを持って引き抜いてください。この時、リード線には無理な力をかけないよう注意してください。タクトタイムコントローラのI/Oケーブルの取付け、取外しについては ページをご覧ください。設定器をバッテリーユニットに取り付けて使用する場合①ストッパーを解除します。②設定器のスリットをバッテリーユニットのガイドに合わせて挿入します。③ストッパーを突き当たるまで押し込み固定してください。設定器をバッテリーユニットから取り外す場合①ストッパーを解除し、設定器をバッテリーユニットから取り外してください。設定器を取り付ける場合はM3×0.5のねじを使用し、締付トルクは0.5N・mとしてください。締付トルクを超えて締め付けた場合、設定器が破損する可能性があります。4. リード線がコネクタより外れないように注意しながらプライヤー等のハンドツールでカバーとコネクタ本体を挟んでカバーをコネクタ本体に押し込んでください。圧接力は 980.7N 以下にしてください。コネクタ本体とカバーが水平になれば接続終了です。5. 再度配線が正しいか確認してください。注:添付のミニクランプワイヤーマウントプラグの適合線径はAWG26-24、公称断面積0.14-0.3未満mm2、絶縁体外径0.8-1.0mmとなります。12350mm●センサコネクタ接続要領 ●センサコネクタ、I/O ケーブルの取付け、取外し●設定器とバッテリーユニットの取付け、取外し●設定器の取付け注3線式PNP出力タイプの無接点センサスイッチは使用できませんので注意してください。また、内部降下電圧4.5V以下のセンサスイッチを使用してください。ロックレバーiB-Flow本体 設定器の場合解除 固定ロックレバーストッパー2-M3×0.5 深さ5(取付用)コネクタ側Pin No.2線式センサスイッチの場合 3線式センサスイッチの場合信号名 接続線色 信号名 接続線色1 未接続 ̶ +V 茶2 OUT 茶 OUT 黒3 0V 青 0V 青センサコネクタ(ミニクランプワイヤーマウントプラグ)を接続するコネクタは内部で繋がっているため、センサスイッチ側またはPLC側の配線はどちらを使用してもかまいません。センサスイッチ側(またはPLC側)のセンサコネクタを接続PLC側(またはセンサスイッチ側)のセンサコネクタを接続コネクタカバーOPEN(上面図)設定器裏面

Page 14:取扱い要領と注意事項●DINレールへの取付け●タクトタイムコントローラのアドレス設定(stn.No.0-F)●タクトタイムコントローラの終端抵抗について●タクトタイムコントローラの取付け●タクトタイムコントローラのI/Oケーブル、通信ケーブルの取付け、取外し●タクトタイムコントローラの電源、外部I/Oの接続下図のように、片側をDINレールに引っ掛け、タクトタイムコントローラを矢印の方向に「カチッ」と音がするまで押し込み、DINスライドをロックさせてください。取外し時は、DINスライドのツメをマイナスドライバーなどで出しながら、タクトタイムコントローラをDINレールから取り外します。RS485通信を用いて使用する場合、各々のアドレス(stn.No.)を重複しないように設定してください。2台以上のタクトタイムコントローラを使用する場合には、タクトタイムコントローラの終端と、必要によりPLCなどのRS485通信ユニットに120Ω(お客様にてご用意)の終端抵抗を接続してください。タクトタイムコントローラを直接またはブラケットを使用して取り付ける場合はM2.6×0.45のねじを使用し、締付トルクは0.32N・mとしてください。締付トルクを超えて締め付けた場合、タクトタイムコントローラが破損する可能性があります。通信ケーブルおよびI/Oケーブルの取付けは、ロックレバーの位置を写真のように合わせ、iB-Flow本体およびタクトタイムコントローラのコネクタにロックが掛かるまで挿入してください。取外しはロックレバーを十分に押し下げて、コネクタを持って引き抜いてください。この時、リード線には無理な力をかけないよう注意してください。電源コネクタ・使用可能電線範囲 単線:φ0.4-φ1.2mm(AWG26-16) 撚線:0.2-0.75mm2(AWG24-20)素線径φ0.18以上・推奨適用工具 マイナスドライバーを推奨I/Oコネクタ・使用可能電線範囲 単線:φ0.32-φ0.65mm(AWG28-22) 撚線:0.08-0.32mm2(AWG28-22)素線径φ0.12以上・推奨適用工具 マイナスドライバーを推奨1. 接続電線は銅線以外は使用できませんので注意してください。2. 電線の接続、解除は電源を切った状態で行なってください。3. 電線は1つの挿入口に対し、1本としてください。2本以上接続すると不具合の原因となります。4. 電線の接続、解除は、ボタンを下限まで押しながら行なってください。1. iB-Flow本体および設定器、タクトタイムコントローラ、センサスイッチのケーブルに誤配線がありますと故障の原因となりますので、電源投入前に必ず確認してください。2. 設定値は設定器やタクトタイムコントローラに内蔵しているフラッシュメモリに書き込まれ記憶保持されます。フラッシュメモリの書き換え回数には寿命があり、書き換え保証回数は1万回までとなりますので注意してください。3. 設定器は針先など鋭利なものでキー操作をしないでください。4. バッテリーユニットは、出荷時には充電が完了していません。充電完了後に使用してください。5. バッテリーユニットを長期間使用しない場合は、充電のみ定期的に行なってください。6. 速度の調整は、アクチュエータの使用速度範囲内で設定してください。使用速度範囲外で使用されますと、アクチュエータの故障、機能停止や破損の原因となります。また著しい寿命の低下を招きます。●その他KOGANEIIBFL-TCE***MADEINJAPAN2-M2.6×0.45 深さ5取付用OUTGND V0Vドライバーで押し下げるDINスライドツメを引っかける注ロックレバー電線挿入口取付時 取外し時電線挿入口電源コネクタI/Oコネクタボタンロックレバー通信ケーブル I/Oケーブル

