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多品種・少量生産・短納期! エム ポリシー

その他

ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける

エムジーは、お客様が抱えておられる問題点の解消のためなら“やれることは全てやる”をモットーにして活動している計装用機器の総合メーカーです。
掲載内容
◆はじめに
◆1個づくりの生産体制 Ⅰ(生産工程)
◆1個づくりの生産体制 Ⅱ(生産計画とラインの紹介)
◆開発体制
◆カスタマセンター
◆いつまでも作りつづける生産体制
◆特殊仕様への対応
◆強力な品質保証体制
◆京都商品センターのご紹介
◆プラントレット®のご紹介
◆総合カタログカテゴリINDEX
◆詳細はカタログをダウンロードしてご覧下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 多品種・少量生産・短納期! エム ポリシー
ドキュメント種別 その他
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社エムジー (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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5-0005 株式会社エムジー 2024-01 改9 (旧社名:株式会社エム・システム技研) NC-Z659 500446 1刷発行 エムポリシー 2024 年度版 最新の プラグイン形 変換器 1973年 発売の プラグイン形 数字で見る 数字で見る 数字で見る 変換器 Webサイト 季刊PR誌 Webサイト (ドキュメント編) 発行部数 訪問者数 検索できるドキュメント数 約22,000部 約6,700人/日 約18,700 廃形(はいがた)しません!! 電子パーツが廃止になった場合でも 設計変更で対応いたします。 冊以上 ただし、代替の電子パーツを入手できない、あるいはリピートオーダーが見込めない場合などは廃形にすることがあります。 メールマガシン配信数 総ページ数 総ページ数 約15,000 「ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける」 通 約5,100ページ 約112,200 ページ以上 ■ はじめに 2ページ 英語サイト、中国語サイト、韓国語サイトも含みます。 ■ 1個づくりの生産体制 Ⅰ(生産工程) 4ページ ■ 1個づくりの生産体制 Ⅱ(生産計画とラインの紹介) 6ページ ■ 開発体制 8ページ ■ カスタマセンター 10ページ ■ いつまでも作りつづける生産体制 12ページ 株式会社エムジー 代理店 ■ 特殊仕様への対応 14ページ (旧社名:株式会社エム・システム技研) ■ 強力な品質保証体制 16ページ 当社製品のご注文や価格につきましては、下記までご連絡ください。 ■ 京都商品センターのご紹介 18ページ ホットライン カスタマセンター 0120-18-6321 TEL 06-7525-8800 E-mail hotline@mgco.jp FAX 06-7525-8810 Webサイト 拠点一覧はこちら www.mgco.jp www.mgco.jp/cover/ Make Greener automation kaisha10.html エム ポリシー 2024年度版
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当社は、お客様が抱えておら れる問題点の解消のためなら “やれることは全てやる”をモ ットーにして活動している 計装用機器の総合 メーカーです。 急給センターの仕組みがあります。 お客様の緊急事態に備えて、当日組立て、当日出荷の仕組みをご用意しています。 更にお急ぎの場合は、バイク便・エアー便・赤帽便などがご利用になれます。 シングルループコントローラ リモート I/O 信号変換器 デジタルパネルメータ 多品種・少量生産・短納期です。 1. ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづけます。 