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制御盤・配電盤ナビVol.2 ダイジェスト版

ホワイトペーパー

重要性が増す盤の熱対策 ~高まる熱リスクとその対策~

ものづくりを応援する業界紙・オートメーション新聞が展開する別冊「制御盤・配電盤ナビ」Vol.2ダイジェスト版は、制御盤・配電盤に関する各種情報をまとめたムック本です。

<掲載内容>(一部抜粋)
○安定稼働に不可欠な盤の熱対策、重要性ますます高まる
○進化する制御盤用クーラー フロンガス対策が急務に
○耐熱形配電盤・分電盤
など


※ダウンロードされたお客様の情報は弊社プライバシーポリシーに則り協賛企業へ共有させていただきます。あらかじめご了承下さい。

【協賛企業】富士電機機器制御株式会社/IDEC株式会社/リタール株式会社/日東工業株式会社/内外電機株式会社/共立継器株式会社/ワゴ ジャパン株式会社/アンフェノールジャパン株式会社/株式会社新愛知電機製作所/相原電機株式会社/スワロー電機株式会社/EPLAN Software&Services株式会社/アルファテック株式会社/フエニックス・コンタクト株式会社/ハーティング株式会社/株式会社図研

このカタログについて

ドキュメント名 制御盤・配電盤ナビVol.2 ダイジェスト版
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
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取り扱い企業 アペルザ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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別冊 制御盤・配電盤ナビ Industorial Contorol Panel & Distribution Board Vol.2 特重要性が増す盤の 集熱対策 ̶高まる熱リスクとその対策̶ 安定稼働に不可欠な盤の熱対策 進化する制御盤用クーラー 電機制御業界がこれから攻めるべき業界と儲かる商品 売上を伸ばす盤メーカー 亀山電機・東亜エレクトロニクス・徳松システム オートメ新聞株式会社
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制御盤・配電盤ナビ vol.2 制御盤・配電盤ナビ vol.2 I N D E X ■潮 流 安定稼働に不可欠な盤の熱対策 重要性ますます高まる ……………………………………………………1 進化する制御盤用クーラー フロンガス対策が急務に… ………………………………………………………2 耐熱形配電盤・分電盤 〔耐熱盤認定取得社一覧〕  …………………………………………………………4 これから攻めるべき業界と儲かる商品・サービス … …………………………………………………………5 ■盤メーカー 海外メーカー製品への技術力とコスト競争力を付加価値に売上を拡大  亀山電機 代表取締役社長 北口功幸 ………………………………………………………………………6 優良顧客に出会う仕組みの作り方  東亜エレクトロニクス 代表取締役社長 田中貴徳  ………………………………………………………7 エンジニア出身だからできる制御盤メーカーの事業運営  徳松システム 代表取締役 安宅宏憲 ………………………………………………………………………8 ■提 言 産業用コネクタが米国の制御盤に使用可能に  ハーティング ……………………………………………………………………………………………………9 ■製品紹介 IDEC /相原電機/アルファテック/アンフェノールジャパン …………………………………………… 11 新愛知電機製作所/図研/スワロー電機/内外電機 ……………………………………………………… 12 日東工業/ハーティング/フエニックス・コンタクト/富士電機機器制御 …………………………… 13 リタール/ワゴ/ WashiON 共立継器  ……………………………………………………………………… 14 制御盤・配電盤ナビ  発行所 : オートメ新聞株式会社   発行日 : 2016 年 5 月 25 日   定 価 : 1000 円 + 税 〒 105-0014 東京都港区芝 2-3-21 花芝園ハイツ 801 電 話:03-5443-7830 FAX:03-6800-3781 メール:info@automation-news.jp オートメーション新聞 WEB 版 http://www.automation-news.jp/