Page 15:仕様表示記号iB-Flow備考:インデックスラベルが4枚、ミニクランプワイヤーマウントプラグが2個付属しています。 対応線径:AWG26-24、公称断面積0.14-0.3未満mm2、絶縁体外径0.8-1.0mm。注:IBFL-J4M、IBFL-J4C、IBFL-J6M、IBFL-J6Cを使用の際は、ソフトウェアバージョンVer.2.00以降の設定器を使用してください。本体IBFL-J4□IBFL-J6□IBFL-J8IBFL-J10IBFL-J120204060801001200 20 40 60 80 1000.10.30.50.7MPaニードル開度 %流量ℓ/min(ANR)0501001502002500 20 40 60 80 1000.10.30.50.7MPaニードル開度 %流量ℓ/min(ANR)01002003004005006007000 20 40 60 80 1000.10.30.50.7MPaニードル開度 %流量ℓ/min(ANR)05101520253035400 20 40 60 80 1000.10.30.50.7MPaニードル開度 %流量ℓ/min(ANR)流量特性注:流量特性は弊社測定条件によるものです。本製品の個体差の他、配管条件等使用条件により、流量特性は変化しますのでご注意ください。IBFL-J4IBFL-J4CIBFL-J6CIBFL-J6IBFL-J8IBFL-J10IBFL-J12項目 形式 IBFL-J4M IBFL-J4C IBFL-J4 IBFL-J6M IBFL-J6C IBFL-J6 IBFL-J8 IBFL-J10 IBFL-J12使用チューブ外径 mm φ4 φ6 φ8 φ10 φ12使用流体 空気使用圧力範囲 MPa 0.1 ∼ 0.7保証耐圧力 MPa 1.05使用温度範囲 ℃ 0 ∼ 40耐電圧 AC500V 1分間絶縁抵抗 DC500Vメガにて100MΩ以上質量 g 34 31 34 31 34 83流量(0.5MPa時)ℓ/min(ANR)自由流れ 22 180 22 410 830制御流れ 5.5 24 75 5.5 24 150 5300123456780 20 40 60 80 1000.10.30.50.7MPaニードル開度 %流量ℓ/min(ANR)IBFL-J4MIBFL-J6M

Page 16:シリンダの作動時間自動調整モード(Auto Set Mode)による調整可能範囲(参考)線で囲まれた範囲が、自動調整可能範囲です。ご使用のシリンダサイズと以下の式により選定を行なってください。【シリンダ作動速度(mm/s)=シリンダストローク(mm)/シリンダ作動時間(s)】 シリンダ作動速度(mm/s)シリンダボア径(mm)1010010 1000シリンダ作動速度(mm/s)シリンダボア径(mm)1010010 1000シリンダ作動速度(mm/s)シリンダボア径(mm)1010010 1000シリンダ作動速度(mm/s)シリンダボア径(mm)1010010 1000100 100100 100注:本選定グラフは、弊社ジグシリンダCシリーズでの測定結果を元に作成しております。 ご使用のシリンダ、条件によってはこの限りではない可能性がありますのでご注意ください。IBFL-J4CIBFL-J6CIBFL-J6IBFL-J8IBFL-J4IBFL-J10IBFL-J12シリンダ作動速度(mm/s)シリンダボア径(mm)0102010 1000100注1:φ6以下のシリンダについては、ご使用のシリンダ、条件によって設定可能範囲が異なりますので、詳細はお問い合わせください。 2:左のグラフは、下記グラフと縦軸の表記方法が異なりますのでご注意ください。 3:本選定グラフは、弊社ベーシックシリンダとジグシリンダCシリーズでの測定結果を元に作成しております。ご使用のシリンダ、条件によってはこの限りではない可能性がありますのでご注意ください。IBFL-J4MIBFL-J6M(微小流量タイプ)(小流量タイプ)