解 説 いつまでも作りつづける生産体制 12ページ 1個づくりの受注生産方式です。解 説 1個づくりの生産方式 4ページ 2. 多品種で短納期、お約束納期達成率は 99.99%です。 価格は全て公表しています。 解 説 カスタマセンター 10ページ 例外のない販売店セールスです。 3.「特殊仕様品」でも追加費用はいただきません。 解 説 特殊仕様への対応 14ページ 標準納期を公表しています。 4. 救済ワイド補償サービスを無料で行います。 解 説 救済ワイド補償サービス 17ページ 品質保証体制が強力です。 解 説 強力な品質保証体制 16ページ 5. 工場出荷時の初期設定作業は無料で提供いたします。 世界の規格に挑戦します。 解 説 変種変量生産ラインの紹介(調整・検査・設定) 7ページ 2 3
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける 受注から出荷まで お客様 カスタマセンター 解説 10ページ ● 新規開発品の登録 開発部 ご注文 完成した新製品は、生産マスターサーバに直ちに登録されます。 解 説 着想から商品化まで 9ページ 仕様確認 変種変量生産システム 部品 生産指示 納期回答 ● 部品生産中止に伴う変更 設計部 倉庫 解 説 電子部品の供給停止から設計変更まで 13ページ 1個づくり 生産管理部 ● 特殊仕様品の標準化に伴う変更 の 生産計画 解 説 特殊仕様品から標準品化までの流れ 14ページ 部材・工数 生産マスター 入出庫作業 ハンディターミナル 確認 サーバへ登録 生産体制 部品倉庫では多種の部品を在庫・管理しており、入出庫作業はハンディターミナ 当社の製品 生産マスターサーバには、標準化された ルを使用しています。作業指示は直接各作業者のハンディターミナルに行き、そ 3,842機種のデータがすべて登録され、生産 の指示は無駄な移動をなくすよう並び替えされるため、画面指示通りに作業する 在庫確認 3,842機種 に必要な情報を常時コントロールしていま だけで、効率的な作業ができます。また、各ハンディターミナルは生産マスター I す。この生産マスターサーバが製造ラインで サーバと通信し、入出庫のデータはリアルタイムに更新されます。 在庫情報 生産マスターサーバ 2023年 10月現在 整然と機能しています。 部品出庫 バーコード刻印情報 (生産工程) 製造 ライン D C B A CO ー クリーム半田 2レーザーマーカ  当社では、多品種・少量・短納期生 塗布機 ♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯5 リフロー槽 プリント 産を実現するために、受注生産に必要 基板挿入 な情報を生産マスターサーバが管理し、 1個づくりを行っています。  ここでは大量生産に向いたチップマ 解説 7ページ ウンタを使用しながらも、1つ1つ異な (2次元バーコード刻印) 変種変量生産対応多連式チップマウンタ 解説 7ページ る仕様の製品を製造する当社独自の生 産工程をご紹介します。 D C B A 調整・検査・設定 組 立 半田検査 納 調 組 標 品 整 立 準 先 マ 住 検 ニ 画 ュ 部品実装前の 所 査 像 マ ア デ 部品が実装された プリント基板 ニ ル ー タ プリント基板 ュ ア ル カメラ 〒000-0000 調整・検査 組立 お客様 伝票 マニュアル マニュアル プリント 基板 手付け部品 画像照合 調整・検査・設定 梱包・出荷 組立セル 検査装置 解説 7ページ 解説 7ページ 解説 7ページ 宅 配 便・バイク便 当社では、製品の受注から出荷までの全ての工程を生産マスターサーバが管理しています。製造ラインでは、最初に2次元バーコードをプリント基板に刻印 赤 帽 便・ハンドキャリー し、部品実装、検査、調整の各段階で、バーコードを元にそれぞれ生産マスターサーバよりデータをダウンロードして作業を行います。 4 5 ・