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潮 流 安定稼働に不可欠な盤の熱対策 重要性ますます高まる  近年はデータセンターや工場内で、サーバ機器の高集積化、CPU の高性能化による発熱量の増加に伴い、空調設 備で消費される電力量が急増している。また、制御盤に収納される機器の小型高機能化によって、小型キャビネット や樹脂ボックスでも内部の高温化が問題になっている。  盤やラックシステム内の温度上昇は、電子機器・装置の寿命を短くするばかりでなく誤動作を引き起こす原因になっ ており、温度上昇によるトラブルを未然に防ぐ熱交換器、ファン、クーラー、ルーバーなどを使った熱対策の重要性 が増している。 ■機器の高性能化にともなって高まる盤の熱リスク て盤用ヒーター、湿度対策として盤用除湿器、温湿度管理 として盤用温度調節器、可変式湿度センサなどがある。  近年はデータセンターや工場内で、サーバ機器の高集積  キャビネット内の冷却に最も効果的なのは、電子クー 化、CPU の高性能化による発熱量の増加に伴い、空調設 ラーで、さまざまなタイプがある。制御機器の小型、高密 備で消費される電力量が急増している。また、制御盤に収 度化によりキャビネット内の熱問題が増大しており、ノン 納される機器の小型高機能化によって、小型キャビネット フロン、省電力化を実現、キャビネットの熱対策と環境負 や樹脂ボックスでも内部の高温化が問題になっている。 荷低減を行える小型・高効率の電子クーラーが増えてきて  盤やラックシステム内の温度上昇は、電子機器・装置の いる。 寿命を短くするばかりでなく誤動作を引き起こす原因に  電子冷却素子とアルミフィンを採用した高性能ペルチェ なっており、温度上昇によるトラブルを未然に防ぐ熱交換 ユニットを組み込んだ電子冷却式のクーラーでは、電子冷 器、ファン、クーラー、ルーバーなどを使った熱対策の重 却素子の吸熱側に取り付けられた冷却フィンがキャビネッ 要性が増している。 ト内側に、発熱側に取り付けられた放熱フィンがキャビ ■熱対策の方法と機器の種類 ネット外側に、それぞれ設けられている。キャビネット内の暖かい空気を内部ファンで冷却フィンに送風し、冷却を  盤には温度障害、結露・高湿度などの問題があるが、最 行い、低温空気としてキャビネット内に戻す。キャビネッ も重要なのは高温対策だ。この対策としては、自然換気、 ト内の熱は放熱フィンから外部ファンによりキャビネット 強制換気、強制放熱、強制冷却、局所冷却などの種類がある。 外に放出され、キャビネットの密閉状態を損なわずに冷却  自然換気にはルーバー、フィルターカセットなどが、強 し、内蔵の機器、電子装置などを熱、ほこりの障害から守っ 制換気には盤用換気扇、換気扇付きルーバー、換気扇付き ている。 フィルターカセットなどが使われる。強制放熱には盤用熱  大容量の電子クーラーは、コストもかかるが、冷却能力 交換器が、強制冷却には水冷熱交換器などが、局所冷却に が高く需要が伸びている。クーラーは暖房能力もあるため、 は電子クーラーなどが使用される。このほか低温対策とし そのまま寒冷地でも使用できる。屋外用なので防塵・防水・ — 1 —
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制御盤・配電盤ナビ vol.2 耐風性能なども高い。今後は屋外の大型スクリーン・広告  例えばキャビネットに設置する場合、周囲の壁、その他 塔などの映像システム、太陽光発電システムなどの制御機 障害物などより200~300ミリ離さなくてはならない。キャ 器キャビネットの需要が見込まれている。 ビネット内側の内部機器からも離す必要がある。距離が近 いと空気循環が悪くなり、冷却能力が低下する。ファン、フィ ■コンプレッサクーラー、換気扇付ルーバーなど、  その他の冷却方式 ルター、端子などのメンテナンスができる位置に設置することもポイントだ。  冷却式のコンプレッサクーラーは、高温の工場環境では  盤用クーラーは、密閉型のキャビネットに設置しなければ 使用に限界があるが、水冷式の場合、周囲温度に関係なく ならない。換気口や電線引き込み口が開いているような、密 安定した冷却が行える。キャビネット内の空気を冷却ファ 閉性の悪いキャビネットで運転を続けると、冷却能力の低下 ンでラジエータに送風し、低温空気としてキャビネット内 や結露によるトラブルとなる。また、盤用クーラーの天井取 に戻す仕組みで、キャビネット内の熱がラジエータによっ り付け型は水平に、側面取り付け型は垂直に取り付ける必要 て冷却水に伝達され、水と共に外部に移動する。 