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BST-R Series

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このカタログについて

ドキュメント名 BST-R Series
ドキュメント種別 製品カタログ
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このカタログ(BST-R Series)の内容


Page 1:DC-DCBST-R Series1DC-DC Converter BDD20100712DC-DC0.7V 2.0V 、 85°CW=13.4 L=33.0 mmDOSA1%88%ON/OFF−40°C 85°C( )RoHSパッケージ SMD1ModelsBST-R SeriesInput VVdcOutput VVdcOutput IAOutput ADJVdcリップルノイズNoisemVpp(typ.)Efficiency%(typ.)BST12R-0.7S25PDM 8.0 14.0 1.8 0 25.0 0.7 2.0 30 881 ( ) Vo=0.7V2 リップルノイズ3 リップルノイズ 20 F 200 FBW=20MHz4211.8V0.7 2.0V0.7V 1% typ.0.2% typ. 11.5% typ. 0 100%0.01%/°C typ. −40°C 50°C・ 1 20MHz88% typ. 25A 11600 F max.105%ON/OFF 8pin ON/OFF 4pin GND ON OFF−40°C 85°C−40°C 85°C20 95%R.H. 35°C30°C/60% R.H.5 10Hz 10mm 10 55Hz 2G 3 120G 3 3 11 5ms7.0g typ.W=13.4 typ. L=33.0 typ. H=9.9 max. mm記載内容は、改良その他により予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

Page 2:DC-DCBST-R Series2DC-DC Converter BDD201007121. 適用範囲本仕様書は直流入力、非絶縁型 DC/DC コンバータ BST12R-0.7S25PDM シリーズ に適用致します。2. 形名・定格形名 定格入力電圧 定格出力 形状 備考BST12R-0.7S25PDM DC12.0V 1.8V, 25.0A SMD本仕様書中で条件に記載のない場合、入力は定格入力、出力は定格出力、周囲温度は 25°C±5°C と致します。3. 環境条件3-1 温度範囲動作時 −40°C~ 85°C(ディレーティング要)保存時 −40°C~ 85°C3-2 湿度範囲動作時 20~95%R.H.(ただし、最高湿球温度 35°C、結露なきこと)保存時 20~95%R.H.(ただし、最高湿球温度 35°C、結露なきこと)注)実装前の保管時は 30°C/60%R.H.以内で保管して下さい。4. 仕様・規格本製品は RoHS 指令対応品です。4-1 入力特性項目 仕様・規格 条件入力電圧 8.0~14.0V(定格 12.0V)入力電流 4.2A typ. 定格入力、定格出力時

Page 3:DC-DCBST-R Series3DC-DC Converter BDD201007124-2 出力特性・付属機能項目 仕様・規格 条件定格出力電圧 1.8V 外付け抵抗による出力電圧設定精度 0.7V±1% typ. ±1.5% max. 出荷時設定出力電圧可変範囲 0.7~2.0V 外付け抵抗による出力電流 0~25A ディレーティング要入力変動 0.2% typ. (1.0% max.) 入力 8~14V の変動に対して負荷変動 1.5% typ. (2.5% max.) 負荷 0~25A の変動に対して温度変動 ±0.01%/°C typ. -40~+50℃の変動に対して効率 88% typ. 定格入力、定格出力時リップル・ノイズ 30mVp-p typ. 100mVp-p max. BW=20MHz、外付けコンデンサ両端にて過電流保護回路 105%以上にて動作、自動復帰過電圧保護回路 なし低入力電圧保護機能 あり起動開始電圧:7.2V typ.起動停止電圧:6.85V typ.ON/OFF 制御 ON/OFF 端子 – GND 端子間オープンで ONショート or Low で OFF最大出力負荷容量 1600μF max.※1 4-3 項の測定回路において※2 断り無き場合、入力電圧 12.0V、出力電圧 1.8V、出力電流 25A、周囲温度 25°C±5°C にて測定。4-3 測定回路Vin C1ON/OFF Vin VoutTrimLoadBST12R-0.7S25PDMGNDSWOpen =OnShort=OffR1:出力電圧設定抵抗 SenseC2R1VAVオシロスコ-プ(OSC)オシロスコープ(リップル・ノイズの測定)C3R1同軸ケーブル:50Ω 1.5mR2:51ΩC3:0.1μFC1 : 10μF×2(積層セラミックコンデンサ)C2 : 100μF×2(積層セラミックコンデンサ)184675A※1、※2