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける 数字で見る部品倉庫 変種変量生産ラインの紹介  製造工程の最初にプリント基板1枚1枚に、製品形式、機番(SER.No.)およびそれらの組合せ 情報を2次元バーコードで刻印します。この2次元バーコードを製造工程の各段階でスキャンし、 在庫部品種類の数 製造に必要な情報を生産マスターサーバからダウンロードします。 16,676種 変種変量生産システム 部品使用個数/月 CO2レーザー マーカー CO2レーザーで刻印 1個づくり 約14,932,000個 された2次元バーコード CO2レーザーマーカー 変種変量生産用のプリント基板 の 部品在庫総数  スキャンした2次元バーコードの情報を元に、生産マスターサーバが実装プログラムを瞬時に選 択し、同一プリント基板上の入力、出力、電源仕様の異なる製品を自動実装する、変種変量生産対 応の多連式チップマウンタです。 生産体制 約154,317,000個 在庫部品種割合 使用部品数割合 チップ部品リール チップ部品リールが 装着されたところ その他 その他 リード チップ部品 部品 II ケース 非常事態で部品の供給が停止した場合、 生産を続けられる期間 変種変量生産対応 プリント 基板 リード部品 チップ部品 多連式 チップマウンタ ( 生産計画と 7~8ヶ月 電子部品の在庫部品種約20%が表面実装(チップ)部品、 ラインの紹介) 約350種の部品を一括台車にセットし、段取り 使用部品数量では約90%が表面実装(チップ)部品です。 変えすることなく、異なる製品を生産できます。 (例えば代表的な変換器では、約80種180点の表面実装部品があります)  スキャンした2次元バーコードの情報を元に、生産マスターサーバからプリント基板の標準画像 6ページでは生産計画を、7ページでは をダウンロードし、検査画像と照合して良、否の判定を行います。 個別の生産ラインについて解説します。 リアルタイムに処理される受注と生産計画 カメラ パソコン画面 検査器本体 パソコン画面(拡大) 生産計画が埋まって行く様子 プリント 基板  生産管理部門では、現在の受注状況、生産ラインへの投入状況が常にモニタ表示 標 準 され、いつでも一目でわかるようになっています。下記の棒グラフは信号変換器生 画 検 像 査 産ラインの日々の受注状況、投入状況の変化を朝、昼、夕方にサンプリングしたも 画像照合 画 のです。受注してから生産を終えるまで、いかに早く対応しているか、明後日、明 検査装置 像 々後日に十分な余裕を残しているかが、おわかりいただけます。 朝 9:00 昼 13:00 夕方 16:00  手付け部品組立セル、調整・検査ともスキャンした2次元バーコードの情報を元に、生産マス ターサーバからマニュアルをダウンロードして作業にかかります。当社ではご使用に際して設定が 生産指示 組立 済み マニュアル 必要な製品について、ご注文時にお客様からご指示があった場合、設定作業を無償で実施のうえ出 生産指示 荷いたします。 待ち 手付け部品組立セル 調整・検査・設定 製造済 出荷準備 手付け部品組立セル 済み 調整・検査 当日 翌日 翌々日 当日 翌日 翌々日 当日 翌日 翌々日 マニュアル 当日と比較し、翌日以降の 当日午前中に投入されるも 翌日の投入の指示が多く出 投入は少ない状況です。 のもあります。当日分の製 される時間帯です。一部翌 造済み、出荷準備済みの数 々日分を繰り上げて、調整 量も増えてきます。 することもあります。 調整・検査・設定 6 7
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける 数字で見る開発部 着想から商品化まで  変化の激しい市場情報をすばやく捕らえるためマーケティング部門を専属化し、新しい情報を新製品に反 映させるなどR&D(Research and development)に注力しています。開発プロセスでは、試作専用ライ 開発 6日に1機種を ンによる素早い試作と公的機関に認定・登録された試験サイトを保有しており、常にタイムリーな新製品開 スピード 発を行っています。 製造キックオフ 開発部門 品質保証部門 生産管理部門 76 76 83 ●開発要求 開発体制 60 67 48 38 39 40 44 機種 ●アイデア ●技術動向 2014 15 16 17 18 19 20 21 22 23 年 ●市場情報 ●海外市場情報  当社は、50年以上にわたり蓄積して 新製品数[機種] きたアナログ回路技術を中心とした製品 ●競合情報 新製品開発提案 の開発を行ってきました。 ●業界動向分析  特有のアナログ回路技術と最先端の ●客先情報 デジタル回路技術を組合せることで、 新製品をいち早く生み出すしくみ テーマ分析検討 より便利で時代の要求にマッチした新 製品をリーズナブルな価格で供給しつ 開発期間 = 約6ヶ月です。 開発一次キックオフ づけます。 商 品 力 = サロン形態での徹底した企画議論を毎週実施しています。 製 品 力 = アナログ回路技術×デジタル回路技術×アプリケーション 試 作 技術の3つの技術のシナジー効果による製品力があります。 環 境 力 = 公的機関に認定・登録されている自社試験サイトによる 開発二次キックオフ タイムリーなタイプテストが行えます。 試作専用ラインによる短期間の試作製造を実現しています。 試作モック 6ヶ月 制御用オープンネットワークはお任せください。 タイプテスト  FA制御をはじめとし、PA制御、BA制御など各種産業業界では通信技術の オープン化が急速に進んでいます。生産システムの効率化、機器のインテリ タイプテスト合格 ジェント化、機器の省配線化などお客様のニーズにお応えできるよう、様々な 制御用オープンネットワークを用いた製品を開発し続けています。 製作図面完成 対応ネットワーク一覧 製作資料完成 生産マスター サーバへ登録 LONWORKS 生産開始 表示部にスマホを利用し、無線LANやインターネットを BACnet MS/TP 利用して現場計測データを発信する「データマル®」 8 9
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける お問合せは、まずカスタマセンターまで ご注文時の流れ ● お電話はお待たせしません。 ● 主力商品は、「標準納期4日」。 ● おかけいただいたお電話は 急給センター対応機種なら、「即日出荷」もお受けします。 ワンコールでフックアップします。 ● 品質はもちろん、納期でも必ず満足いただけます。  カスタマセンターには、日々、多くのお問合せをいただきます。そ ● 納期を守ります。お約束納期達成率は 99.99% です。 困った時には当社へ の内容は、納期や価格のお問合せから、納期の短縮依頼や、製品の技 術的なお問合せ、製品の不具合についてや、仕様打合せのご希望、製 お客様 営業部門 生産管理部門 品のサポート依頼など様々です。 カスタマ 納期や価格のお問合せは、基本的に、その場でただちにお答えします。 また内容により、社内の各関連部門と調整が必要なものについては、 通常時 お受けした担当者が責任をもって、速やかに連絡・調整して回答させ 注文書発送 注文書到着/仕様確認 ていただきます。 センター 不明箇所あり 不明箇所なし お客様からのお問合せ 確  認 不明点ご連絡 納期確認 ご注文/お引合い  まずはカスタマセンターまでお電話く 技術的なお問合せ ださい。カスタマセンターは、お客様か 製品の不具合についてのご相談 緊急事態発生 らのご注文に関わるお問合せを承る「業 製品サポートのご依頼など・・・ 仕様確定 務グループ」と技術的なお問合せを承る カスタマセンター 注文書発送 注文書到着/仕様確認 「ホットライングループ」、そしてシス 引合い情報 ホットライングループ 営業部門 業務グループ 内 容 確 認 不明点ご連絡 テム構築のサポートを承る「システム技 システム技術グループ 術グループ」からなります。 急給対応件数・台数 受注処理 製品不具合 技術問合せ [件数] 件数 台 [台数] 納期調整依頼 問合せ 特殊仕様検討など 数 500 1,000 急給 センター 生産管理部門 品質保証部門 設計/開発部門 400 800 確認 標準納期 300 600 4日 月平均件数 200 400 310件 月平均台数 ホットラインにいただくお問合せは、 100 200 617台 受注入力 その場で即答いたします。 0 0 急給対応 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 即日出荷の  当社の標準品では対応できないようなご要望でも、複数の変換器と組合せる 2022年 2023年 生産マスター 仕組 案や、特殊仕様にて対応するなど、お客様にとって最適な案を導きだし回答し サーバへ登録 ています。 