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空気作動弁125A・250A・500Aシリーズ

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ドキュメント名 空気作動弁125A・250A・500Aシリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
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このカタログ(空気作動弁125A・250A・500Aシリーズ)の内容


Page 1:空気作動弁の特長空気作動弁の使用例●電気配線が不要で、空気圧配管だけですみますから、誰でも取扱え、感電、漏電の心配もありません。●電気を使いませんので、防爆に対しての大がかりな設備や、特別な注意、また、電気的なノイズの対策も不要です。●電気機器と違い、構造が簡単です。関連して使うリミットバルブも、耐久性がありますので、長期間使えます。●メインも、パイロット信号も、無害の圧縮空気ですから、油圧配管のように大がかりな工事なしで、手軽に配管ができます。●動力源が、全て同じ圧縮空気ですから、電源のない場所でも容易に使えます。また、停電時でも、数10分位の記憶や、作動の継続をさせることもできます。コガネイ空気作動弁の特長作動確実です。ポペット構造、ダイヤフラム構造独特の歯切れのよい切り換わりをします。弁シートも確実です。(メイン圧力が早い切り換わりと、確実な弁シートを助けます。)故障の少い構造です。構造がきわめてシンプルなことと、ポペット形なので、少々のゴミが入っても、カジリなどを起すことはありません。また、長時間放置された場合でも、固着する恐れがありません。無給油で使えます。摺動部分がほとんどないので、一部の機種を除いて、給油の必要がありません。また、給油不完全によるトラブルもありません。高ひん度作動に耐え、長寿命です。動く部分の質量、ストロークともに小さいので慣性力が小さいうえに、大容量の合成ゴムが衝撃力を吸収する構造となっていますので、連続高ひん度作動に耐え、長寿命です。取付姿勢は自由です。構造上、どのような向きに取り付けても、作動に支障がありません。コンパクトで軽量です。独特のコンパクト設計で、本体は軽いアルミ合金製です。ダイヤフラム形の基本構造(125A形) ピストンポペット形の基本構造(501A形)大形ストップ弁として使用 エアシリンダの作動 空気圧信号の切替えエアシリンダの作動パイロット弁aを押している間だけエアシリンダが出ています。パイロット弁aを一瞬押すと、空気作動弁Aが切り替わり、その状態を保持します。Aが切り替わると、エアシリンダが前進し、リミットバルブbを押します。bを押すと、Aのパイロットラインのエアが排出され、空気作動弁AがOFFし、エアシリンダが戻ります。今、信号A″,B″を出そうとしたら、手動弁a,bをONし、空気作動弁A,Bを開きます。そして、スタート用手動弁をOFFします(通常ONしておく)と、空気作動弁(NO弁)A′,B′,C′,D′が全てOFFし、開きますので、信号A″,B″が出ます。KSB6331ZPILOTパイロットキャップダイヤフラム(上側)本体主軸ダイヤフラム(下側、穴あき)リターンスプリング本体キャップベース1(P) 2(A)KSB6332ZPILOTパイロットキャップピストンパッキン (上側)ピストンピストンパッキン (下側)ポペット(上側)本体主軸ポペット(下側)リターンスプリング本体キャップ1(P)3(R)2(A)KSB6333Zエアタンクパイロットラインメインエア空気作動弁3ポートNC(1250Aなど)チャート図aaバルブa回路図A2(A)AバルブA2(A)1(P) 3ポートNC弁(125Vなど)ONOFFONOFF1(P)3(R)KSB6334Zパイロットラインパイロットエア メインエア 空気作動弁 内部パイロット 保持形 4.5ポート(501-4AAなど)バルブaバルブbba回路図2(A)AバルブA4(A)2(A)1(P) 1(P)2,3ポートNC弁シリンダ戻し用(125P-2など)2ポートNC弁シリンダ戻し用(125MCなど)1(P)BエアシリンダBKSB6336Z回路図チャート図aABCDA′B′C′D′A″B″C″D″ONOFFbcd ONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFFONOFF信 