がある。水平、垂直が保たれないと、キャビネット内への漏  注意点としては、コンプレッサ式盤用クーラーを廃棄す 水、コンプレッサの寿命低下など故障原因になる。 る際には、法律に基づいて、フロン回収処理を行った後、 産業廃棄物として処分する必要がある。「フロン排出抑制法」 ■日常点検や定期点検を忘れずに に基づくと、業務用冷凍空調機器に含まれる盤用クーラー  熱対策機器は、日常点検や定期点検でのメンテナンスが は第一種特定製品となり、フロン類の回収が義務づけられ 重要だ。日常点検においては、フィルタの状態を確認し、 ている。さらに、「産業廃棄物処理法」に基づくと、廃棄の際、 汚れが目立つ場合は清掃を行う。定期点検においては、ファ 盤用クーラーは産業廃棄物となるため、所有者が産業廃棄 ンモータの異音発生や停止、熱交換フィンの目詰まり、ド 物処理業者に廃棄を依頼し、移動は所有者または産業廃棄 レンパイプの目詰まりなどが発生していないか確認し、必 物運搬の許可を得た収集運搬業者が行わなければならない。 要に応じて修理、交換や清掃を行わなければならない。メ  その他の冷却方法として通風型キャビネットの自然換気 ンテナンスを行わないと冷却能力の低下や故障の原因とな には遮光板付きキャビネット、フード付きルーバーが、密 る。 閉型キャビネットの自然換気には遮光板付きキャビネット  河川、道路などを監視したり、犯罪を防止したりするため、 が、通風型キャビネットの強制換気には換気扇付きルーバー 屋外ではカメラなどの防犯・監視システムが各所に設置さ がある。 れ、防災無線、太陽光発電関連の施設もあり、携帯電話の  強制放熱としては、屋外盤用熱交換器が、強制冷却とし 小規模基地局の数も増えている。こうしたシステムに対応 ては屋外用クーラーが用意されている。屋内用と同じく、 する屋外用の熱対策通信キャビネットも需要が着実に拡大 低温対策としては盤用ヒーターが、湿度対策としては盤用 している。 除湿器が、温湿度管理としては盤用温度調節器、可変式湿  IT 関連企業などの超大型のデータセンターでは、熱対策 度センサーなどがある。 がより重要になってくるため、センター全体の空調を効率  こうした対策の効果については、実験による実証データ 的に行う大規模な熱対策システムが導入されている。ラッ がある。これによるとキャビネット本体に、直接日射が当 ク列間の冷却用通路をドアや天井パネルで密閉して床下空 たることを防ぎ、キャビネット内温度上昇を抑える遮光板 調の冷気と IT 機器からの排熱を物理的に分離し、床下空調 を付けると、約 4℃下がったという。 の冷気の損失を低減すると共に、ラック内への排熱の回り  また、フィルター付きルーバーより外気を吸入し、キャ 込みを防止することにより、効率的な空調環境を実現する ビネット内の熱を換気扇付きルーバーから排気する強制換 システムが開発され、引き合いが来ている。さらにラック 気タイプの換気扇仕様では、約 13℃下がり、外気を吸入す の下から空気を取り込み、床下空調の冷風をラックの前面、 ることなく、キャビネット内の熱を熱交換効率の良いアル 上部などに送風し、熱だまりを解消するシステムもある。 ミ製放熱ユニットにより放出する密閉放熱タイプの熱交換 ■これからの熱対策機器の課題 器仕様では、約 11℃下がった。  さらに、外気を吸入することなく高性能ペルチェユニッ  今後の熱対策機器の課題としては、熱対策をより効率化 トにより、キャビネット内の熱を放出し、キャビネット内 すると共に、温度上昇試験、荷重試験、防塵試験などの性 に冷風を送風する密閉冷却タイプの電子クーラー仕様では、 能評価試験を重ねて行い、さらに信頼性を高めていく必要 冷却能力 300W の電子クーラーユニットで、最大 23℃下 がある。 がるという大きな効果が見られた。  また、顧客であるメーカーの海外進出に合わせて、海外 ■設置位置が重要。ショートサーキットに注意 規格の認証取得などグローバル化も欠かせない。特に中国では、低価格の現地メーカーやヨーロッパメーカーが強い  熱対策機器は設置位置が重要だ。空気循環がショートサー が、省エネ・塗装・品質などが重視されつつあり、日本製 キットしないように注意する必要がある。ショートサーキッ 品も浸透しつつある。 トとは、通風を妨げる障害物などにより、熱対策機器の吹  熱対策機器を取り入れたキャビネット、ラック、ボック き出し口から出た風がそのまま吸気口に吸い込まれる現象 スは、顧客のニーズに合うように、さまざまなタイプが考 で、これにより、盤外側では吸気温度が上昇し、盤内側で 案されており、今後も小型化、高効率化、省エネを重視し は吹き出し口から出た冷風が盤内全体を循環できず、結果 た新製品の開発が進むものと思われる。 として十分な冷却能力が得られなくなる。 — 2 —
