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【導入事例】3Dプリンター

製品カタログ

実例をご紹介します

株式会社イデオモータロボティクス様の導入事例
・導入の経緯
・導入の決め手
・導入の成果
・今後の展望

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 3Dソリューションのスペシャルサイトのご紹介です。
 3Dプリンターのラインアップや、キヤノンマーケティングジャパンの
 3Dソリューションの詳細や活用事例など、ご案内しております。
 是非一度ご覧いただければ幸いです。
 http://canon.jp/3dp-sp
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このカタログについて

ドキュメント名 【導入事例】3Dプリンター
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 715.3Kb
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登録カテゴリ
取り扱い企業 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログ(【導入事例】3Dプリンター)の内容


Page 1:マルチコプターなどに高性能カメラを搭載する部品を3Dプリンターにより内製化Client Profileソリュ ー ション の あ ら す じ 映像クリエイターを主要顧客とする株式会社イデオモータロボティクスは、マルチコプターを用いた低空からの撮影をはじめ「移動しながら安定した映像を撮影する技術」を提供している。高性能カメラを移動体に装着するマウント(部品)などを設計することがしばしばあるが、その製作を従来は海外の業者に依頼していた。これを内製化させ、製作期間・コストを飛躍的に圧縮したのが、2016年9月に導入したプロフェッショナル3Dプリンター「ProJet MJP 2500」である。株式会社イデオモータロボティクス本社所在地:東京都府中市創業:2012年5月キヤノンマーケティングジャパン株式会社ソリューションリポート事業内容 マルチコプター関連機材、空撮用関連機材、電子通信機器の輸入・製造・販売など3Dプリンター導入でオーダーメイドパーツを内製化製作期間とコストを圧縮しつつサービス拡充へ01株式会社イデオモータロボティクス 様 導入事例・試作品の原型作りや修正などのコストが高くついていた・製作を海外の業者に依頼していたため、納期が2∼3週間先だった・内製もビス留めや溶接など簡易的な対応しかできなかった・試作品の内製化により低コストで製作可能に・内製化により海外からの配送期間が不要に・設計データに忠実なパーツを製作可能に課題 効果●お求めは信用のある当社で製品に関する情報はこちらでご確認いただけます。〒108-8011 東京都港区港南2-16-6canon.jp/solutioncanon.jp/solution-case2016年6月現在キヤノン ビジネスソリューションホームページキヤノン 導入事例一覧●Canon、Canonロゴはキヤノン株式会社の登録商標です。●本紙に記載されている会社名、商品名は、一般に各社の登録商標または商標です。●記載の内容は2016年12月現在のものです。●弊社の都合により予告なく変更させていただく場合がありますのでご了承ください。 2016年12月現在導入ソリューションプロフェッショナル3Dプリンター「ProJet MJP 2500」紫外線硬化樹脂を非常に薄いレイヤー状にしてプリント。各レイヤーに紫外線を当てて固め、上部に積層していきます。またパーツを造形しながら、支えとなるワックスも同時にプリントします。製造はもちろん、建設、医療、教育など幅広い領域で活用できる1台です。3次元CADソフトウェア「SOLIDWORKS」直感的な操作で製品設計を行うことができ、コミュニケーション機能を用いて伝達・管理できるソフトウェア。製品開発時間の短縮、製造コストの削減、製品品質および信頼性の向上に貢献します。0.032295 × 211 × 1421120 × 740 × 1070 mm211 ㎏積層ピッチ(mm)の精度最大造形範囲(mm)本体寸法(幅 × 奥行 × 高さ)本体の重さ商品ラインナップ商品名パーツ材の種類プリント方式積層ピッチ(mm)の精度本体寸法(幅 × 奥行 × 高さ)本体の重さ最大造形範囲(mm)特徴ProJet MJP 5500X複数のマテリアルマルチジェット・プリント方式0.025 / 0.016 / 0.0131700 × 900 × 1650 mm934 ㎏518 × 381 × 300ゴムライクやクリア素材等を複合で造形が可能ProJet MJP 3600複数のマテリアルマルチジェット・プリント方式0.032 / 0.029 / 0.016749 × 1194 × 1511 mm299 kg0.032 : 298 × 183 × 2030.029 : 203 × 178 × 2030.016 : 203 × 178 × 203複雑な形状でも超微細造形でも高精度を実現ProJet 660 Pro石膏パウダー(カラー)カラージェット・プリント方式0.11880 × 740 × 1450 mm340 ㎏254 × 381 × 203最大600万色の高品質モデルで、静音、安全、無臭グループ