号空気作動弁空気作動弁︵スタート用︶スタート用パイロット弁︵増幅用︶パイロット弁スタート用パイロット信号 用パイロット信号 用パイロット信号 用パイロット信号 用B″C″D″A″dcbaABCDA′B′C′D′パイロットメイン信号A″信号B″信号C″信号D″スタート用パイロットラインパイロットラインパイロットエアONONONOFFabcdADA′B′C′D′OFFOFF信号切替用3ポート弁(125Vなど) 空気作動弁3ポートNC(250Aなど)空気作動弁3ポートNO(250A-11など)BC信号A″信号B″信号C″OFF信号D″OFFメインエアKSB6335Zパイロットラインメインエア空気作動弁4,5ポート(254-4Aなど)チャート図aaバルブa回路図AB2(A)バルブAAB2(B)4(A)1(P)1(P)3ポートNC弁(125Pなど)ONOFFONOFFONOFFチャート図aABONOFFb ONOFFONOFFONOFFパイロットエアエアシリンダB12962014_10

Page 2:空気作動弁選定のめやす空気作動弁 A形とAA形の違い●2、3ポート弁(形式毎空気流量) ●4、5ポート弁(形式毎適応シリンダ内径)注1:このグラフに示されている速度は、供給圧力0.5MPa、負荷率0でのものですが、0.4〜0.7MPa、負荷率30%位までなら、速度はほぼ同じです。 2:一般的には、必要シリンダ速度の50%位余裕をみてバルブを選び、スピードコントローラで減速して使います。 3:シリンダが1ストロークするに要する時間を求める時には、「シリンダ速度」の他に、「作動遅れ時間」と「クッション部分の時間」を考慮する必要があります。A形弁(作動状態の保持には、連続パイロットが必要です。)AA形弁( )A形弁との違いは、主軸にバイパスホール(小穴)があることです。そのためパイロット弁の瞬間的な操作で、作動状態を保持させることができます。また、パイロットラインに多少のエア漏れがあっても、作動状態を保持させることができます。注:この図は、ダイヤフラム形3ポート弁の場合です。4, 5ポート弁のバイパスは、A側の主軸にあります。1303ページの250-4AA形の原理図をご覧ください。KSB6341Zパイロット弁(3ポート)主軸平常状態2(A)3(R)1(P)作動状態2(A) 3(R)1(P)ダイヤフラムバルブ本体KSB6342Zパイロット弁B2ポートまたは3ポート主軸バイパス平常状態2(A)3(R)1(P)作動状態2(A)3(R)1(P)保持状態2(A)3(R)1(P)復帰状態2(A)3(R)1(P)ダイヤフラムバルブ本体))パイロット弁A(2ポート)注)この図は、ダイヤフラム形3ポート弁の場合です。4,5ポート弁のバイパスは、A側の主軸にあります。640ページの250-4AA形の原理図をご覧ください。φ20 25・32 40 50 63 80 100 125 140 180 200空気作動弁の形式 空気作動弁の形式3P 34A(TACバルブ)31P 341A(TAC2バルブ)125A200120370シリンダ速度をあまり要求370100037004700930018600300 400 1000 2000 3000 10000 20000250A2503A500A375A501A750A1000A1250A4P 34A(TACバルブ)41P 341A(TAC2バルブ)250-4A2503-4A254-4A375-4A501-4A750-4A1000-4A1250-4A空気流量R/min(ANR)(供給圧力0.5MPa 大気開放時)シ リ ン ダ 内 径 mmP634イラストしない時に使う範囲通常の使用範囲 シリンダ速度200∼300mm/s 以下200∼350mm/s 以上シリンダ速度300∼500mm/sシリンダの高速作動を 要求する時に使う範囲(シリンダ速度500∼600mm/s 以上)( )( )警 告注 意その他水のかかる場所や、ゴミの多い場所では、カバーなどで保護してください。また、Rポートに、マフラなどをつけてゴミの浸入を防いでください。水、ゴミにより、短期間の機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下を招きます。1. メインの空気圧力はカタログの最低使用圧力以上でご使用ください。2. パイロット圧は、メイン圧に対して適正にしてください。必要以上に高圧にすることは、寿命を短くする原因になります。