Page 4:DC-DCBST-R Series4DC-DC Converter BDD201007125. 温度ディレーティング絶対最大定格を超えての使用は避けて下さい。本製品は対流の良好な場所に設置して下さい。使用する環境に合わせたディレーティングを行って下さい。周囲温度及び入力電圧によってディレーティングを行って下さい。コンバータの温度は、搭載される基板や周囲の状態により大きく左右されます。この為、最終的にはコンバータを実際搭載される装置内に搭載して頂き、ご利用頂く機器での最高周囲温度にて動作させた場合に、コンバータの測定ポイント×の温度が絶対最大定格(120℃ max.)を超えてはなりません。十分なマージン(×の推奨温度:105℃ max.)をもってご使用下さい。<放熱パターン条件> <測定ポイント>・ 基板材質 FR-4 t=1.6(両面基板)・ 基板サイズ 100×100mm(銅箔厚 35μm)<使用部品温度条件>・ コンバータの測定ポイント×の温度:120℃ max.(絶対最大定格)01020300 10 20 30 40 50 60 70 80周囲温度[℃]出力電流[A]Vin=12VVout=1.8V0m/s1m/s2m/s×BST12R0.7S25

Page 5:DC-DCBST-R Series5DC-DC Converter BDD201007126. 外形寸法及び端子説明6-1 形状・寸法33.0±0.513.4±0.54.834.834.837.872.84±0.329.910.9210.281.579.9 max.2.01.6±0.5(Top View)(Bottom View)社名表示Lot.No.形名略号基板管理記号表示1ピン表示(Side View)単位:mm指定無き寸法公差±0.25Pin Function145678 ON/OFF Sense VoutTrim Vinピン番号および機能GND14 5 6 78(1.21)(1.905)BST12R0.7S256-2 推奨フットプリント寸法7.874.83×329.90.6410.283.82.5GND VoutTrim Sense VinON/OFF(Top View)単位:mm注1 上記寸法は推奨値です。設計時にはお客様の設計基準を考慮の上、設計して下さい。

Page 6:DC-DCBST-R Series6DC-DC Converter BDD201007126-3 端子説明Pin Name Function1 Vin 電源入力端子4 GND グラウンド端子5 Vout コンバータ出力端子6 Trim 出力電圧設定端子7 Sense リモート・センシング端子8 ON/OFF リモート ON/OFF 制御入力端子6-4 ロット表示0 10 D 2製造管理密番(無表示の場合もあり。)製造月(1~9月=1~9、10月=O、11月=N、12月=D)製造年(西暦末尾1桁)(2010年 1月製造)(2010年12月製造)

Page 7:DC-DCBST-R Series7DC-DC Converter BDD201007127. 使用方法7-1 標準接続回路Vin C1ON/OFF Vin VoutTrimLoadBST12R-0.7S25PDMGNDSWOpen =OnShort=OffR1:出力電圧設定抵抗 SenseC2R1C1 : 10μF×2(積層セラミックコンデンサ ,3216サイズ ,X7R特性)C2 : 100μF×2(積層セラミックコンデンサ)184675注1 ON/OFF 制御を行わない場合は、ON/OFF 端子をオ-プンとして下さい。注2 出力可変を行わない場合は、Trim 端子をオ-プンとして下さい。Trim 端子は、基板上コンバータのすぐそばで接続して下さい。注3 Sense 端子は、基板上コンバータのすぐそばで必ず接続して下さい。注4 入力電源のインピーダンスによって、コンバータの動作が不安定になる場合は、入力電源に L-Cフィルターを構成してください。7-2 入力フィルター入力電源の供給元からコンバータまでのインピーダンスによっては、コンバータの動作が不安定になることがあります。その場合は、下記図のように L-C フィルターを構成してください。供給元から L-C フィルターまでのラインインピーダンスは、低くなるようにして下さい。入力電源の供給元から L-C フィルターまでの配線距離が長い場合は、ラインインピーダンスが高くなることがあります。その場合は、L-C フィルターの前段にコンデンサ(2000uF 程度)を挿入して下さい。Vin C1 Vin VoutTrimLoadBST12R-0.7S25PDMGND SenseC2R114675L1ラインインピーダンスON/OFFSW8L1 : 0.22μHC1 : 10μF×2(積層セラミックコンデンサ ,3216サイズ ,X7R特性)コンデンサ(ラインインピーダンス対策)L-Cフィルター