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制御盤・配電盤ナビ vol.2 潮 流 進化する制御盤用クーラー フロンガス対策が急務に ■重要度が増している生産設備の制御盤熱対策 く、市場ではフロンガスが主流である。その中、業界最大 手のアピステ社のみが CO2 冷媒を採用した制御盤用クー  製造現場(工場・生産設備)の高度情報化に伴い、制御 ラーの市販化に唯一成功している。 機器もより高精度化・高機能化している。そういった制御 機器が収納されている制御盤内部の温・湿度環境管理が生 ■CO2冷媒を採用するユーザーメリット 産設備の長期安定稼動のために重要度を増してきており、 かつ不可欠な要素となっている。  制御盤用クーラーの冷媒としてフロンガスを使わないこ  生産設備の稼働率向上は製造業にとって収益を大きく左 とでユーザーにいくつものメリットがある。最も大きいの 右するため、生産設備の頭脳ともいえる制御盤の熱対策は、 はメンテナンスフリーの実現。一般的な制御盤用クーラー 生産設備導入の構想段階から考慮すべき事項であり、この には放熱フィンやフィルタがあるため定期的なメンテナン ことから製造現場では制御盤熱対策に「制御盤用クーラー」 スが必要で、これを怠ってしまうと冷却能力の低下やコン を採用する頻度が顕著に増加している。 プレッサの過負荷(=破損要因)に繋がる。しかし、新た に冷媒として CO2 を採用することで、その特性(温度変 ■制御盤用クーラーのフロンガス問題 化が大きい)から放熱フィンが不要となり、結果、フィル タレス、メンテナンスフリーの制御盤用クーラーが実現さ  しかしながら、制御盤の熱対策として一般的な「制御盤 れた。 用クーラー」で幅広く使われている「フロンガス」には課 題も多い。オゾン破壊係数の非常に高い特定フロン(CFC)  さらに、前述の「フロン排出抑制法」適用外のため点検 に変わり採用が進む代替フロン(HFC)も GWP(地球温 義務も発生しない。管理工数削減などを考慮するとユー 暖化係数)が CO2(自然冷媒)の数百倍~数千倍という強 ザーにとってもメリットが大きく、現在では CO2 を採用 力な温室効果ガスとして京都議定書内で削減が明記されて した製品がアピステ社の主力になりつつあるという。 おり、国内でも 2015 年 4 月にフロン排出抑制法が施行さ れた。  生産設備の頭脳として重要度が増す制御盤。その安定稼 動を支える制御盤用クーラーは着実に技術革新が行われて ■環境問題だけではなく管理工数も増大 いる。生産設備を適正な環境で長期的に安定稼動させるた めに制御盤用クーラーの活躍の場は今後一層広がると見ら  法律ではフロンガスが充填された業務用の空調機器・冷 れる。 凍機器などの第一種特定製品を使用するユーザーは、製品 に対し「適切な設置、設置環境の維持保全」「定期点検」「整 備履歴の記録・保存」「漏えい時の適切な処置」等が義務 付けられている。特に点検については四半期に1回以上の 頻度で全数点検が必須となっていて、製品廃棄時もフロン 回収と破壊を公的機関の管理下で行うことが法律で義務化 されており、製品廃棄時の工数・コストも大きな課題であ る。   ある自動車関連メーカーのエンジニアはフロンガスが含 まれている製品の台数・設置場所の管理、定期点検の記録、 廃棄時のコスト、廃棄後の書類管理などを考慮し、生産設 備仕様を決定する際はフロンガスを使っている機器を極力 排除しているという。 ■CO(2 自然冷媒)を使った制御盤用クーラーの登場 CO2 冷媒採用でフィルタレス、フィンレスを実現した  フロンガスに代わる冷媒として自然冷媒である CO が アピステ社 ENC-GR series2 注目を集めている。CO2 はオゾン破壊係数が「0」、地球温 暖化係数が「1」と環境性能に非常に優れ、不燃性で安全 取材協力:株式会社アピステ 性にも優れている。しかし、CO2 を冷媒として使用し、か TEL:0120-528-028  つエネルギー効率の高い機器を開発する難易度は非常に高 URL:https://www.apiste.co.jp/enc_auto/ — 3 —
