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水の力を電気に変える 日立エネルギー回収システム

製品カタログ

身近に利用できるエネルギーがあります。

現在、地球温暖化問題への世界的な取り組みが進む中、環境へ与える負荷が小さく、資源制約の少ないクリーンな未利用エネルギーの有効活用が求められています。日立では、これまで見逃されていた未利用水力エネルギーを発電水車により電気エネルギ-として回収する「エネルギー回収システム」をご提案します。
回収した電力は設備の動力を低減したり、照明・給湯用などさまざまな用途でご活用いただけます。改正省エネ法が施行されて以来、省エネニーズはますます高くなっています。日立はエネルギー回収システムでお客さまのソリューションにお応えします。

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このカタログについて

ドキュメント名 水の力を電気に変える 日立エネルギー回収システム
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 株式会社日立産機システム (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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日立エネルギー回収システム 水の力を電気に変える 日立エネルギー回収システム 身近に利用できるエネルギーがあります。 平成20年度 日本機械工業連合会 会長賞受賞 第5回エコプロダクツ大賞受賞 エコプロダクツ大賞推進協議会 会長賞 HP-365T 2023.1 Printed in Japan(H)
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未利用水力エネルギーを利用し ませんか。 現在、地球温暖化問題への世界的な取り組みが進む中、環境へ与える負荷が小さく、 エネルギー回収システム( マイクロ水力発電) 資源制約の少ないクリーンな未利用エネルギーの有効活用が求められています。 日立では、これまで見逃されていた未利用水力エネルギーを発電水車により 電気エネルギ-として回収する「エネルギー回収システム」をご提案します。 回収した電力は設備の動力を低減したり、照明・給湯用など さまざまな用途でご活用いただけます。 改正省エネ法が施行されて以来、省エネニーズはますます高くなっています。 日立はエネルギー回収システムでお客さまのソリューションにお応えします。 特 長 1. エネルギー回収率約 60%の高効率※1 4. 省スペースで取り付けられます 流量と落差の変化に対して、水車の発電効率が最大となる 本体は水車、発電機が一体構造で、小形、軽量。配管途 ように制御する最適運転制御可変速発電システムを開発。 中に設置可能なインライン設計で、 狭い空間でも取り付 特許第 5268871 号 けられます。 特許第 4456807 号 (3kW出力機種の場合) 2. 電気出力のため多様な負荷に対応が可能 インバータ駆動している機器には、コントローラから直接 インバータへ直流送電(。直流出力タイプ)※2また、系統 3kW 水車 9kW 水車 連系装置を介して三相200Vの交流送電が可能 です。 ※1 : エネルギー回収効率は、(1)式で示す総合効率(η)です。 (交流出力タイプ)   η=P/(0.163×Q×H)×100‥‥‥‥(1)       P:制御盤出力[kW] 特許第4824097号       Q:流量[m3 / min]       H:有効落差[m] 「エネルギー回収システム」は、有効落差に応じた水車の 3. 落差、流量に応じ、さらに多くの電力回 収も可能       H=H1-H2 ‥‥‥‥‥(2)       H1:水車入口圧力ヘッド[m] 最適回転数制御により高効率のエネルギー回収を実現します。 ビルや設備位置の高さ(落差)、流量に応じて より多く の       H2:水車出口圧力ヘッド[m]       η:総合効率[%] 小型の発電機一体型インライン水車の採用により、配管途中 電力を回収できます。高層で落差が大きい場 合は水 車       η=ηt× ×ηc‥‥‥(3) への取り付けが可能で、狭い場所にも設置できます。 