このカタログについて
ドキュメント名 | 水取りバルブ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.2Mb |
関連製品 | |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社コガネイ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログ(水取りバルブ)の内容
Page 1:ISO 9001 / ISO 14001No.P370結露発生結露なし新しい結露対策のご提案水取りバルブMTVシリーズ▶▶水取りバルブを設置湿度の高い空気を一瞬だけ排気!小形シリンダの結露でお困りでないですか!
Page 2:●❶新しい結露対策!配管の途中に接続するだけ! 簡単取付け!ユーザー様の声!小形シリンダ・エアハンドなどの配管内に発生する結露を防止!水取りバルブMTVシリーズ結露発生 結露発生結露なし▶▶水取りバルブを設置湿度の高い空気を一瞬だけ排気!外部の湿度に影響されません!屈曲性の高いチューブを使用可能!A社様:エアハンドの配管を毎朝水抜きの掃除をしていました。試しにつけてみたところ、翌朝から水抜き作業が要らなくなりました! B社様:今まで色々試して取れない配管内の水が、水取りバルブでは取れました!容積の小さいアクチュエータを長い配管(容積大)に接続した場合、結露が発生することがあります。配管例小形シリンダ エアハンド エアオペレイトバルブエアオペレイトバルブシリンダ近くの配管内パイロットエア配管内継手を接続して外部に排気可能
Page 3:スプリング排気口 パッキンA パッキンB 主軸①②③④①一瞬排気以後状態①∼④の繰り返し排気状態水取りバルブの作動原理給気途中給気完了排気途中排気完了一瞬排気スプリングによって主軸が右端に移動して、パッキンAがシールしている状態。空気圧アクチュエータ、エアオペレイトバルブ等が作動する時の、給気、排気による水取りバルブ内部の作動説明です。給気によって主軸が左に移動してパッキンAが開き、パッキンBがシールするまでの間、空気が一瞬排気される。給気によって主軸が左端に移動してパッキンBがシールし、外部への排気は終了している。排気によって主軸が右に移動してパッキンBが開き、パッキンAがシールするまでの間、空気が一瞬排気される。排気が終了し、スプリングによって主軸が右端に移動してパッキンAがシールし、外部への排気も終了している。●❷①給気毎回、新しい圧縮空気に含まれる水分が①給気⇒②排気の工程で蓄積されて、霧が液化(結露)していく。給気排気電磁弁電磁弁アクチュエータの容積に比べ配管チューブの容積がとても大きい容積が小さいアクチュエータ配管(チューブ)a. 排気時に、断熱膨張により配管チューブ内の温度が瞬間的に低下b. 大気圧露点の温度以下になると霧が発生c. チューブ内の容積が大きいため、排気時に霧を完全に排出できない(チューブ内に残留)②排気備考:下記はシリンダの押側の図で説明していますが、引側も同様です。結露(水滴)の発生するメカニズム
Page 4:●❸注文記号MTV4MTV4S仕様構造図注1:給気口(ジャック)への接続は、クイック継手ミニタイプφ4用を使用してください。 2:排気口は大気開放状態で使用してください。項目 形式 MTV4取付形式 クイック継手ミニタイプφ4直接挿し込み使用流体 空気使用圧力範囲 MPa 0.2〜0.7保証耐圧力 MPa 1.05使用温度範囲 ℃ 0〜60給油 不要配管接続口 φ4(クイック継手ミニタイプ専用)質量 g 4.5UT4M継手付TS4-M5M継手付UTD6-4M継手付TL4-M5M継手付UY4M継手付水取りバルブ水取りバルブ(MTV4)10個入り注:継手オプションは選択できません。×10個(1個入り)シリンダ側接続無記入:継手なしT4 :UT4M継手付注T6 :UTD6-4M継手付注Y4 :UY4M継手付注注:継手は添付出荷されます。排気側接続無記入:継手なしTS :TS4-M5M継手付注TL :TL4-M5M継手付注注:継手は添付出荷されます。主要部材質名称 材質本体 アルミ合金(アルマイト処理)主軸 アルミ合金(アルマイト処理)ジャック アルミ合金(アルマイト処理)ウェアリング 樹脂(ポリアセタール)リップパッキン 合成ゴム(HNBR)スプリング ステンレス給気口本体主軸M5×0.8(排気口)ウェアリングスプリング ジャックリップパッキン-T4-TS-T6-TL-Y4安全上のご注意(水取りバルブ)・給気口(ジャック)の接続は、弊社が販売するクイック継手ミニタイプφ4用をご使用ください。それ以外のものへ接続した場合、抜けなどの恐れがあり、大変危険です。・装着後、水取りバルブを引いて抜けないことを必ず確認してください。φ6φ6φ4 φ4φ4φ4M5M5φ4φ4 φ4φ4φ4φ4警 告