確 認 納期回答 無理難題でも、まずはホットラインまでぜひ、お電話ください。 製 造  ホットラインにいただくお問合せの中には、残念ながらご要求を実現できずにご辞 退させていただくケースもございます。 そのような対応できなかったお問合せ事例 は、お客様からのご要望と受け止め、データベース化し、商品の改良が必要か、新規開 納 品 出 荷 発が必要かと日々検討しています。時には、そのご要望から新製品を開発することも ございます。無理難題でもまずはホットラインまでお電話ください。 【お客様のご要望により開発した製品の一例】 短納期対応について  ・ 絶対値変換器( 形式 : W2VABS) 納期でお困りの際には、当社までご相談ください。  ・ デジタルパネルメータ(積算パルス入力)(形式 : 47LPQ) ご要求の仕様を確認し、最短の納期でご提供できる機種を選定し、ご提案させていただきます。  ・ ロータリエンコーダ信号分配器( 形式 : WRPP) 緊急時には、急給センター対応以外の機種でも「即日出荷」させていただくこともあります。 10 11
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける 数字で見る供給停止部品 電子部品の供給停止から設計変更まで 電子部品の供給停止が避けられないのなら設計スピードでカバーします。 供給停止を受けた電子部品の件数  電子部品の供給が停止となる場合は、部品メーカーよりあらかじめ通知を受けます。通知を受けた設計部門はすぐ 23 7 さま設計変更に必要な期間を割出します。生産管理部門は設計期間内の出荷台数を割出し、部品メーカーに必要数量 件(2023年) を発注します。  回路変更が伴う場合には、評価試験など多項目におよびやり直しが発生しますが、当社には公的機関に認定・登録 部品の供給停止の影響により された電波暗室やシールドルームなど必要な試験設備を自社で保有していますので、いつでも効率よく変更作業が行 ひとたび世に出した製品を えます。 設計変更した回数 いつまでも 16,910 生産管理部門 設計部門 品質保証部門 回(2023年) 作りつづける 部品メーカーから の廃止予定の通知 生産体制 電子部品の供給停止と時代背景  電子部品の入手が困難になる原因は、部品メーカーの一方的な事情と 技術検討 思いがちですが、そうでもなさそうです。国内半導体メーカーの事業所 3週間* 統廃合により部品が廃形になる以外にも、過去には、東日本大震災によ  電子機器を製造しつづける上で最大の り部品工場が被害を受けたり、あるいはタイで発生した洪水で工場が水 技術検討結果のレビュー 困難は、その製品に組込む電子部品が供 没した影響で部品入手が困難になるケースもありました。 給停止になることです。電子部品が供給 停止になった場合でも『廃形しません』 部品の供給停止により設計変更した回数 評価試験 をポリシーに掲げている当社は、代替え 7週間* 部品での対応や、同等以上の機能を有し 設計変更した回数 供給停止を受けた電子部品の件数 た回路となるよう設計変更し対応してい [設計変更した回数] [供給停止を受けた 電子部品の件数] 24,000 450 ます。 設計図の変更 371 20,000 375 23,131 289 設計審査会議による審査 16,000 276 269 300 247 245 237 21,935 21,449 12,000 20,920 225 18,100 160 16,910 生産マスター 16,734 サーバへ登録 8,000 150 127 14,948 102 *. プリント基板ごと変更する場合はプラス2ヶ月かかります。 4,000 7,468 75 6,408 0 0 2014 15 16 17 18 19 20 21 22 23 年 ●トランス部品メーカーの事業廃止によりメーカー変更しました。  設計変更: 5,588回 ●国内半導体メーカーの事業所統廃合により部品が廃形となったため、 メーカー変更しました。  設計変更: 4,707回 1973年発売の 現在のエム・ユニット 表示設定形変換器 端子台形変換器 超薄形変換器 ヘッドマウント形 ピコマル エム・ユニット M1Eシリーズ M5XWTU M6シリーズ 変換器27シリーズ M8シリーズ 12 13