3. Rポートを極端に絞って使用する時は、パイロット圧はメイン圧に対して、同圧以上にしてください。(A形)詳細は各シリーズの仕様をご覧ください。4. AA形(内部パイロット保持形)を2ポート弁として使うことはできません。空気流量が大きい時は、供給空気の余裕を十分みてください。また、Rポートを絞って使うことはできません。スピードコントローラは、弁とシリンダの間に取り付けてください。5. AA形を普通のA形と同じように、1個のパイロット弁で操作する時は、パイロット弁は余裕のある大きさのものをお使いください。また、この場合もメインとパイロットは同圧としてください。1. 使用流体は、A2(ダブルパイロット)形以外は、全て空気用に設計されています。他の流体を流す場合は、最寄りの弊社営業所へご確認ください。2. 製品の配管は「カタログ」等で確認しながら正しく行なってください。誤った配管をしますとアクチュエータ等の異常作動の原因になります。安全上のご注意(空気作動弁) ご使用になる前に総合パーソナルカタログ前付の「安全上のご注意」と併せて必ずお読みください。12972014_10

Page 3:アルミ合金(アルマイト)黄銅合成ゴム(500Aの上側ダイヤフラム:ウレタンゴム)作動原理図と主要部材質A形 常時閉●平常状態 ●作動状態注:AA形(内部パイロット保持形)は、主軸にバイパスホール(小穴)が あること以外同じです。ダイヤフラム形空気作動弁 Rc1/8〜1/2125、250、2503、500シリーズ500A(NC、NO共用)KSB6351Z1(P) 2(A) 1(P) 2(A)1(P) 2(A) 1(P) 2(A) 1(P) 2(A)3(R) 3(R) 3(R)125A-2250A-22503A-2500A-2125A-2-11250A-2-112503A-2-11500A-2-11125A250A2503A125A-11250A-112503A-11125AA250AA2503AANC(常時閉) NO(常時開) NC(常時閉) NO(常時開) NC(常時閉)名称 材質ダイヤフラム本体主軸表示記号スプリングリターン普通形(A形)スプリングリターン内部パイロット保持形(AA形)2ポート 3ポート 3ポート使用流体使用圧力範囲 MPa保証耐圧力 MPaメインパイロットメインパイロット仕様基本形式項目配管接続口径 Rc 1/8 1/4 3/8 1/2 1/8 1/4 3/8 1/8 1/8 5.5〔0.27〕 15〔0.76〕 55〔2.7〕 5.5〔0.27〕 15〔0.76〕 1.1 3.0 11 1.1 3.0空気 常時閉 0〜0.9 ブースタ付常時閉 0.07〜0.9 常時開 0.07〜0.9別表「最低パイロット圧力」参照常時閉0〜0.9常時開0〜0.50.2〜0.90.2〜0.9(メインと同圧で使用)5〜6010不要 0.05 0.19 0.22 0.45 0.05 0.19 0.22 A形(普通形) AA形(内部パイロット保持形) 125A 250A 2503A 500A 125AA 250AA 2503AA※使用温度範囲(雰囲気および使用流体) ℃最高作動頻度 Hz給油質量 kg1.35常時閉1.35常時開0.751.35注1:音速コンダクタンスの値は計算値であり、実測値ではありません。 2:AA形は、3ポートNC(常時閉)のみです。 3:※印は準標準品バルブ本体主軸パイロット配管接続口2ポートのときはここをプラグダイヤフラム2(A)3(R)1(P)2(A)3(R)1(P)平常状態 作動状態注)AA形(内部パイロット保持形)は、主軸にバイパスホール(小穴)が あること以外同じです。 バルブ本体主軸パイロット配管接続口2ポートのときはここをプラグダイヤフラム2(A)3(R)1(P)2(A)3(R)1(P)平常状態 作動状態注)AA形(内部パイロット保持形)は、主軸にバイパスホール(小穴)が あること以外同じです。 有効断面積〔Cv値〕mm2音速コンダクタンスC dm3/(s・bar)注1流量特性12982014_10