Page 5:●❹寸法図(mm)給気口ジャックφ4φ8.51544(33)継手挿入後の参考寸法M5×0.8(排気口)7(二面幅)4.57 8φ8注1:給気口(ジャック)への配管には、クイック継手ミニタイプφ4用を使用してください。 2:排気口は大気開放状態で使用してください。取扱い要領と注意事項水取りバルブを設置する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹き流し)を十分に行なってください。配管作業中に発生した切り屑やシールテープ、錆などが混入すると、空気漏れなどの作動不良の原因となります。1. 使用流体は空気を使用してください。2.水取りバルブに使用する空気は、劣化したコンプレッサ油などを含まない清浄な空気を使用してください。空気圧管路の適切な位置にエアフィルタ(ろ過度40μm以下)を取り付けて、ドレンやゴミを取り除いてください。また、エアフィルタのドレン抜きは定期的に行なってください。ドレンやゴミなどが水取りバルブ内に入ると作動不良の原因になります。※ご使用になる前に総合カタログの「安全上のご注意」、「一般注意事項」または、弊社ホームページの資料集 にある「注意事項」を必ずお読みください。潤滑無給油で使用できます。給油はできるだけ避けてください。もし、ルブリケータなどで給 油をする場合には、タービン油1種(I S OVG32)相当品を使用してください。スピンドル油、マシン油の使用は避けてください。配管一般注意事項1. 水滴、油滴などがかかる場所や、粉塵が多い場所で使用する場合は、カバーなどで保護してください。2. 水取りバルブは、腐食の恐れがある雰囲気で使用しないでください。このような環境での使用は、損傷、作動不良の原因となります。3.極度な乾燥状態での使用はしないでください。4.周囲温度が60℃を超える場合は、損傷、作動不良などの発生の原因になりますので使用はしないでください。また、5℃以下の場合、水分が凍結し、損傷、作動不良の発生原因になりますので、凍結防止を配慮してください。5. 配管が振れるような環境の場合は、水取りバルブを固定するなどしてください。環境空気源使用時メンテナンス時、配管内に残圧がないことを確認してから、作業してください。取付1. 取付姿勢は自由ですが、水取りバルブに強い衝撃や振動が直接かからないようにしてください。2. 水取りバルブの排気は、必ず、大気開放してください。3. 排気口への継手取付時の注意①継手の取付は、水取りバルブの二面幅を利用し、適正な工具を使用して締め付けてください。②継手取付時、下表の推奨締付トルクを参考に締め付けてください。推奨締付トルク以上で締め付けた場合、水取りバルブの二面幅が壊れる可能性があります。4. 給気口への配管時の注意①給気口への配管は、クイック継手ミニタイプφ4用を使用してください。②装着後、水取りバルブを引いて抜けないことを確認してください。5. 水取りバルブは、できるだけ結露が発生している場所の近くに取り付けてください(100mm以内推奨)。取り付ける場所が、結露が発生している場所から離れると、除湿能力が低下します。6. 水取りバルブをスピードコントローラの付近に取り付ける場合、上流側に取り付けても、下流側に取り付けても、除湿能力は変わりません(結露が発生している場所からの距離の影響は受けます)。7. エアシリンダ等の機器の注意事項も必ず確認して使用してください。ねじサイズ 締付トルクM5×0.8 1.0〜1.5N・m●継手排気口推奨締付トルク水取りバルブ空気圧シリンダエアハンド等スピードコントローラクイック継手(UT4M等)エア配管スピードコントローラ水取りバルブスピードコントローラの上流、下流どちらにも取付可能です。
Page 6:●❺M E M O
Page 7:●このカタログは2015年7月現在のものです。●記載されている仕様および外観は、改良のため予告なく 変更することがあります。ご了承ください。2015年7月10日 初版 300 KG00 ©KOGANEI CORP. PRINTED IN JAPAN□本社 □営業本部 □海外営業部184-8533 東京都小金井市緑町 3-11-28URL http://www.koganei.co.jpお客様技術相談窓口フリーダイヤル0120-44-0944受付時間 9:00〜12:00/13:00〜17:30(土日、休日、年末年始を除く)お気軽にお問い合わせください。