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スマートEVチャージシステム wayEV

製品カタログ

電力をシェアしてかしこく充電

EVチャージのこれからのふつう、できました。

ふつうの暮らしの中で、誰もがふつうにEVに乗って、 必要なときに必要なだけ、ふつうにEV充電ができる。 そんな毎日がいよいよやってきます。 wayEV(ウェイブ)は、限られた電力をかしこくシェアして 何台もの同時充電を可能にする、新発想のEVチャージシステム。 電気を誰もが便利に使えることと、電気を使いすぎないこと。 ふたつの願いを同時にかなえるこれからのスタンダード wayEVが、 カーボンニュートラル実現への確かな道をひらきます。

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このカタログについて

ドキュメント名 スマートEVチャージシステム wayEV
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 4.8Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 河村電器産業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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電 力 を シ ェ ア し て か し こ く 充 電 。
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EVチャージの これからのふつう、 できました。 ふつうの暮らしの中で、 誰もがふつうにEVに乗って、 必要なときに必要なだけ、 ふつうにEV充電ができる。 そんな毎日がいよいよやってきます。 wayEV(ウェイブ)は、 限られた電力をかしこくシェアして 何台もの同時充電を可能にする、 新発想のEVチャージシステム。 電気を誰もが便利に使えることと、 電気を使いすぎないこと。 ふたつの願いを同時にかなえるこれからのスタンダード wayEVが、 カーボンニュートラル実現への確かな道をひらきます。 wayEV webページ 01 02
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wayEVなら、みんなにうれしい。 wayEVは電気自動車への充電量をリアルタイムでコントロール。 一定量の電力をかしこくシェアするので「満充電の順番待ち」が起こりにくく、 01 電気の使いすぎもありません。 M E R I T メリット 集合住宅の 社用車運用を 来客増加、 EVユーザーに 入居率が 効率的に! 収益アップ! 大人気! アップ! 電力切れの 不安を解消。 ストレスフリーな EVライフ! マンション・アパートオーナー 企業(事業所)・自治体 ロードサイド店舗 観光地 EV充電器の設置で物件の価値が上がり入居率が 設置・増設がしやすいwayEVの導入によって社用車 滞在中の「ちょい足し充電」を見込んでの来客が増加。 「充電設備ありき」のEVユーザーから選ばれる人気の アップ。wayEVなら電力ピークの平準化によって契約 などの段階的なEVシフトが可能に。デマンド制御・ 経路中のEV充電スポットとして認知され、収益機会が 観光地に。wayEVならEV普及とともに段階的に増設 電力を抑えられます。 スケジュール制御によって、ランニングコスト削減効果も。 アップします。 していけます。 ■従来型充電システムの場合 ■wayEVの場合 接続した順番で充電 制御条件に基づく優先順位に応じて充電 導入しやすい3つの理由 今までのEV充電器に 後から接続した車は充電自体ができない場合がある 一定距離を走れる量まで優先して充電する 充電開始順1 充電開始順2 充電開始順3 接続順 先行権 できなかったことを 先 30A 1 行 優 A 新発想のwayEV 1 電力コストを節減 かしこい電力配分で電力契約の大幅変更が不要。 30A 30A 0A 先 15A 2 モ B EVの普及には、生活圏の身近な場所への充電器設置が ー ド 15A 60A C 3 設 選べる設置タイプ 欠かせません。そこで、従来よりも導入しやすい 接続しても 定 充電されません 量 接続順 1台毎の壁掛型充電器や、 システムとして、wayEVは開発されました。 均 20A 1 2 3台分を集約した自立型充電器など 限られた電力量で、必要な量の電力を配分するので、 等 A 設置環境に合わせてお選びいただけます。 割 受電設備の増設や契約電力の大幅変更をしないで導入が可能。 振 20A 2 EVユーザーには待たずに充電が開始されるメリットがあります。 充 充 充 モ B 電 A 電 B 電 C 量 量 量 ー 導入計画が立てやすい ド 20A 60A C 3 3 独立分散制御で後々の増設対応が簡単。 さらに、 クラウドで課金サービスに連携可能。 比較条件:充電器の充電総容量:60A(200V) /充電器の充電電流値:30Aの場合 03 04