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける 数字で見る特殊仕様品 特殊仕様品から標準品化までの流れ  特殊仕様のご要求の多いものから順に標準品化作業を進めています。ひとたび標準品化されれば、ご注文の際に面倒 な打合せや仕様確認の必要がなくなります。 年平均特殊仕様 検討件数 営業部門 設計部門 品質保証部門 生産管理部門 約650件 標準品化決定(設計審査会議) 困った時には当社へ 913 799 775 732 技術検討 特殊仕様 614 601 593 570 476 452 件 2014 15 16 17 18 19 20 21 22 23 年 への対応 評価試験 特殊仕様検討件数の推移 設計図の変更  『困った!JIS規格にないセンサ信号 の変換が必要だな。』 特殊仕様品のお問合せから出荷までの流れ こんなことはありませんか?  特殊仕様といわれる製品を探すのは 営業部門 設計部門 品質保証部門 生産管理部門 設計審査会議による審査 大変な労力です。こんなときには当社に お問合せください。長年の経験と蓄積 お客様からの 問合せ したアナログ技術を駆使して特殊な仕 様であっても、できることは全て対応 技術検討 当日技術検討 いたします。 (15:00までにお問合せ 検討結果を 生産マスター いただいた場合) データベースに登録 サーバへ登録 納入仕様書の作成 お客様への 回答 翌日午前中までに回答 特殊仕様品からの標準品化件数 いろいろな特殊仕様 受 注 (ほんの一例です) 3,103 3,139 3,145 3,149 3,152 3,173 件 ● 標準仕様ではレンジが合わない 製作図面の作成 2,790 入力信号の範囲、出力信号の範囲を 2,618 既存コードにない範囲にしたい。 製作図面のレビュー 2,235 ● 特殊なセンサと組合せたい JIS 規格にない特殊なセンサやサーミスタ 評価試験 などと組合せたい。 製  造 1,624 ● 電源電圧がちがう 特殊なCVCF(無停電電源装置)に合わせた 出  荷 電源にしたい。 船舶用電源に合わせたい。 ● 応答速度を希望の値にして欲しい 特殊仕様品を製作するための追加料金は無料です。 応答速度が速すぎるとノイズを拾ってしまう ので、ちょうどいい値にしてほしい。  入力レンジや応答速度の変更など、特殊仕様品の製作にかかる追加料金は原則 として無料です。ただしプリント基板の耐湿コーティング処理など決まった工数のか ● ボリュームを外付けにしたい 振動対策のためリード部品の脚を特殊な かる作業は加算価格を明示します。またパーツの追加・変更などで、新たに購入費 比率変換器のバイアスを調整するボリュー 樹脂で補強した特殊仕様の例 2014 15 16 17 18 19 20 21 22 23 年 用が発生する場合は、別途実費を請求させていただく場合があります。 ムを制御パネル面に取付けたい。 14 15
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ひとたび世に出した製品は、いつまでも作りつづける 数字で見る品質保証部 救済ワイド補償サービス お 客 様 営業部門 品質保証部門 製造部門 社内規格は うっかりミス発生 約130規格あります。 返送品の受付 動作チェック 翌日中 評価試験 一次回答 2週間 強 力 な  新製品リリース時に品質保証部で試作品評価を実施しています。製品に対 調査・解析 救済ワイド補償サービス して各種公的規格や主に 4 つに分類される社内規格に基づき妥当性の確認 結果報告 適用の判断 をしています。 なお、評価試験の一部にEMC*1 社内規格 規格数 品質保証 試験があります。 EMC 試験に使用する当社の 機能に関する規格 42 電波暗室は公的機関(VCCI*2)に認定・登録さ 性能に関する規格 33 内容受領 信頼性に関する規格 48 れており、簡易試験ではなく正式な試験を実施 機構に関する規格 9 修理ご依頼 体  制 しています。 