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制御盤・配電盤ナビ vol.2 潮 流 耐熱形配電盤・分電盤  オフィスビルやホテル、ショッピングモールなど不特定多数の人々が出入りする場所には、人命の安全確保と火災の広が りを防ぐために屋内消火栓やスプリンクラー、排煙、非常コンセントといった消防用設備が設置されている。そこには、こ れらが確実に作動するための自家発電設備や蓄電池といった非常電源には、必ず耐熱形の配電盤・分電盤(耐熱盤)が使わ れている。  耐熱盤とは耐熱性能に優れた盤のことで、摂氏 840℃に耐え、一種耐熱試験を満たす盤を「一種耐熱形配電盤等」、その 3 分の 1 の 280℃に耐え、二種耐熱試験を満たす盤を「二種耐熱形配電盤等」と決められている。一種耐熱盤は、キャビネッ ト内部に断熱構造部分として防火塗料を施した繊維混入ケイ酸カルシウム板で耐熱機器を保護し、電線引き込み口と引き出 し口が断熱構造となっているのが特徴となっている。  その使用方法と形状によっても区分けされている。非常電源専用か、他の電源回路と共用しているかで専用 / 共用となり、 柱や壁など造営材からボックスを露出して設置するものを「露出形」、埋め込んで使うものを「埋込形」と呼ぶ。   設置場所によってどの耐熱盤を選べばよいのかは決まっており、建築基準法では居室や階段、廊下には一種耐熱盤を、屋 外や屋上には二種耐熱盤を設置するとしている。消防法でも居室と一般廊下・階段に一種耐熱盤を、機械室やパイプシャフト、 屋外・屋上、開放廊下、避難階段には二種耐熱盤を設置するとしている。  耐熱盤の認定は、日本電気協会と日本配電制御システム工業会(JSIA)による JEA 非常用配電盤等認定委員会が行って いる。耐熱盤の認定取得社は。全国で 84 社となっている ■耐熱盤認定取得社一覧 支部(JSIA) 社名 支部(JSIA) 社名 支部(JSIA) 社名 北海道 月寒製作所 富井工業所 下平電機製作所朝日電機製作所 東幸電機 新岩村電機製作所 大槻電機製作所 特立電機製作所 セイリツ工業 かわでん ナカタ電機 大正電機製造 共和電機産業 ナビック 関西 内外電機 上和電機 日本電機 日進電機製作所 東北 大全電機 東京 日邦エレックス 日満 東和電機工業 ニシナ製作所 三星電機製作所 ニシウミ電機商事 三浦電機 名神電機 古川電機工業 ミヤコ電機 森井電業関西支社 山形電機製作所 明工産業 友伸エンジニアリング 新星工業社 宇賀神電機 渡辺電機製作所 中国 太陽電機製作所 内山電機工業 ダイシン電機 荏原電機工業 河村電器産業 徳山電機製作所 遠藤電機 三陽製作所 一光電機 永楽電気 新愛知電機製作所 大崎電気システムズ 新星電機 四国 香東電機 勝亦電機製作所 新富電機製作所 四変テック クシダ工業 大日製作所 摂陽明正 久保誠電気興業 中部 中立電機 かわでん九州工場 東京 国分電機 日新電機製作所 共立電機製作所 新陽社 日東工業 九州 九州栄電社 白川電機製作所 パナソニック エコソリューションズ電路 長嶺電機 朝日電機 古川電機製作所 日新電工 城東電機産業 別川製作所 三葉電機工業 太洋電機産業 北陸電機 大和電機産業 豊電子工業 ダイニチ 因幡電機製作所 中興電機 関西 関西電機工業 東邦電気 京都精工電機 — 4 —
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制御盤・配電盤ナビ vol.2 潮 流 電機制御エンジニアリング業界の今と これから攻めるべき業界と、儲かる商品・サービス  リーマンショック、中国など新興国の急成長、生産拠点の海外移転/国内回帰、少子高齢化による人材不足、 IoTや第4次産業革命など、多くのイベントが発生し、この10年で日本の製造業を取り巻く環境は大きく変 化した。それらを支える盤業界、電機制御エンジニアリング業界の市場は、いまどうなっているのか? 機械や装置を納めている企業との取引では利益が出にくい としている。  例えば、国内の家電メーカーでも、利益を出している好 調部門は、生産財や中間財部門。家電製品では苦戦が続い ている。 ■儲かる/儲からない商品・サービス  また、残る製造業に対して何を提案すれば良いのか?「儲 かる商品・サービス」と「儲からない商品・サービス」があり、 儲かるのは、ロボット制御、通信・計装制御、海外向け制御、 保全代行サービスの5つだと言う。これらに対してアプリ ケーション提案をするのが有効だ。  ロボット制御では、省人化や自動化、無人化、コストダ ウンを提案。通信・計装制御では、PLC 制御から PC 制御 ■仕事は溢れている。どんな企業に仕事が回っている への移行、インダストリー4.0への対応。海外向け制御では、  のか? 輸出・輸入機械向けや、FUNUC CNC 内蔵ラダーも良い。  船井総合研究所の調べによると、2016年現在の電機 保全代行サービスでは、電機制御や計装制御に対応できる 制御エンジニアリング業界は、決して景況感は悪くはない 代行業務となっている。 