Page 8:DC-DCBST-R Series8DC-DC Converter BDD201007127-3 ON/OFF 制御方法ON/OFF コントロール機能を使用する事により入力を投入、切断せずに出力電圧を ON/OFF 制御することができます。ON/OFF コントロール制御を行わない場合は ON/OFF 端子はオープンとして下さい。ON/OFF 端子(8 ピン)と GND 端子(4 ピン)間オープンで ONON/OFF 端子(8 ピン)と GND 端子(4 ピン)間ショート or Low で OFF (0.9V 以下、0.2mA max.)7-4 出力電圧可変方法出力電圧を可変せず 0.7V で御使用の場合は、Trim 端子(6Pin)はオ-プンとして下さい。Trim 端子(6Pin) -GND 端子(4Pin)間に抵抗を接続することにより、出力電圧を 0.7~2.0V の範囲で可変することができます。出力電圧可変機能を御使用になる場合、Trim 端子の配線はなるべく引き回さないように御使用下さい。この端子にノイズがのると誤動作の原因となることがあります。外部抵抗の算出には、下記の式を参照下さい。外部抵抗を算出した後、出力電圧の実機での確認および抵抗値の調整を行って下さい。7-5 リモート・センシング機能センシング機能を使用することにより、基板上にて良好な負荷変動特性を得る事ができます。必ず+Vout端子(5Pin)と+Sense 端子(7Pin)を基板上(なるべく端子のすぐそば)にて接続して頂きますようお願いします。7-6 低入力電圧保護機能入力電圧低下時の誤作動防止の為、低入力電圧保護機能(UVLO)を備えています。入力電圧が 7.2V typ.以上になると、スイッチング動作を開始できる状態となり、入力電圧が 6.85V typ.以下になると、スイッチング動作を停止します。7-7 出力過電流保護機能過電流保護回路は定格の 105%以上にて動作します。過電流状態が解消されるとコンバータは通常の定電圧動作に戻ります。過電流状態や、負荷短絡状態を長時間保持することは、コンバータの内部素子が熱破壊する原因となりますので、避けてください。温度測定点(IC ケース上面)は 100℃を超えてはいけません。本コンバータの過電流保護回路はヒカップ方式です。そのため、出力に大きな容量のコンデンサを負荷すると出力が正常に起動しない事がありますのでご注意下さい。< Rtrim の計算式 > - 21)(331RRVfVfVoutRRRVfRtrimここで、Vout=設定したい出力電圧[V],R1=3.9kΩ,R2=820Ω,R3=23.5kΩ,Vf=0.6V VoutTrimGNDRtrimR2R1Vf R3 < Rtrim の代表例 >出力電圧設定Vout[V] Rtrim[Ω ] 0.7 Open 1.2 3856.02 1.8 1306.45 2.0 979.41