合計 132 複数の試験が同時に実施できる 修理または代替品の製造 6m×6mの広いシールドルーム 標準納期以内 出荷検査  京都テクノセンターには品質保証部信 頼性試験課があり、当社がリリースする全 出  荷 製品のタイプテストを行っています。新製 品はもちろんのこと、設計変更した製品に 製品受領 関しても、タイプテストをして品質を実証 公的機関(VCCI*2)に認定・登録 しています。 されている電波暗室 CEマーキング取得に際して、当社製品に要求されるEMC試験は、以下の試 救済ワイド補償サービスとは… 験項目となり、全て京都テクノセンター(京都府木津川市)にある自社設備で ●「 救済ワイド補償サービス」の利用状況 試験しています。 「救済ワイド補償サービス」は、当社の全製品を EMC指令で要求される試験項目 対象に、「一般保証」の対象外となる破損・故障 動作チェック 製品の落下・水没など   参照規格 基本規格 名  称 自社の試験場所 についても幅広くサポートする無料のサービ 11% 14% EN61000-4-2 静電放電イミュニティ試験 シールドルーム スです。 動作 EN61000-4-3 放射、無線周波数、電磁界イミュニティ試験 電波暗室 こんな場合でも救済補償いたします。 補助パーツ 18% チェック 破損・ EN61000-4-4 電気的ファストトランジェント/ などの紛失 シールドルーム 紛失 バーストイミュニティ試験 汚損など 電源誤投入 落下・水没 23% 部品の破損・ 37% EN61000-6-2 EN61000-4-5 サージイミュニティ試験 シールドルーム 汚損など EN61000-4-6 無線周波数界で誘導された 配線ミスや電気的スト うっかりミスにより製 電源誤投入 伝導妨害に対するイミュニティ シールドルーム レスにより故障させて 品を床に落としたり濡 しまった! らしてしまった! 34% EN61000-4-8 電源周波数磁界イミュニティ試験 シールドルーム 配線間違い 17% による電源 EN61000-4-11 電圧ディップ、停電 及び電圧変動イミュニティ試験 シールドルーム 修   理 動作チェック の誤投入 17% 電源電圧 などの誤印加 CISPR16-1-1 取付け、設置時に、うっ システムのトラブルによ かり力を入れ過ぎて壊 り故障が疑われる機器 EN61000-6-4 CISPR16-1-4 不要輻射電界強度測定 電波暗室 してしまった! を無料でチェック! CISPR16-2-3 (製品の校正は除きます) CISPR16-1-1 SIL CISPR16-1-2 雑音端子電圧測定(電源ポート) シールドルーム ●同じ事由による救済補償は1回限りとさせていただきます。  ●サービス期間は製品出荷後 3年です。  ●製品のお預かり対応となります。 CISPR16-2-1 詳しくは当社Webサイト「救済ワイド補償サービスについて」をご覧ください。 CISPR32 雑音端子電圧測定(電気通信ポート) シールドルーム 当社は、品質向上への取組の一環として、品質技術およびテスト技術 お客様の“うっかりミス”を当社負担でお役に立てないか。 でした。破損の中でも、特に多いのが可動部である端子カバー の向上に尽力している会社や組織を認定するスキームであるISTQB*3 ということで 2011年 3月にスタートした「救済ワイド補償サービ の破損、フックなど取付けパーツの破損、ラベル類の汚損などで パートナーシップレベル「Gold Partner」を取得しました。 ス」は、お客様にご好評いただいています。 す。制御盤の製造において、いかに綺麗な形でエンドユーザー様 *1. EMC(Electro Magnetic Compatibility):電磁両立性と訳され,電磁的ノイズを機器に加えてその影響を確認する試験と機器 破損修理では、実に様々な理由でご依頼が寄せられました。や に納品するかといった中間のお客様の細やかなお気遣いがうかが から放出する電磁波や伝導性コモンモードノイズを測定する試験 *2. VCC(I Voluntary⦆Control⦆Council⦆for⦆Interference⦆by⦆information⦆technology⦆equipment): はりベース部や端子部、コネクタ部などの接続部の破損が多く、 われるご依頼内容だと思います。 旧情報処理装置等電波障害自主規制協議会。情報処理装置が発する電波の規制内容を協議する日本の業界団体 力の入れ過ぎや向きを間違えたまま強引に押し込んだことが原因 *3. ISTQB(International Software Testing Qualifications Board):2002 年 11月に設立されたソフトウェアテスト技術者の 国際的な資格認定を行う非営利団体 16 17