Page 17:設定器、バッテリーユニット仕様●設定器●バッテリーユニット項目 形式 IBFL-S入力電源 バッテリーユニットまたは専用ACアダプタ(入力:AC100∼240V、50/60Hz 出力:DC15V 1.2A)表示設定表示LCD:4文字、インジケータ4個4桁表示(文字または数値:緑)作動表示(インジケータ:赤)BATTERY LED(赤) バッテリーユニット使用時に、バッテリー残量が減少した時に点灯、その後減少量が大きくなると点滅。設定入力 本体キー設定(PWR、▲、▼、ESC、ENT)対応センサスイッチ注1、注2DC12V∼DC24V 有接点センサスイッチ、無接点センサスイッチ(2線式、3線式:NPN出力タイプ)I/Oケーブル長さ -1L:1m、-3L:3m使用温度範囲 ℃ 0∼40保存温度範囲 ℃ −10∼50使用湿度範囲 % RH 35∼85(ただし結露なきこと)耐振動 m/s249.0(設定器を直接取付した場合。バッテリーユニットは除く)耐衝撃 m/s298.1(設定器を直接取付した場合。バッテリーユニットは除く)耐電圧 AC500V 1分間絶縁抵抗 DC500Vメガにて100MΩ以上質量 g 70(ケーブルは含まず)取付方法 直接取付(M3×0.5 深さ5mm 2ヵ所)項目 形式 IBFL-BT入力電源 専用ACアダプタ(入力:AC100∼240V、50/60Hz 出力:DC15V 1.2A)表示 CHARGE LED(赤) 充電中:点灯 充電完了時:消灯使用温度範囲 ℃ 0∼40保存温度範囲 ℃ −10∼50(長期間充電を行なわない場合は、−10 ∼30℃で保存してください)使用湿度範囲 % RH 35∼85(ただし結露なきこと)耐衝撃 m/s298.1耐電圧 AC500V 1分間絶縁抵抗 DC500Vメガにて100MΩ以上質量 g 350(設定器は含まず)注:バッテリーユニットは出荷時には充電が完了していません。充電完了後に使用してください。バッテリーユニットでの使用設定シリンダ本数は、充電完了後100本を目安として使用してください。バッテリーユニットを長期間使用しない場合は、充電のみ定期的に行なってください。注1:3線式PNP出力タイプの無接点センサスイッチは使用できません。 2:内部降下電圧4.5V以下のセンサスイッチを使用してください。+10%− 5%

Page 18:INOUTGND+V負荷0V外部接続 タクトタイムコントローラ内部回路A(+)白B(−)桃GND 黄120Ω(終端抵抗)注RS485通信機器(PLC等)通信ケーブルIBFL-K-1RLNタクトタイムコントローラ仕様内部回路図・配線仕様(外部接続例)●タクトタイムコントローラ項目 形式 IBFL-TC電源電源電圧 DC12V ∼ DC24V±10%消費電流(DC24V供給時)35mA(無負荷時)140mA MAX.(本体IBFL-J4□、-J6□、-J8 2台接続時)240mA MAX.(本体IBFL-J10、-J12 2台接続時)表示・設定PW( LED緑) 電源印加時:点灯OUT(LED赤)作動時間エラー出力時:点灯過電流エラー時:点滅注1stn.No. アドレス設定(0-F)外部I/OIN自動補正ON オープン自動補正OFF GNDと短絡(無電圧入力)OUT作動時間エラー出力時ON負荷電圧:DC30V MAX.負荷電流:50mA MAX.(過電流保護機能内蔵)出力方式:NPNオープンコレクタ出力通信 コネクタa/b RS485通信16台 MAX.接続可能iB-Flow本体との接続 コネクタA/B iB-Flow本体接続(開度調整、センサ出力取込)対応センサスイッチ注2、注3DC12V ∼ DC24V±10% 有接点スイッチ、無接点スイッチ(2線式、3線式:NPN出力タイプ)I/Oケーブル長さ 300mm、1000mm、3000mm通信ケーブル長さ 50mm、1000mm、3000mm、1000mm(片側コネクタなし、バラ線)注4使用温度範囲 ℃ 0∼40保存温度範囲 ℃ −10∼50使用湿度範囲 %RH 35∼85(ただし結露なきこと)耐ノイズ IEC61000-4-4、電源ライン 1kV(レベル2)、信号ライン(輻射)1kV(レベル3)耐振動 m/s249.0(ブラケット取付時)耐衝撃 m/s298.1(ブラケット取付時)絶縁抵抗 DC500Vメガにて100MΩ以上耐電圧 AC500V 1分間質量 g 48(コントローラのみ)取付方法 直接取付(M2.6×0.45 深さ5、2ヵ所)、DINレール取付、専用ブラケット使用注1:過電流エラーの解除は、タクトタイムコントローラの電源再投入にて行なってください。 2:3線式PNP出力タイプの無接点センサスイッチは使用できません。 3:内部降下電圧4.5V以下のセンサスイッチを使用してください。 4:外部機器(PLC等)を用いてRS485通信を行なう場合、外部機器(PLC等)とタクトタイムコントローラを接続するケーブルは、1000mm(片側コネクタなし、バラ線)を使用してください。備考:RS485通信を用いて、タクトタイムコントローラを2台以上使用する場合は、終端抵抗コネクタ(IBFL-K-TR)が必要となります。電源・外部 I/O 接続例 外部機器(RS485 対応)接続例注:PLCなどのRS485通信ユニットに120Ω(お客様にてご用意)の終端抵抗を接続してください。