としている。儲かっている企業とそうでない企業、仕事が  逆に儲からないのは、量産型盤の組み立て中心の仕事、 ある企業とそうでない企業には、ある程度の傾向があるよ 制御対象物が分からない、または直接関われないものなど うだ。 は利益が出にくい。  全体の市況感として、リーマンショック以降、市場に仕 ■業績を伸ばすための 7 つの要素 事が溢れている。  今後、業績が伸びる電機制御エンジニアリング企業は、 国内ではロボット制御や生産管理等の通信制御、計装制御 どんな企業なのか?そのためにはどんな要素を満たせば良 の仕事が好調。海外向けの設備・機械は増加傾向にあり、 いのか?船井総合研究所チームリーダー チーフ経営コン 海外メーカー・海外規格対応の仕事が堅調と分析している。 サルタントの藤原聖悟氏は 7 つの判断材料を挙げる。  20 人を超える電機制御エンジニアリングの協力会社の 手配が非常に困難になっていて、20 人以上の規模の企業 1. 取引先の業績が安定して好調である に案件が優先的に回っている。従業員の育成や定着率の高 2. 取引先が生産財・中間財・3品産業に深く関連している。 い企業は安定し、そうでない企業は苦戦しているという。 3. より知識と経験を必要とする仕事ができている(ライバ  業界別では、生産財・中間財・三品(食品、医薬品、化粧品)   ルが少ない) 産業の取引先があると利益は確保しやすくなっている。ま 4. 電機制御技術をアプリケーション提案につなげている た図面や主要機器が支給されるような量産型盤は利益が出 5. 計画的な採用と育成、定着を行っている にくく、そこで勝負するには経験がモノを言ってくるとし 6. 経営スタイルが、リーマンショック以前と大きく変わっ ている。   ている 7. 短期戦略と中長期戦略が明確である ■今後、国内に残る/残らない製造業  今後、電機制御エンジニアリング業界は、どのような分 藤原氏は「この 7 つを満た 野に対して注力した方が利益を確保できるのか?船井総合 す、またはこれらの要素に 研究所では、これについても分析している。 向けて経営の方向性をシフ  いまグローバルで製造業の構造が変化しており、日本を トしていくことが、これか 含め先進国に「残る製造業」と「残らない製造業」がある らの電機制御エンジニアリ という。残らないのは3品(食品、医薬品、化粧品)以外 ング企業が残っていく道だ」 の消費財を製造している製造業。残るのは、中間財と、液 と話している。 晶・半導体を除いた生産財、3品を製造しているメーカー。 「Made in 発展途上国」で製造しているメーカー、そこに — 5 —
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産業を支える小さな心臓
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Industrie4.0 への対応:設計のグローバル対応 One Design ドイツに本社を置く EPLAN は世界最大の統合電気 CAD 専門メーカーで 30 年以上に渡りグローバルに EPLAN 製品を販売しており、 すでに 45,000 のお客様と 110,000 ライセンスを導入させていただいております。 世界の製造業では、ヨーロッパ、特にドイツを中心に Industrie4.0 という次世代の産業革命と呼ばれる 「IT と生産の融合」を進めています。 その中で日本の製造業は新興国の台頭により価格競争にさらされているのが現実であり、全社的なコスト の削減、マーケットの拡大が至上命題になっております。 そこで私ども EPLAN 社は、 コスト削減の一環として「設計のグローバル対応」をご提案させていただきます。 具体的には、ひとつの言語、規格、ロジックで設計をし、ワンタッチ変換で仕向国ごとの言語、規格にあっ た図面を自動で生成いたします。今まで仕向国の数だけ図面を作成していたのが自動で作成することで 大幅な製作時間の短縮、ひいてはコスト削減につながるソリューションです。 その他にも設計の効率と品質向上につながる製品がございます。 詳しくは以下までご連絡ください。弊社エンジニアがご対応させていただきます。 EPLAN Software & Services 株式会社 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-6-6 MIFビル9階 TEL:03-6273-7869 Mail:info@eplanjapan.jp URL:www.eplanjapan.jp