2台を直列運転、また流量が多い場合は並列運 転させ る       ηt:水車効率[%] 環境への負荷を低減するため当社の流体・モータ・制御の など、規模に見合った対応が可能です。                    :発電機効率[%]                   ηc:制御盤効率[%] 技術を結集し、未利用エネルギーの高回収を実現した特長ある (9kW 機種では直列・並列運転はできません。) 製品です。 特許第 4610866 号 ※2 : 送電先のインバータは 200V 級に限ります。 特許第 5041889 号             他社インバータへの出力はお問い合わせください。 1 2
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未利用水力エネルギーを利用し ませんか。 現在、地球温暖化問題への世界的な取り組みが進む中、環境へ与える負荷が小さく、 エネルギー回収システム( マイクロ水力発電) 資源制約の少ないクリーンな未利用エネルギーの有効活用が求められています。 日立では、これまで見逃されていた未利用水力エネルギーを発電水車により 電気エネルギ-として回収する「エネルギー回収システム」をご提案します。 回収した電力は設備の動力を低減したり、照明・給湯用など さまざまな用途でご活用いただけます。 改正省エネ法が施行されて以来、省エネニーズはますます高くなっています。 日立はエネルギー回収システムでお客さまのソリューションにお応えします。 特 長 1. エネルギー回収率約 60%の高効率※1 4. 省スペースで取り付けられます 流量と落差の変化に対して、水車の発電効率が最大となる 本体は水車、発電機が一体構造で、小形、軽量。配管途 ように制御する最適運転制御可変速発電システムを開発。 中に設置可能なインライン設計で、 狭い空間でも取り付 特許第 5268871 号 けられます。 特許第 4456807 号 (3kW出力機種の場合) 2. 電気出力のため多様な負荷に対応が可能 インバータ駆動している機器には、コントローラから直接 インバータへ直流送電(。直流出力タイプ)※2また、系統 3kW 水車 9kW 水車 連系装置を介して三相200Vの交流送電が可能 です。 ※1 : エネルギー回収効率は、(1)式で示す総合効率(η)です。 (交流出力タイプ)   η=P/(0.163×Q×H)×100‥‥‥‥(1)       P:制御盤出力[kW] 特許第4824097号       Q:流量[m3 / min]       H:有効落差[m] 「エネルギー回収システム」は、有効落差に応じた水車の 3. 落差、流量に応じ、さらに多くの電力回 収も可能       H=H1-H2 ‥‥‥‥‥(2)       H1:水車入口圧力ヘッド[m] 最適回転数制御により高効率のエネルギー回収を実現します。 ビルや設備位置の高さ(落差)、流量に応じて より多く の       H2:水車出口圧力ヘッド[m]       η:総合効率[%] 小型の発電機一体型インライン水車の採用により、配管途中 電力を回収できます。高層で落差が大きい場 合は水 車       η=ηt× ×ηc‥‥‥(3) への取り付けが可能で、狭い場所にも設置できます。 2台を直列運転、また流量が多い場合は並列運 転させ る       ηt:水車効率[%] 環境への負荷を低減するため当社の流体・モータ・制御の など、規模に見合った対応が可能です。                    :発電機効率[%]                   ηc:制御盤効率[%] 技術を結集し、未利用エネルギーの高回収を実現した特長ある (9kW 機種では直列・並列運転はできません。) 製品です。 特許第 4610866 号 ※2 : 送電先のインバータは 200V 級に限ります。 特許第 5041889 号             他社インバータへの出力はお問い合わせください。 1 2