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空調制御システムのテスト工場を兼ねた製造の中核施設 京都商品センターの装備 京都商品センター ■ セントラル空調制御システム パッケージエアコン室外機 太陽光発電パネル ■ 省エネ監視システム 制御パネル ガスヒート ガスコージェネ ポンプ レーション ■ 省エネルギーとエネルギーのマルチ化 冷温水発生機  京都商品センターは、自社製の空調コントローラでセントラル空調システムを制御し、それを 冷却塔 ● ガスコージェネレーションシステム 外部からご覧いただけるよう工夫した実証形の多機能テスト工場にしました。 ガスエンジンによる発電(35kWh×2機)と キュービクル 同時に廃熱をセントラル空調に利用しています。 見学コースをご用意しましたので、ぜひ皆様のお越しをお待ち申しあげております。 ● 太陽光発電 高効率の太陽電池(約15kWh) を設置しています。 ● 建物熱負荷削減 外断熱工法や外壁遮熱塗料塗布 のほか、屋上の緑化やソーラーパ ネルによる日射の遮蔽など建物 への熱負荷削減に務めています。 ● 照明負荷低減 消費電力が少ない40形直管LED照明(LS1200)を 全館で採用したほか、各種設備もエネルギー効率の 高い機器を採用しました。 OHU(外気調和機) 太陽光発電パネル 冷温水発生機 非常事態対応形 ■ リスクマネージメント ■ 停電シェルターエリア ガスコージェネレーション  当社は、東日本大震災を教訓に従来のBCP(事業継続計画:  有事に従業員を守り、生産体制を維持するため電源供給 Business Continuity Plan)および防災体制の全面的な見直 が停止しても、「コンセント電源維持、冷暖房・照明の継続」 しを行いました。 大規模災害における製品供給への影響を最 を続けるエリアを設定しました。 小限にとどめ、企業としての社会的責任を果たすために、 中核となる製造部門の継続と早期復旧を目的とし、浸水対 策、耐震対策および物流面でのBCP強化に務めました。 太陽光パネル (夜間 リチウム電池) 中圧ガス* ガスコージェネ レーション ■ 製造拠点のマルチ化 リチウムイオン蓄電池 1階 多連式チップマウンタ 2階 部品倉庫 3階 停電シェルターエリア パワーコンディショナ (赤いコンセントは停電時でも使用可能)  本社機能を都市部に置き、製造拠点である「京都商品セン 解説 7ページ ター」を丘陵部(海抜:62m)に置くことで拠点のマルチ化を シェルター 災害時遮断 災害時 エリア 図りました。 株式会社エムジー ならやま ●JR …「平城山」駅より徒歩 約25分 一般負荷 「木津」駅よりタクシー利用 約5分 通常時 U *中圧ガス導管の特長 P サーバー 停電時 S ルーム 京都商品センター ●近鉄 …「高の原」駅よりタクシー利用 約5分 ・「新大宮」駅よりタクシー利用 約10分 くにみだい 中圧ガス導管は、阪神・淡路大震災、東日本大震災クラスの大地震にも十分耐え ●バス …「州見台8丁目(エムジー/京都プレス工業前)」バス停下車 られる構造となっており、基本的にガスの供給を停止することはありません。し 〒619-0216  ・JR「奈良」駅、近鉄「近鉄奈良」駅バス停より乗車 約20分 くにみだい たがって、この中圧ガス導管を通じてコージェネレーションシステムなどにガス 商用電力 京都府木津川市州見台 8丁目2番地4 「州見台8丁目北」バス停下車 徒歩 約3分 を供給することで、信頼性の高いエネルギー供給システムを構築しました。 TEL 0774-75-1815 FAX 0774-75-1785 ・JR「木津」駅バス停より乗車 約15分 ・近鉄「高の原」駅バス停より乗車 約15分 18 19