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充電量を制御して ランニングコストを削減 02 電気料金を抑えられることもwayEVの大きな特徴。 FEATURE 特 徴 電力総量を抑制するデマンド制御と、時間帯別に抑制するスケジュール制御によって 運用コストを大幅に削減することが可能です。 デマンド制御 先行優先モードと均等割振モード デマンド契約値※を超えないように充電量をリアルタイムでコントロール。 従来に比べて低コストでより多くのEV充電器を運用することができます。 一定充電量を越えていないEV車両に対して、2つのモードで充電量をコントロールします。 ※デマンド目標は、実際のデマンド契約値をご確認の上、その8割程度で設定してください。 先行優先モード 均等割振モード ■デマンド制御をしない場合 ■デマンド制御をした場合 wayEVによる抑制電力量 01. EV充電器への接続順で先行権※が与えられ、 01.使用可能な充電電力を均等に割り当てます。 18kW 10kW デマンド契約ライン 75kW 8kW 優先的に充電電力を割り当てます。 EVの使用電力量 ※先行権…該当する車両へ、EV充電器の最大電流値を送電します。 65kW 65kW ■充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合 ■充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合 既存の使用電力量 EV充電器 充電量・ 値 設定量 充電量 車両 接続順 EV充電器 充電量・ (A~C) 充電電流 (A~C) 充電電流値 設定量 充電量 車両 接続順 時間 時間 先行権 デマンド契約値を超えるため、 デマンド契約値を超えないように充電量を 30A 1 20A 1 年間の基本料金が上がる。 コントロール。年間の基本料金を抑制。 A A ■試算方法 【wayEVにてデマンド値のピークに10kW抑制を行うと】 20A 15A 2 2 高圧の電気料金は、基本料金+電力量料金にて算出される。 基本料金(月) : 1,750円 × 10kW × 力率割引0.85=14,875円 B B 直近12ヶ月での最大デマンド値が契約電力として設定され、 この値を基本料金の算出に量する。算出式は以下の通り。 基本料金(月) : 1,750円 × 契約電力 × 力率割引0.85 電気基本料金を 年間 178,500 60A 15A 3 60A 20A 3 円 抑えることが可能 C C ※東京電力の場合 02.車両の充電量が設定量まで達した場合 02.充電量が設定量まで達した車両について スケジュール制御 設定量に達したEV充電器への充電は停止され、 設定量に達したEV充電器への充電は停止され、 次に先行権を持つEV充電器へ最大電流値が送電されます。 まだ設定量まで達していないEV充電器へ均等に割り振られます。 電力需要の多い時間帯での充電量を抑え、電気料金の安い夜間での充電量を増やす。など 残りの充電量が3台目に供給されます。 1 時間単位、3パターンまで設定が可能。事業形態や季節に合わせて最適な充電方法を設定できます。 03.全車両の充電量が設定量まで達した場合 03.充電総容量と比較して、設定量まで達していない ■スケジュール制御しない場合 ■3時間単位でスケジュール制御した場合 全車両に対し、任意設定された充電電流値が 均等に割り振られます。 昼間電気料金 昼間電気料金 車両の充電電流値の合計が少ない場合 差分の電力量が、設定量まで達した車両へ均等に割り振られます。 昼間のEV充電使用電力を 例 一定量に抑え、料金の安い 時間へ充電をシフト。 充電器AとBが設定量まで達し、充電器Cに先行権が移った場合 一定距離を走行できる分を 充電総容量(60A)>先行権を持つ充電器の充電電流値(30A) 設定することで、たくさんの シフトする量 となるため、残っている30Aが充電器AとBに均等に割り振られます。 車両が充電可能になると EVの使用電力量 同時に、電気の使いすぎを 既存の使用電力量 04.全車両の充電量が設定量まで達した場合 抑制します。 時間 時間 全車両に対し、任意設定された充電電流値が 電気料金を抑えながら、多くのEV車に 均等に割り振られます。 一定距離走れる量を同時充電します。 ※1A単位で制御します。 ※車両のバッテリ残量は認識できません。 05 06 使用電力(kW) 使用電力(kW) 使用電力(kW) 使用電力(kW)