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 回収した未利用エネルギーを広範囲で活かし、節電・環境保全に貢献します。 用 途 適用基準 適用例 ● ビル空調の蓄熱式冷温水供給サイクルに ① 使用環境 ビル空調の事例 ● 工場内の冷却水系統に   周囲温度:0 ~ 40℃(凍結なし)   周囲湿度:20 ~ 85%(結露なし) ● ホテル、病院等の空調系統に ・流量変化に対応して水車および 空調負荷  電動弁を制御し、環水配管の ② 使用条件 ● 山間部における湧水排水 A.H(. 10F)  圧力を一定に保ちます。   水  質:水道水相当 pH5.8 ~ 8.6 A.H(. 9F)   など       (不凍液混入は可能)   液 温 度:0 ~ 80℃ A.H(. 5F) インライン形 水車発電機 ③ 設置場所:屋内専用 電動弁 落水防止弁 入口弁 M 出口弁 P 空調用ポンプ 納入事例 蓄熱槽(冷温水) 事例 1 : A 社 工場における冷却水系統の事例 事務所ビルの空調設備に 3kW 機種 2 台を設置。(直列運転) 発電電力は建物内の照明用電源に使用。 ・環水配管内を満水状態にする クーリングタワー  ため、エアー抜きが必要になり 空調負荷 有効落差50m (開放)  ます。 (ポンプ圧力分含む) ・水車にバイパス配管を設け、 発電機一体型 エアー抜き 電動弁 インライン水車 制御盤  発電が停止したときに電動弁を 生産設備 M 水 2.4kW×2台  開き、クーリングタワーからの 流 流量約1m3/min 水車発電機 生産設備  オーバーフローを防止します。 インライン形 照 落水防止弁 明 生産設備 水車発電機 に 供 入口弁 出口弁 給 手動閉止弁 P 空調用ポンプ P 循環ポンプ 貯水槽 蓄熱槽(冷温水) 地上6階 地下1階 (地下蓄熱水槽) 事例 2 : B 社 工業用水導入部の事例 冷却水循環設備に 9kW 機種を設置。 稼働日数 : 年間 360 日 水車発電機 送水 ・通常は水車を介して工業用水 発電量 : 6kW インライン形 水車発電機 を貯水槽に取り込みます。 電動弁 ポンプからの送水量が増え、 工業用水 ストレーナ 入口弁 M 貯水槽の水位が下限水位になる FM P ポンプ とFM弁を開き補給量を増やし ます。ポンプからの送水量が 上限水位 減り貯水槽水位が上限水位に なると電動弁とFM弁を閉じ エネルギー回収状況が 下限水位 水車は停止します。 目に見えるように発電量 貯水槽 注)工業用水を利用する際は水道事業者 をパネル表示 に水車設置の可否を必ず確認して ください。      3 4
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 回収した未利用エネルギーを広範囲で活かし、節電・環境保全に貢献します。 用 途 適用基準 適用例 ● ビル空調の蓄熱式冷温水供給サイクルに ① 使用環境 ビル空調の事例 ● 工場内の冷却水系統に   周囲温度:0 ~ 40℃(凍結なし)   周囲湿度:20 ~ 85%(結露なし) ● ホテル、病院等の空調系統に ・流量変化に対応して水車および 空調負荷  電動弁を制御し、環水配管の ② 使用条件 ● 山間部における湧水排水 A.H(. 10F)  圧力を一定に保ちます。   水  質:水道水相当 pH5.8 ~ 8.6 A.H(. 9F)   など       (不凍液混入は可能)   液 温 度:0 ~ 80℃ A.H(. 5F) インライン形 水車発電機 ③ 設置場所:屋内専用 電動弁 落水防止弁 入口弁 M 出口弁 P 空調用ポンプ 納入事例 蓄熱槽(冷温水) 事例 1 : A 社 工場における冷却水系統の事例 事務所ビルの空調設備に 3kW 機種 2 台を設置。(直列運転) 発電電力は建物内の照明用電源に使用。 ・環水配管内を満水状態にする クーリングタワー  ため、エアー抜きが必要になり 空調負荷 有効落差50m (開放)  ます。 (ポンプ圧力分含む) ・水車にバイパス配管を設け、 発電機一体型 エアー抜き 電動弁 インライン水車 制御盤  発電が停止したときに電動弁を 生産設備 M 水 2.4kW×2台  開き、クーリングタワーからの 流 流量約1m3/min 水車発電機 生産設備  オーバーフローを防止します。 インライン形 照 落水防止弁 明 生産設備 水車発電機 に 供 入口弁 出口弁 給 手動閉止弁 P 空調用ポンプ P 循環ポンプ 貯水槽 蓄熱槽(冷温水) 地上6階 地下1階 (地下蓄熱水槽) 事例 2 : B 社 工業用水導入部の事例 冷却水循環設備に 9kW 機種を設置。 