Page 2: 試作・開発のスピードアップについては期待した通りの効果が得られた。今後は部品の製作を通じてノウハウを積み上げ、自社ブランドの製品を手がけたいと井出社長は考えている。 「これからも多様なニーズに即した製品を作る上で、ふさわしい機器を提供してくれるベンダーとしてキヤノンに期待しています」。 3Dプリンターを手にしたことで、想像もしなかった未来が広がる手応えを得た井出社長。次々と新しいアイディアが沸いているという。キヤノンは、そのチャレンジを全力で支え続ける。導入の決め手【 導 入 の 経 緯 】米国で見た3Dプリンターに可能性を感じ国の補助金を得て導入を決意P h a s e - 01P h a s e - 02【 導 入 の 成 果 】狙い通りのコスト削減と期間短縮想定以上のサービス展開もP h a s e - 03 機種を選ぶ際、井出社長がこだわったのは造形の精度だった。「実際に設計データを使い、何社かの3Dプリンターを試しました。するとカタログスペックだけでは見えてこない差異が明らかとなり、自ずと機種は絞られたのです」。 そうして選ばれたのが、当時発売間近だった「ProJet MJP 2500」だ。「平面も角もしっかり出るし、材料に す が入ってしまうこともない。」と、井出社長は語る。なお同機種を薦める販売会社は他にもあったのだが、キヤノンを選んだ理由は「営業スタンスの違い」だったという。 「きっかけはWeb検索で最初にキヤノンがリストされたこと(※)。それから営業担当の方が、私の要望を汲み取って社内に掛け合い、周辺機器も含めたソリューション提案を提案してくださったのです。これは今後長くお付き合いできるなと」。  Moving Picture をテーマに掲げ、空中や水上を移動しながら高品質な映像を撮影するためのソリューションを提供する同社。例えば米国製のマルチコプターを日本の規格に合わせ、顧客の用途に応じてカメラの取り付け用器具などを製作している。「そんななか米国のパートナー企業から3Dプリンターを見せてもらったことがあり、これがあれば試作のスピード感が変わるなと驚きました。」と、代表取締役の井出大介氏は振り返る。 それまで試作品の製作は海外の業者に依頼しており、手元に届くまで2 ∼ 3週間を要した。しかも品質が安定せず、やり直しになることも多々あったという。3Dプリンターがあればこの悩みが解消され、運送コストも不要となる。 「実際に導入するきっかけは、国の『ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金』でした。3Dプリンター導入により試作工程を短縮化して部品を内製化する事業が採択され、購入できることとなったのです」。代表取締役井出 大介 氏【 今 後 の 展 望 】ノウハウを積み上げた先に見据えるのは自社ブランド製品P h a s e - 040302【 導 入 の 決 め 手 】試し刷りで造形精度の差が明らかに組織をあげての対応力にも好感触・設 計データに忠実な表現を可能とする造形精度・レスポンスよく親身に対応するサービス体制「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」申請のため見積もりをご依頼いただいて以来、頻繁に伺っております。今後も3Dプリンターの製品情報をお伝えするだけでなく、用途や戦略に応じて包括的なソリューションをご提案させていただきます。キヤノンシステムアンドサポート株式会社東京営業本部 齋藤 司 氏3Dプリンター単体でなく包括的なソリューション提案をキヤノンマーケテイングジャパン株式会社3Dソリューション企画部 貞本 幸宏 氏3Dプリンター導入に際して、私たちは3次元CADソフトウェア「SOLIDWORKS」もご提案しました。パートナー企業でもある米Freefly Systems社も使用されているため、互換性あるデータでやり取りしながら、よりスピーディーに商品開発を進めることができるということです。包括的なソリューション提案をさせていただき、それを受け入れていただけたことを非常にありがたく感じています。CANONMARKETINGJAPAN sC O M M E N T貞本 氏 齋藤 氏オリジナル(右)と3Dプリンターで製作した代替パーツ(左) 同社の手掛ける部品は多くて数十個。特定の用途に応じて1個限り生産する一品限りのオーダーメイドパーツも少なくない。「型を起こさず思い通りに、しかも低コストで製品を作ることができる3Dプリンターは、非常に有益なツールです。」と、井出社長。内製化により狙い通り製作コスト削減と期間短縮を果たし、顧客の要望に柔軟に対応できる体制となった。「明日中に補修部品が欲しい」といった状況でも即日出荷できるなど、アフターサービスの充実にもつながっていると井出社長は語る。さらに想定外の用途も。 「お客様の要望で撮影時に使うオブジェ、たとえば生物の模型などをお作りすることもあります。今後はそうした用途のプリンティングサービスも増えてきそうです」。※ http://canon.jp/3dp-sp