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限られた電力を有効活用 システム構成図(例) カワムラ×JAXAの配電制御テクノロジー ■MODE3 充電器対応 普通充電 / ケーブル付き / 制御回路内蔵 03 限られた容量の電力をシェアして何台も同時に充電する STRUCTURE 構 造 wayEV独自のシステムには、小惑星探査機「はやぶさ」の 技術が活かされています。 電源(有線) パルス信号(有線) 通信(有線) 通信(無線) ■シングルモデル 一方通行、だからいい。独立分散制御ロジックを活用。 制御の一体化により、狭小地でも柔軟な設置対応が可能。 キュービクル 計測ユニット(親機)※4 充電制御ユニット※4 通信中継ユニット※2, 4 太陽光発電をしながら宇宙空間を移動する「はやぶさ」。 同時に使える電力量には限りがあり、容量オーバーは許されません。 そのため、電力を効率よく活用する「はやぶさ」の独立分散制御ロジックと 複合計器 制御指示をユニットへ送信 パルスセンサ 子機  1子機につき最大12台 カワムラ独自のテクノロジーを融合した技術によって、wayEVは生まれました。 時間帯別 モード設定 ・情報閲覧 従来のシステム wayEVの充電システム 充電情報(LTE) 充電器管理クラウド※1 無線 無線 CT※3 (オプション)  親機と子機が 親機から子機へは 引込盤 双方向でやりとりして 単一方向の通信で 充電量をコントロール トラブルが少ない 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 充電器 引込盤の設置費不要。 かかるコストは ■トリプルモデル 幹線工事と充電器の設置のみ。 設備・制御の集約化により、工事費に大きなメリットがあります。 子機 01 子機 02 子機 03 子機 01 子機 02 子機 03 設備工事が約20%~30%削減。 キュービクル 計測ユニット(親機)※4 充電器 充電器 充電器 充電器 ①充電器の追加や削減の際に設定変更が必要 ①充電器の追加や削減などのシステム拡張が簡単 複合計器 ②中央制御が必要なので、サーバの設置が必要 ②中央制御が不要なので、サーバの設置が不要 パルスセンサ ③双方向通信なので、通信トラブルの可能性も ③単一方向通信なので、通信トラブルが起こりにくい 時間帯別 モード設定 子機 子機 ・情報閲覧 従来のシステムに比べ、EV普及に応じて充電設備の増設がカンタン! 充電情報(LTE) CT※3 充電器管理クラウド※1 (オプション)  充電器管理クラウド wayEVクラウド 充電器管理クラウド「wayEVクラウド」に別途ご加入いただくことで、 多拠点の充電器の稼働状況データ確認や、認証課金などのサービスに ご利用いただけます。 ※認証課金サービスは、お客様がご用意・検討されているサービス提供者さまとの連携の 確認が必要となります。詳しくは担当者へご相談ください。 ※1 充電器管理クラウドを利用する場合は別途費用が発生いたします。 ※2 シングルモデルは充電器の設置環境によって通信中継ユニットの追加設置が必要となる場合があります。 ※3 CTによるブレーカ監視は、充電器以外の負荷の使用状況やご使用環境によりブレーカがトリップする場合があります。ブレーカの定格を過度に超えない範囲で運用いただく必要があります。 ※4 別途、電源の接続が必要となります。 07 08