稼働日数 : 年間 360 日 水車発電機 送水 ・通常は水車を介して工業用水 発電量 : 6kW インライン形 水車発電機 を貯水槽に取り込みます。 電動弁 ポンプからの送水量が増え、 工業用水 ストレーナ 入口弁 M 貯水槽の水位が下限水位になる FM P ポンプ とFM弁を開き補給量を増やし ます。ポンプからの送水量が 上限水位 減り貯水槽水位が上限水位に なると電動弁とFM弁を閉じ エネルギー回収状況が 下限水位 水車は停止します。 目に見えるように発電量 貯水槽 注)工業用水を利用する際は水道事業者 をパネル表示 に水車設置の可否を必ず確認して ください。      3 4
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 電力の出力形式 製品仕様 1. インバータ負荷直流送電タイプ EBS-F80H EBS-F80M EBS-F80L EBS-F125H EBS-F125M ポンプ、ファンなどを駆動するインバータ制御機器がある場合、そのインバータへ直流送電します。 水車口径 80mm 80mm 80mm 入口100mm、出口125mm 入口100mm、出口125mm 水流 発電効率※1 MAX56% MAX57% MAX61% MAX59% MAX66% 出力形式:直流 商用電源 出力 0.5~3.0kW 0.5~2.6kW 0.5~3.5kW 1.0~9.0kW 1.0~9.0kW 水 水車制御盤 流量 0.6~1.05m3/min 0.7~1.08m3/min 0.8~1.38m3/min 1.5~2.8m3/min 1.8~3.15m3/min 車 直流出力 有効落差※2 10~34m 9~26m 8~27m 10~35m 8~26m 発 コントローラ 日立インバータ 負荷 電 最大流入圧力 1.0MPa 1.0MPa 1.0MPa 1.0MPa 1.0MPa 機 商用電源からの消費電力が 質量 53㎏ 48㎏ 46㎏ 182㎏ 182㎏ 注)負荷用インバータは200V級に限ります。 発電した電力分だけ低減 発電機 同期発電機 誘導発電機   他社インバータへの出力の際はお問い合わせください。 注)本表は系統連系(交流200V)タイプの仕様です。 2. 交流送電タイプ ※1 : 直流タイプ(負荷インバータへ出力する場合)の発電効率は60%以上です。 ※2 : 最大有効落差を越える場合は2台直列設置も可能です。(9kW機種では直列設置できません) 系統連系装置※1 を介して商用電源へ帰還させることができ、動力電源を低減します。 水流 出力形式:交流 発電した電力は基本的に建物・ 工場内の負荷で消費することを お勧めします。 寸法図 水 水車制御盤 車 交流出力 発 コントローラ 系統連系装置 3相3線式200Vまたは400V 電 3kW 水車 寸法図 9kW 水車 寸法図 機 電力会社との系統連系協議が必要です。 φ22 8-M16ボルト穴 8-M20ボルト穴 φ100 φ125 φ175 φ210 水車 φ210 φ250 性能曲線 発電機 吸込フランジ 吐出フランジ JIS10K 並型 JIS10K 並型 45 端子箱⦆ ゲージ用穴 3/8B 8-M12ボルト穴 40 出力 端子箱 35 3.0 EBS-F125H PS 3/8 9(kW) (出口側圧力センサ取付用) 2.5 22 22 φ80 30 8 φ130 B C 2.0 2.5 7 9(kW) φ150 25 H 6 φ185 1.5 8 フランジ 24 2.0 3.0(kW) 5 7 JIS10K 薄型 24 20 6 1.0 2.5 4-φ19 4 1.5 250 基礎ボルト穴 280 380 2.0 5 15 EBS-F80H 寸法表 660 3 4 1.0 1.5 1.0 2 3 口径 各部寸法(mm) 概算質量:182kg 形 概算質量 10 2 (mm) 式 A B C H R E F W TL (㎏) EBS-F80M 1 EBS-F125M 80 1 EBS-F80H 100 200 230 430 360 163 145 308 460 53 5 EBS-F80L 80 EBS-F80M 100 180 210 390 360 148 128 276 460 48 80 EBS-F80L 100 190 200 390 369 133 110 243 469 46 0 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 流量 Q(m3/min) 5 6 有効落差 H(m) TL ( W) A R ( E)( F) 919 200 (296) 622 分解空間 (478) (225) (253) 16 295