□仙台営業所 984-0015仙台市若林区卸町1-6-15 卸町セントラルビル4F TEL〈022〉232-0441 FAX〈022〉232-0062□山形営業所 990-0828山形市双葉町2-4-38 双葉中央ビル2F TEL〈023〉643-1751 FAX〈023〉643-1752□群馬出張所 372-0812群馬県伊勢崎市連取町3082-1 シルクタウンE号室 TEL〈0270〉40-7651 FAX〈0270〉40-6733□茨城出張所 300-1207茨城県牛久市ひたち野東1-29-2 プログレス壱番館102 TEL〈029〉830-7076 FAX〈029〉830-7077□千葉出張所 273-0031千葉県船橋市西船4-19-3 西船成島ビル7階D室 TEL〈047〉431-3161 FAX〈047〉431-3163□東京営業所 105-0023東京都港区芝浦1-8-4 エムジー芝浦3F TEL〈03〉6436-5481 FAX〈03〉6436-5491 □西東京営業所 184-8533東京都小金井市緑町3-11-28 TEL〈042〉383-7122 FAX〈042〉383-7133□北関東営業所 331-0812埼玉県さいたま市北区宮原町3-527-1 第二シマ企画ビル5F TEL〈048〉662-6951 FAX〈048〉662-7606□南関東営業所 243-0014神奈川県厚木市旭町1-8-6 パストラルビル3F 302 TEL〈046〉220-1851 FAX〈046〉220-1850□長野営業所 399-4102長野県駒ヶ根市飯坂2-6-1 TEL〈0265〉83-7111 FAX〈0265〉82-5535□長岡出張所 940-0061新潟県長岡市城内町3-5-1 レーベン長岡205 TEL〈0258〉31-8801 FAX〈0258〉31-8831□金沢営業所 921-8011石川県金沢市入江2-54 中村ビル5F TEL〈076〉292-1193 FAX〈076〉292-1195□静岡営業所 422-8066静岡市駿河区泉町2-3 アズマビル4F TEL〈054〉286-6041 FAX〈054〉286-8483□浜松出張所 430-0917静岡県浜松市中区中央1-3-6 浜松イーストセブン206号 TEL〈053〉459-1855 FAX〈053〉459-1857□名古屋営業所 464-0858名古屋市千種区千種3-25-19 第1シロキビル5F TEL〈052〉745-3820 FAX〈052〉745-3821□刈谷出張所 472-0026愛知県知立市東上重原4-123 MTビル2F TEL〈0566〉84-5336 FAX〈0566〉85-0228□京都営業所 600-8177京都市下京区鳥丸通五条下ル大坂町391 第10長谷ビル7F TEL〈075〉344-8811 FAX〈075〉344-8815□大阪営業所 532-0004大阪市淀川区西宮原2-7-38 新大阪西浦ビル8F TEL〈06〉6398-6131 FAX〈06〉6398-6135□神戸営業所 650-0017兵庫県神戸市中央区楠町6-2-4 ハーバースカイビル7F TEL〈078〉371-0511 FAX〈078〉371-0510□広島営業所 730-0041広島市中区小町3-19 MG広島小町ビル5F TEL〈082〉546-2351 FAX〈082〉546-2352□福岡営業所 812-0011福岡市博多区博多駅前2-19-29 博多相互ビル4F TEL〈092〉411-5526 FAX〈092〉451-2895□熊本営業所 862-0913熊本県熊本市東区尾ノ上2-3-3-3 TEL〈096〉383-7171 FAX〈096〉383-7172駐在所 □札幌 □岩手 □秋田 □郡山 □宇都宮 □甲府 □上田 □福井 □滋賀 □岡山 □松山 □徳島 □北九州 □南九州□海外営業部 184-8533 東京都小金井市緑町3-11-28 TEL〈042〉383-7271 FAX〈042〉383-7276 ○KOGANEI International America, Inc.(アメリカ) ○上海小金井国際貿易(中国) ○台湾小金井貿易(台湾) ○KOGANEI ASIA PTE. LTD.(シンガポール) ○KOGANEI KOREA CO.,LTD.(韓国) ○KOGANEI(THAILAND)CO., LTD.(タイ)テクニカルセンター□東京(小金井)工場 □東京(小金井) □長野(駒ヶ根) ○九州コガネイ(都城) ○上海小金井電子(中国) ○コガネイベトナム流通センター □長野(駒ヶ根) □技術サービスセンター184-8533 東京都小金井市緑町3-11-28 TEL〈042〉383-7172 FAX〈042〉383-7206