Page 4:注文記号 寸法図(mm)流量特性図の見方(500A)供給圧力0.5MPaで流量2750R/min(ANR)の時はバルブ出口圧力は0.4MPaとなります。●125A●125AA●A形(普通形)●AA形(内部パイロット保持形)●250A ●250AA ●2503A ●2503AA500A注:常時開の場合、排気口(R)は反対側になります(A形)。注:常時開の場合、排気口(R)が入口(P)となり、PがRになります。注1:( )は2503A、2503AA 2:常時開の場合、排気口(R)は反対側になります(A形)。表の見方例えば、125A形を10mのパイロットパイプで信号を与えて、切り換える場合、ONに0.2秒、OFFに0.4秒かかります。基本形式記号125A250A2503A500ARc1/8Rc1/4Rc3/8Rc1/2メイン配管接続口径基本形式注1:※印は準標準品 2:2ポート弁および常時開はありません。記号125AA250AA2503AA※1/81/43/8メイン配管接続口径Rcポート数記号無記入23ポート2ポートポート数弁機能記号無記入 NC(常時閉)11NO(常時開)(500A形は、NC、NO共用)弁機能オプション記号22パネル取付用ロックナット付(125A形のみ)65パイロットブースタ付常時閉(125A,250A,2503A形のみ)仕 様オプション記号22パネル取付用ロックナット付(125AA形のみ)仕 様MPa最低パイロット圧力形式125A250A2503A500ANCブースタ付NCNONCブースタ付NCNONCNOメイン圧力 0 0.1 0.3 0.5 0.7 0.90.16 0.18 0.26 0.39 0.54 0.67— 0.13 0.2 0.26 0.35 0.44— 0.18 0.26 0.39 0.54 0.670.1 0.18 0.27 0.42 0.62 0.82— 0.12 0.18 0.24 0.29 0.36— 0.15 0.24 0.34 0.45 0.570.1 0.15 0.29 0.46 0.64 0.830.12 0.18 0.35 0.55 — —メイン、パイロット共 0.5MPaパイロットパイプ内径 4mm( )パイロットライン長さ毎の切換に要する時間形式125A250A2503A500AONOFFONOFFONOFFパイロットライン長さLm 2 6 10 50 1000.05 0.1 0.2 1.0 2.60.1 0.2 0.4 1.7 4.80.05 0.1 0.2 1.1 2.90.1 0.2 0.3 1.3 4.00.05 0.1 0.15 1.1 3.20.1 0.1 0.2 1.2 3.0注1:AA形パイロットは、メインと 同圧にしてください。 2:Rポートを極端に絞って使用 する時及び2ポートで使用す る時は、メイン圧よりパイロッ ト圧を0.05MPa以上高くして ください。Rc1/8パイロット配管接続口常時開およびパイロットブースタ付常時閉Rc1/8パイロット配管接続口3-Rc1/8スパナ幅12φ30φ5.5取付穴M26×1.539.43245162.630.57.550.43(R)3(R)2(A)2(A)1(P)1(P)3245KSA6362ZRc1/8パイロット配管接続口常時開およびパイロットブースタ付常時閉Rc1/8パイロット配管接続口3-Rc1/4(Rc3/8)スパナ幅17φ42(φ46)4-φ5.5取付穴405725.5(30.25)53.5(62.8)73.8(83.3)1.248(57.5)3(R)3(R)2(A)2(A)1(P)1(P)4057スパナ幅14KSA6363ZRc1/8パイロット配管接続口3-Rc1/2スパナ幅174-φ9取付穴φ3270.762785936.529.511.53(R)3(R)2(A)1(P)2(A)1(P)5673KSC6364ZMPa流 量R/min (ANR)0.10.20.30.40.50.60.70.80.9供給圧力 MPa0.20.10.30.40.50.60.70.80.9バルブ出口圧力0 200 400 600125A125AAKSC6365Z00.10.20.30.40.50.60.70.80.9400 800 1200 1600 20000.10.20.30.50.60.70.80.90.4流 量 R/min(ANR)供給圧力 MPaバルブ出口圧力MPa250A250AA2503A2503AAKSC6366ZMPa 0.20.10.30.40.50.60.70.80.9バルブ出口圧力流 量 R/min (ANR)0 2000 4000 60000.10.20.30.40.50.60.70.80.9供給圧力 MPa500A125A− − −基本形式弁機能オプションポート数125AA−基本形式オプションパイロットライン長さL(パイプ内径φ4)0.5MPa0.5MPa1(P) 2(A)パイロット用空気作動弁バルブ125Ps12992014_10