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 電力の出力形式 製品仕様 1. インバータ負荷直流送電タイプ EBS-F80H EBS-F80M EBS-F80L EBS-F125H EBS-F125M ポンプ、ファンなどを駆動するインバータ制御機器がある場合、そのインバータへ直流送電します。 水車口径 80mm 80mm 80mm 入口100mm、出口125mm 入口100mm、出口125mm 水流 発電効率※1 MAX56% MAX57% MAX61% MAX59% MAX66% 出力形式:直流 商用電源 出力 0.5~3.0kW 0.5~2.6kW 0.5~3.5kW 1.0~9.0kW 1.0~9.0kW 水 水車制御盤 流量 0.6~1.05m3/min 0.7~1.08m3/min 0.8~1.38m3/min 1.5~2.8m3/min 1.8~3.15m3/min 車 直流出力 有効落差※2 10~34m 9~26m 8~27m 10~35m 8~26m 発 コントローラ 日立インバータ 負荷 電 最大流入圧力 1.0MPa 1.0MPa 1.0MPa 1.0MPa 1.0MPa 機 商用電源からの消費電力が 質量 53㎏ 48㎏ 46㎏ 182㎏ 182㎏ 注)負荷用インバータは200V級に限ります。 発電した電力分だけ低減 発電機 同期発電機 誘導発電機   他社インバータへの出力の際はお問い合わせください。 注)本表は系統連系(交流200V)タイプの仕様です。 2. 交流送電タイプ ※1 : 直流タイプ(負荷インバータへ出力する場合)の発電効率は60%以上です。 ※2 : 最大有効落差を越える場合は2台直列設置も可能です。(9kW機種では直列設置できません) 系統連系装置※1 を介して商用電源へ帰還させることができ、動力電源を低減します。 水流 出力形式:交流 発電した電力は基本的に建物・ 工場内の負荷で消費することを お勧めします。 寸法図 水 水車制御盤 車 交流出力 発 コントローラ 系統連系装置 3相3線式200Vまたは400V 電 3kW 水車 寸法図 9kW 水車 寸法図 機 電力会社との系統連系協議が必要です。 φ22 8-M16ボルト穴 8-M20ボルト穴 φ100 φ125 φ175 φ210 水車 φ210 φ250 性能曲線 発電機 吸込フランジ 吐出フランジ JIS10K 並型 JIS10K 並型 45 端子箱⦆ ゲージ用穴 3/8B 8-M12ボルト穴 40 出力 端子箱 35 3.0 EBS-F125H PS 3/8 9(kW) (出口側圧力センサ取付用) 2.5 22 22 φ80 30 8 φ130 B C 2.0 2.5 7 9(kW) φ150 25 H 6 φ185 1.5 8 フランジ 24 2.0 3.0(kW) 5 7 JIS10K 薄型 24 20 6 1.0 2.5 4-φ19 4 1.5 250 基礎ボルト穴 280 380 2.0 5 15 EBS-F80H 寸法表 660 3 4 1.0 1.5 1.0 2 3 口径 各部寸法(mm) 概算質量:182kg 形 概算質量 10 2 (mm) 式 A B C H R E F W TL (㎏) EBS-F80M 1 EBS-F125M 80 1 EBS-F80H 100 200 230 430 360 163 145 308 460 53 5 EBS-F80L 80 EBS-F80M 100 180 210 390 360 148 128 276 460 48 80 EBS-F80L 100 190 200 390 369 133 110 243 469 46 0 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 流量 Q(m3/min) 5 6 有効落差 H(m) TL ( W) A R ( E)( F) 919 200 (296) 622 分解空間 (478) (225) (253) 16 295