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Q & A 対応車両について Q.車種に制限はありますか。 J1772(米国・日本における普通充電の標準規格)に対応している車両であれば充電が可能です。 Q.車両の充電出力は何kWまで対応していますか。 Mode3充電対応車両で、 かつ6kW以下に限ります。 基本性能について Q.wayEVの配電方式は何になりますか。 制御機能について 電灯回路の単相2線式(200V)のみ対応です。 Q.充電制御機(子機)1台につき、何基まで充電器を制御できますか。 それぞれシングルモデルは12基、トリプルモデルは2基(6口)まで制御可能です。 拡張時の場合はご相談ください。 Q.急速充電には対応可能ですか。 Q.『一定走行が可能な充電量(設定量)』はどのように決めますか。 対応しておりません。 例えばマンション等で、近隣に出かける際に最低限必要な充電量(走行可能距離)を任意に設定できます。(1kWh=6~7km走行 目安) Q.デマンド値の測定はどのように行いますか。 Q.計測ユニットと充電器(制御ユニット)間の通信は無線ですか、有線ですか。 キュービクル内の複合計器より、 パルスを取得します。 標準は有線LAN(CAT5E以上)です。 無線接続に関しては別途お問い合わせください。 Q.通信断、停電した時はどのようになりますか。 充電・制御機能は停止します。 通信、 電源復旧後に自動的充電制御機能は再開します。 Q.設置方法を教えてください。 【計測ユニット、 充電制御ユニット、 シングルモデル(充電器)】壁掛・自立設置が可能です。 Q.車両の蓄電量を把握して、充電量を制御できますか。 【トリプルモデル(充電器)】自立設置が可能です。 Mode3の規格上、 車両の蓄電量は把握できません。 Q.トリプルモデルとシングルモデルを混在して設置はできますか。 設置は可能です。 運用について ただし、充電制御に関してはトリプルモデル、シングルモデルそれぞれに機器および設定が必要です。 Q.ランニングコストはかかりますか。 Q.充電器のケーブルの長さはどのくらいですか。 クラウドをご利用いただく場合、 ランニングコストは発生いたします。( 準備中。 詳しくは弊社担当者にご確認ください。) トリプル、 シングルモデル共に7.5mです。 Q.クラウドサービスではどのようなことができますか。 充電器の状態管理や認証、 課金などのシステムと連携が可能となります。( 準備中。 詳しくは弊社担当者にご確認ください。) Q.耐用年数はどのくらいですか。 Q.保守、メンテナンスは対応してもらえますか。 耐用年数は8年です。(屋外使用を想定) 別途メニューをご用意しています。 ( 準備中。 詳しくは弊社担当者にご確認ください。) 09 10
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外形寸法 ■シングルモデル ケーブル長7.5m 170 447 120 230 [単位:㎜] ■トリプルモデル ケーブル長7.5m 848.5 390 490 [単位:㎜] 仕様・定格 充電器 (トリプルモデル) 充電器 充電器 御ユニット 計測ユニット 充電制御ユニット内蔵 (シングルモデル) (シングルモデル) 充電制 ポール取付型 (シングルモデル用) 品番 SEC-A12-* SEC-AS , SECN-AS SEC-AS-J , SECN-AS-J SEC-AS-* SEC-A-P 出力 最大6kW×3 最大6kW - 定格電圧 AC200V 単相2線式 定格周波数 50/60 Hz 計測ユニット間/ 通信方式 IEEE802.3 100Base-TX 充電制御ユニット間 充電器間/ / IEEE802.11n 2.4GHz 充電制御ユニット間/ クラウド間/LTE IEEE802.11n 2.4GHz クラウド間/LTE IEEE802.3 100Base-TX 温度 -25~40℃ -10~40℃ 使用範囲※ 湿度 45~85% サイズ(mm) H1470×W490×D390 H403×W230×D120 H403×W230×D120 (ポール金具含まず) H500×W400×D160 重量 102kg 10.5kg 本体10.5kg、ポール金具4.1kg 11.5kg 11kg 筐体材質 鋼板製 保護等級 IP44準拠 ※塩害地域でご使用の場合はご相談ください。 ※品番は使用によって異なります。お問い合わせください。 ●仕様及び外観等は予告なく変更する場合があります。 カタログ記載内容:2023年7月現在 ご用命は 本社 愛知県瀬戸市暁町3-86 〒489-8611 https://www.kawamura.co.jp/ ISO14001は暁地区、本地地区、水俣地区、 つくば地区、大崎地区、札幌地区での登録です。 全国拠点のお問い合わせ先は 右の2次元コードからご確認ください。 (公式Webサイトにアクセスします) M230703 1470 403