Page 19:●本体●設定器注文記号IBFL - -IBFL-S - - -サイズ(使用チューブ外径)J4M:φ4微小流量タイプJ6M:φ6微小流量タイプJ4C:φ4小流量タイプJ6C:φ6小流量タイプJ4 :φ4J6 :φ6J8 :φ8J10:φ10J12:φ12ブラケット無記入:なしMB :J4M、J6M、J4C、J6C、J4、J6、J8用ブラケットありLB :J10、J12用ブラケットあり ACアダプタ注1無記入:なしAC :ACアダプタありI/Oケーブル(2本セット)注2無記入:なし1L :ケーブル長さ1000mm3L :ケーブル長さ3000mmバッテリーユニット無記入:なしBT :バッテリーユニットありiB-FlowiB-Flow用設定器※iB-Flow本体には、ミニクランプワイヤーマウントプラグが2個、インデックスラベルが4枚付属しています。注1:設定器を使用する時には、ACアダプタまたはバッテリーユニットが必要です。またバッテリーユニットを充電する時には、ACアダプタが必要です。 2:I/Oケーブルは2本セットです。I/Oケーブルを1本単位で注文される場合には、 ページのアディショナルパーツの注文形式で注文してください。アタリ●タクトタイムコントローラIBFL-TC - - -ブラケット無記入:なしBR :ブラケットあり通信ケーブル、コネクタ無記入 :なし005RL:ケーブル長さ50mm1RL:ケーブル長さ1000mm3RL:ケーブル長さ3000mm1RLN:ケーブル長さ1000mm 片側コネクタなし(バラ線)TR:終端抵抗コネクタI/Oケーブル(2本セット)注2無記入:なし03L :ケーブル長さ300mm1L :ケーブル長さ1000mm3L :ケーブル長さ3000mmiB-Flow用タクトタイムコントローラ注2:I/Oケーブルは2本セットです。I/Oケーブルを1本単位で注文される場合には、 ページのアディショナルパーツの注文形式で注文してください。

Page 20:●アディショナルパーツ(別売部品)ACアダプタミニクランプワイヤーマウントプラグバッテリーユニット I/Oケーブル(1本)ブラケット注文記号ACアダプタ注無記入:なしAC :ACアダプタありケーブル長さ03L:300mm1L :1000mm3L :3000mmブラケットMB:J4M(φ4)、J6M(φ6)、J4C(φ4)、J6C(φ6)、J4(φ4)、J6(φ6)、J8(φ8)用LB :J10(φ10)、J12(φ12)用※設定器およびバッテリーユニットに使用できます。定格入力:AC100 ∼ 240V50/60Hz出力:DC15V 1.2A注:バッテリーユニットを充電する時には、ACアダプタが必要です。●IBFL-AC●FS1U-3M●IBFL-BT-□ ●IBFL-K-□●IBFL-□通信ケーブル(1本)USB-RS485変換器終端抵抗コネクタブラケット(タクトタイムコントローラ用)ケーブル長さ005RL:50mm1RL:1000mm3RL:3000mm1RLN:1000mm 片側コネクタなし(バラ線)付属ケーブル無記入:USB(mini-B)⇔USB(A)オスN :付属ケーブルなし●IBFL-K-□●IBM2A-H1-□●IBFL-K-TR●PSU-BR50mmバラ線付属ケーブル(USBケーブル)-1RL-3RL-1RLN-005RL