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 標準付属品 特別付属品 オプション仕様 事前確認項目 制御盤(屋内自立形) ……………… 1 面 系統連系装置 ………………………1 台 (1) 出力電圧 AC400V 1. 適用する配管系統 圧力計 ……………………………… 2 個 (2)直列運転※ 【 開放型水循環方式】 【密閉型水循環方式】 圧力センサ ………………………… 2 個 (3)並列運転※ 開放型の配管例 空調機または 密閉型の配管例 空調機 機械設備 入口側仕切弁 ……………………… 1 個 ※ 9kW 機種は水車と制御盤が一対です。直列・ 負荷 負荷 出口側仕切弁 ……………………… 1 個   並列設置の場合、制御盤は2面になります。 P ポンプ 落水防止弁 水槽 P チラー 省エネ効果 真空破壊弁 【省エネ効果計算式】  (1)配管系統 負荷    ・開放型水循環方式に限ります。密閉型水循環方式は不可。 省エネ効果金額 = エネルギー回収システム出力 × 電気代単価 × 稼動時間 × 年間稼働日     ・ 落水防止弁(または流量調整弁)がない場合、開放還水法※1 を採用 P 還り主管     しているものに限ります。 ポンプ 【例 1】 【例 2】     ※1 : 開放還水法とは、還水管の最上部を大気に解放して還り主管の水を落水させる方法。 水槽 ~工 場 の 空 調 設 備 や 工 場 の 冷 却 水 設 備 など連 続 ~オフィスビルなど季 節により稼 動 状 況 が 変 化する       システム内の冷温水が抜け落ちないように還水管頂部を立上げる。(右図参照) 運 転する場 合 ~(9kW 機種) 場合~(3kW 機種・並列運転)  (2)用途  (3)負荷は何か         ・ 空調機     ・機械設備   ・その他 流 量 2.8(m3/min)、有 効 落 差 33(m) の 場 合 9.0(kW)を 流 量 2.1(m3/min)、有 効 落 差 32(m) の 場 合 5.4※(kW) を  (4)クーリングタワーの有無   ・有り(屋上設置・地上設置)    ・ 無し 出力 出力  ※ 2 台並列運転時  (5)落水防止弁の有無     ・有り     ・無し 年 間 省エネ効 果 金 額=9.0(kW)×19(円/ kWh)× 年 間 省エネ効 果 金 額=5.4(kW)×19(円/ kWh)×  (6)真空破壊弁の有無    ・有り     ・無し 24(hr)×365(日)=1,497,960 円 12(hr)×250(日)=307,800 円   (7)設置場所         ・屋内      ・ 屋外 注)電力会社との契約料金、流量、落差、稼動状況により年間省エネ効果 2.取扱液の種類 金額は変わります。   冷温水(温度:最低     ℃、最高     ℃、不凍液の有無:種類と濃度(wt%))   工場冷却水(スラリーの有無、スラリー濃度 200ppm 以上は水質調査が必要)    備考欄 運転方式決定上の注意事項 3.有効落差 (1) 年間を通じての最大流量で選定してしてください。   ・定落差     m     ・変落差     ~     m (2) 流量が水車の適用範囲を超える場合は並列設置になります。           どちらか一方のみ記入 (3) 落差が水車の適用範囲を超える場合は直列設置になります。   ( 落水防止弁が有る場合:落水防止弁入口側圧力     MPa、出口側圧力     MPa) 4.水 量 【直列運転】 【並列運転】   ・定流量     m3/min ・変流量     ~     m3/min            どちらか一方のみ記入 (1) 最高流入圧力(水車入口側圧力)は最大 1.0(MPa) (1) 水車入口側および出口側にヘッダー管が必要となり   までとなります。   ます。 5.回収電力の用途 (2) 有効落差は各水車の設置場所で変わります。 (2) 並 列 設 置 の 場 合でもバイパス管 は 一 本で 対 応しま   ・電力出力タイプ   す。(但し、最大流量によりバイパス管口径は異なり  (1)インバータへ直接出力(但し、使用インバータは三相 200V に限ります)   ます。)   ( 2)系統連系( ・三相 200V  ・三相 400V ) 6.運転時間          時間/年 1日当たりの運転時間     時間         1年当たりの運転日数     日 7.電力単価      円/ kWh 7 8