Page 9:DC-DCBST-R Series9DC-DC Converter BDD201007128. 入力電源の逆接続防止方法(例)本製品は、誤って入力の極性を逆に接続しますと破損します。逆接続の恐れがある場合は、下記の図のように保護回路を付加して下さい。下記の図はヒューズとダイオードを用いた例です。5 VoutLoadC214 VinC1D1 VinFUSEBST12R-0.7S25PDMシリーズGND7 Sense9. 過電圧保護回路(例)本製品には、過電圧保護機能が内蔵されておりません。本製品内部のスイッチ素子がショートモードで破損した場合は、DC 入力電圧がそのまま出力に現れますので、過電圧モードの破損に備えて下記の図のような入力遮断回路を付加して下さい。5 VoutLoadC214 VinC1SCR VinFUSEBST12R-0.7S25PDMシリーズGND7 Sense過電圧検出回路注5 過電圧モードで破損の場合には ON/OFF 制御は動作いたしません。注6 供給電源側に ON/OFF 機能がある場合はこれを使用することができます。注7 供給側の DC 電源はヒューズを溶断できる容量を持たせて下さい。

Page 10:DC-DCBST-R Series10DC-DC Converter BDD2010071210. 実装条件ハンダ付け温度及び時間、実装前の保管は下記の条件で行って下さい。リフロー法 プリヒート温度: 150~180°C, 120s max.(下図参照のこと) ピーク温度: 250°C max.220°C 以上 60s max. リフロー回数: 1 回リフロー時は振動を与えないようにお願いします。コンバータを構成する部品が移動する場合がございます。コンバータを基板搭載後に、搭載された基板を裏返しての再リフローはできません。本製品は、フローでの実装はできません。180°C150°C60~120s 60s max.220°CPeak 250°C max.時間温度10-1 実装前の保管について本製品の湿度管理レベルは MSL3 です。実装前の保管に関しましては、ドライパックを開けた場合 30°C/60%R.H.以下にて保管して頂きますようお願いします。また、ドライパックの状態で 1 年、ドライパックを開いて 30°C/60% R.H.にて 168 時間を越えた場合は、リフロー前にベーキング(125℃±5℃、24h)が必要になります。実装後は、保存条件によります。11. 振動・衝撃試験振動: 5~10Hz 全振幅 10mm、10~55Hz 加速度 2G(3 方向各 1 時間)衝撃: 加速度 20G(3 方向各 3 回)衝撃時間 11±5ms12. 洗浄について本製品の丸洗い洗浄はできません。 本製品は、無洗浄フラックスを推奨いたします。

Page 11:DC-DCBST-R Series11DC-DC Converter BDD2010071213. ご使用上の注意事項本製品を御使用の際にはお客様の安全を確保する為に仕様をご覧になり、下記の注意事項を必ず守って御使用下さい。 本製品は一般電子機器(事務機、通信機器、測定機器)に使用される事を意図としております。本製品の破損が直接人命・財産に影響を与える恐れの有る医療機器、原子力機器、列車などには使用しないで下さい。一般電子機器以外に使用される場合は弊社までご確認下さい。 本製品は直列・並列運転はできません。 本製品の実装には、コネクタ、ソケットを使用しないで下さい。接触抵抗の影響で性能を満足できない場合があります。プリント基板への実装はハンダ付けにて実施下さい。 本製品には過電流保護回路が内蔵されておりますが、長時間の短絡は故障の原因になりますので避けて下さい。 本製品を規格外の電気的条件や、温度等の環境条件等で使用した場合には破損する事があります。必ず規格内で使用して下さい。 本製品は、腐食性ガスが発生する場所や塵埃の影響を受ける場所での使用は避けて下さい。 静電気により破損する恐れがあります。作業者に帯電した静電気は接地放電させる等、静電対策された環境で作業して下さい。 本製品はヒューズを内蔵しておりません。アブノーマル時、入力に過大電流が流れたときの保護として 入力ラインにヒューズを接続して下さい。供給電源はヒューズを切断できる容量を持たせて下さい。 本製品は過電圧保護を内蔵しておりません。モジュール内の異常で過電圧が発生した場合、入力電圧がそのまま出力に現れるモードがあり、発煙、発火の原因になります。これらを防止するため必ず過電圧保護回路を付加して下さい。 本製品には試験成績書は添付されません。14. 保証本製品の保証期間は 1 年間となっております。保証期間中に弊社の設計、製造上の要因で不具合が生じた場合には無償にて修理、又は良品と交換させて頂きます。ただし、内部の改造等をされた場合には保証することができません。また本製品の保証範囲は当該製品の範囲となります。