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 標準付属品 特別付属品 オプション仕様 事前確認項目 制御盤(屋内自立形) ……………… 1 面 系統連系装置 ………………………1 台 (1) 出力電圧 AC400V 1. 適用する配管系統 圧力計 ……………………………… 2 個 (2)直列運転※ 【 開放型水循環方式】 【密閉型水循環方式】 圧力センサ ………………………… 2 個 (3)並列運転※ 開放型の配管例 空調機または 密閉型の配管例 空調機 機械設備 入口側仕切弁 ……………………… 1 個 ※ 9kW 機種は水車と制御盤が一対です。直列・ 負荷 負荷 出口側仕切弁 ……………………… 1 個   並列設置の場合、制御盤は2面になります。 P ポンプ 落水防止弁 水槽 P チラー 省エネ効果 真空破壊弁 【省エネ効果計算式】  (1)配管系統 負荷    ・開放型水循環方式に限ります。密閉型水循環方式は不可。 省エネ効果金額 = エネルギー回収システム出力 × 電気代単価 × 稼動時間 × 年間稼働日     ・ 落水防止弁(または流量調整弁)がない場合、開放還水法※1 を採用 P 還り主管     しているものに限ります。 ポンプ 【例 1】 【例 2】     ※1 : 開放還水法とは、還水管の最上部を大気に解放して還り主管の水を落水させる方法。 水槽 ~工 場 の 空 調 設 備 や 工 場 の 冷 却 水 設 備 など連 続 ~オフィスビルなど季 節により稼 動 状 況 が 変 化する       システム内の冷温水が抜け落ちないように還水管頂部を立上げる。(右図参照) 運 転する場 合 ~(9kW 機種) 場合~(3kW 機種・並列運転)  (2)用途  (3)負荷は何か         ・ 空調機     ・機械設備   ・その他 流 量 2.8(m3/min)、有 効 落 差 33(m) の 場 合 9.0(kW)を 流 量 2.1(m3/min)、有 効 落 差 32(m) の 場 合 5.4※(kW) を  (4)クーリングタワーの有無   ・有り(屋上設置・地上設置)    ・ 無し 出力 出力  ※ 2 台並列運転時  (5)落水防止弁の有無     ・有り     ・無し 年 間 省エネ効 果 金 額=9.0(kW)×19(円/ kWh)× 年 間 省エネ効 果 金 額=5.4(kW)×19(円/ kWh)×  (6)真空破壊弁の有無    ・有り     ・無し 24(hr)×365(日)=1,497,960 円 12(hr)×250(日)=307,800 円  (7)設置場所         ・屋内      ・ 屋外 注)電力会社との契約料金、流量、落差、稼動状況により年間省エネ効果 2.取扱液の種類 金額は変わります。   冷温水(温度:最低     ℃、最高     ℃、不凍液の有無:種類と濃度(wt%))   工場冷却水(スラリーの有無、スラリー濃度 200ppm 以上は水質調査が必要)    備考欄 運転方式決定上の注意事項 3.有効落差 (1) 年間を通じての最大流量で選定してしてください。   ・定落差     m     ・変落差     ~     m (2) 流量が水車の適用範囲を超える場合は並列設置になります。           どちらか一方のみ記入 (3) 落差が水車の適用範囲を超える場合は直列設置になります。   ( 落水防止弁が有る場合:落水防止弁入口側圧力     MPa、出口側圧力     MPa) 4.水 量 【直列運転】 【並列運転】   ・定流量     m3/min ・変流量     ~     m3/min            どちらか一方のみ記入 (1) 最高流入圧力(水車入口側圧力)は最大 1.0(MPa) (1) 水車入口側および出口側にヘッダー管が必要となり   までとなります。   ます。 5.回収電力の用途 (2) 有効落差は各水車の設置場所で変わります。 (2) 並 列 設 置 の 場 合でもバイパス管 は 一 本で 対 応しま   ・電力出力タイプ   す。(但し、最大流量によりバイパス管口径は異なり  (1)インバータへ直接出力(但し、使用インバータは三相 200V に限ります)   ます。)   ( 2)系統連系( ・三相 200V  ・三相 400V ) 6.運転時間          時間/年 1日当たりの運転時間     時間         1年当たりの運転日数     日 7.電力単価      円/ kWh 7 8
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 適用検討に際する注意点 M E M O (1)水車が発電を停止すると、水車通過流量が発電時の (3)水車は圧力を使って発電しますので、水車出口の 約1/3に減少します。所定流量を確保する必要がある 圧力が、有効落差分小さくなります。水車出口において、 場合は、バイパス配管側に電動弁を設け、電動弁で流量を 所定の圧力が必要な場合は、その分だけ有効落差が小 制御してください。 さくなります。 (2)クーリングタワーの環水配管に適用する場合は、 (4)工業用水引込系統への設置を検討する際は、水道 環水配管内を満水にするため、配管最上部にエアー抜き 事業者に水車設置の可否を必ずご確認ください。 配管を設けてください。 発電電力の売電に関して 直流出力の場合 電気回路の構造上、発電電力は系統へ逆潮流しませんので、売電はできません。 また、直流電力は系統連系に当たりませんので、電力会社との系統連系協議は必要ありません。 水力発電の法規制 ダム・堰を有さない出力20kW未満の場合 ダム・堰を有さない出力20kW~200kW未満の場合 一般電気工作物に該当しますので、法規制はありません。 事業用電気工作物に該当しますので、次の規制が生じます。 (1)事業用電気工作物の維持 (2)保安規定の作成と届け出 (3)第三種電気主任技術者の選任 20kW未満の水力発電設備を複数台設置する場合でも、 合計出力が20kWを超えるときは、規制の対象となります。 9 10
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エネルギー回収システム(マイクロ水力発電) 適用検討に際する注意点 M E M O (1)水車が発電を停止すると、水車通過流量が発電時の (3)水車は圧力を使って発電しますので、水車出口の 約1/3に減少します。所定流量を確保する必要がある 圧力が、有効落差分小さくなります。水車出口において、 場合は、バイパス配管側に電動弁を設け、電動弁で流量を 所定の圧力が必要な場合は、その分だけ有効落差が小 制御してください。 さくなります。 (2)クーリングタワーの環水配管に適用する場合は、 (4)工業用水引込系統への設置を検討する際は、水道 環水配管内を満水にするため、配管最上部にエアー抜き 事業者に水車設置の可否を必ずご確認ください。 配管を設けてください。 発電電力の売電に関して 直流出力の場合 電気回路の構造上、発電電力は系統へ逆潮流しませんので、売電はできません。 また、直流電力は系統連系に当たりませんので、電力会社との系統連系協議は必要ありません。 水力発電の法規制 ダム・堰を有さない出力20kW未満の場合 ダム・堰を有さない出力20kW~200kW未満の場合 一般電気工作物に該当しますので、法規制はありません。 事業用電気工作物に該当しますので、次の規制が生じます。 (1)事業用電気工作物の維持 (2)保安規定の作成と届け出 (3)第三種電気主任技術者の選任 20kW未満の水力発電設備を複数台設置する場合でも、 合計出力が20kWを超えるときは、規制の対象となります。 9 10
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日立エネルギー回収システム 水の力を電気に変える 日立エネルギー回収システム 身近に利用できるエネルギーがあります。 平成20年度 日本機械工業連合会 会長賞受賞 第5回エコプロダクツ大賞受賞 エコプロダクツ大賞推進協議会 会長賞 HP-365T 2023.1 Printed in Japan(H)